蒼井真理
Number編集部@numberweb
中澤佑二は速度勝負になぜ勝てるか。ハイライン守備で光る「コンマ何秒」。
#Jリーグ #jleague #fmarinos #中澤佑二
http://number.bunshun.jp/articles/-/830342
「そこは0コンマ何秒の世界だと思う。ボールが出そうだったら相手より半歩早く走ればいいし、半歩前に出ればいい。そういう足の速さって陸上競技のような『よーいドン』ではないので。可能な限りフライングじゃないが、先読みして早くスタートを切れればそれに越したことはない」中澤佑二
「ラインは下げなくていいと監督にハッキリ言われているんで、やるほうとしたらやりやすい。『良いボールが出てキレイにウラ取られたらしょうがない』ぐらいの気持ち。4バックがしっかりとそろって真ん中を絞っておけば、真ん中をやられる事はほぼないと思っている」中澤佑二
「まずは監督が言うことに対して全力で取り組むしかない。(ハイラインは)確かに怖い部分もあるし、今までやってきた事とは違う。たとえ無意識の状態でも、今のやり方が自然とできるように頭と体をしっかり合わせていくしかないし、そこまでやらないといけない」中澤佑二
「このサッカーは走らないとできない。40歳になっても走れるなというのはありますよ。毎日、全力で練習して、試合ではできること、やれることを100%やる。それしかないと僕は思っていますけどね」中澤佑二
――目新しい言葉はなくとも含蓄ある言葉、改めて中澤佑二の今季と新たなスタイルに取り組む覚悟が読み取れる良記事。「よーいドンじゃない」「無意識の状態でも、今のやり方が自然とできるように」中澤さんの優れた部分や、スタイル習熟のため大事なキーワードもチラホラと
中澤佑二と「よーいドン」2016年5月8日、リーグ連続100試合フル出場を達成するホーム甲府戦前の tweetより
pic.twitter.com中澤佑二と「よーいドン」2016年5月8日、リーグ連続100試合フル出場を達成するホーム甲府戦前の tweetより pic.twitter.com/6301a755e8
— 蒼井真理 (@aoi_mari) March 30, 2018
中澤佑二は昨日の全体練習後も、フィジコのグレッグとマンツーマンで「追いかけっこ」に似たダッシュ、相手の動きに合わせたキュキュットした動き出し動き直しとかクイックネス系のフィジカルトレーニングで自分を追い込んでいた。始める前にはグレッグとしっかり話し込んで。終わったら肩を叩き合い
「よーいドン」にしないため、培った予測判断も生かすし、ボスの求める新しいスタイルへの習熟理解も深める(部分的には長い年月を掛けて構築した中澤システムの放棄である)が、単純に「追っかけっこ」のフィジカル部分も妥協しない。中澤佑二は一切妥協しない。やっぱこのお方は鬼ですよ鬼
「無意識の状態でも、今のやり方が自然とできるように頭と体をしっかり合わせていく」この “無意識でも” は少し下書き進めてる連投テーマの頭の部分のキーワード。…練習で意識してやんないと、試合での “無意識” は狙ったように機能しない。脳はショートカット大好きなサボリ魔