横濱戦術四天王(仮)~マリノスの戦術を読み解く〜

横浜が誇る戦術四天王による、横浜F・マリノスについてのつぶやきをまとめます。 ちなみに、あと2人がみつかりません。

★新春★【この2シーズンはホント「前任者たちが、あるいはクラブそのものが先送りにしてきた仕事」がメインタスクになってた感すらあるので。エリクは辛抱強くやってくれたんじゃないかと by 蒼井真理】 about 2016シーズンのリーグ戦総括

aoi_mari.png蒼井真理



――昨年11月に下書きしたまま放置していた『2016シーズンのリーグ戦総括』を、やっつけで加筆・修正し連投する。目新しい事は書いてないし、備忘録以上の価値はない


■基礎的なデータ
13勝12分9敗 得53失38+15 勝点51 10位

12引分けは磐田と並びリーグ最多タイ
9敗はリーグ4位(最少は浦和と川崎の6敗)

53得点はリーグ6位
38失点はリーグ5位
得失点差+15はリーグ5位

■1stステージ 6勝4分7敗 得21失19+2 勝点22 10位
・先制できた試合○○○△○○
・先制された試合●△○●●●●●△●
・スコアレス試合△

先制した試合は5勝1分0敗。先制は6試合のみ
8?12節 1分4敗の絶不調

■2ndステージ 7勝8分2敗 得32失19+13 勝点29 7位
・先制できた試合○○△○○○○△
・先制された試合○△△●△●△△
・スコアレス試合△

先制した試合は6勝2分0敗。先制は8試合
開幕3連勝、8節までは4勝4分で無敗
A広島、H鹿島は先制され逆転も追い付かれ△

■通年
・先制できた試合 11勝3分0敗
・先制された試合 2勝7分9敗
・スコアレス試合 2分

先制した試合は14戦無敗。しかし先制された試合は18試合と多く、逆転勝利は2試合のみ

【単純な勝敗データからの総括】

・奪ってから縦に早く相手の守備が整い切らない間に攻め崩すエリク横浜のスタイルからも「先制すれば強いし、先制され守備を固められると厳しい」まあこれはマリノス積年の課題であるし、先制点が大きな影響を持つのはどのチームも同じなのだが
・先制できる試合を増やしたい
天皇杯の吹田戦、鹿島戦も然り
・自分たちのペースで試合を進められている
・自分たちの時間帯に先制したい
・そうやって自分たちで試合を動かし
・自分たちでコントロールできる試合を増やしたい
・まあ結局、決定力とかリアリズムの話になるけど
・ただ決定力の問題だけでなく
・鹿島戦に見えた自陣から繋ぐ際のリスク
・ビビるのではなく、リスク管理
・100%のパス回しをやっている訳ではない
・常に10%は「引っ掛かる」リスクを考え
・DF陣と落ちてビルドに絡むボランチ
・ポジションを取らなければならない
・常にアラートで
・あと先制するためには
・セットプレイも非常に重要になる
・仮に俊輔とファビオがチームを去っても
・セットプレイからの得点率を
・何とか高い水準に保ちたい
・2016は中町がチートだったしなあ…

■2016シーズンの得点

セットプレイ直接 2得点
セットプレイから 15得点
PK        2得点

流れの中から   34得点

・セットプレイ得点率32% 17得点はJ1最多

■直近5シーズンの比較

2016 勝点51 10位 13勝12分9敗 得53失38+15
2015 勝点55 7位 15勝10分9敗 得45失32+13
2014 勝点51 7位 14勝9分11敗 得37失29+8
2013 勝点62 2位 18勝8分 8敗 得49失31+18
2012 勝点53 4位 13勝14分7敗 得44失33+11

より巨視的に

エリク2年目に対し最も大きな批判の論調は「直近の5シーズンで最低の順位」順位表の2枚目である――エリク1、2年目を樋口1、2年目と比較してみよう。樋口1、2年目の2012、13シーズンは「4位⇒2位」対するエリクは「7位⇒10位」これは確かに話になりませんなあ!

――でも私は『そういう見方をしない』単純な順位、その数値には正直『意味がない』大事なのは「勝点と得失点」そして順位そのものでなく「優勝争い・中位・残留争い、どのグループに属し(終盤を迎え)たか」つまり他チームとの勝点差――であると

樋口1年目の2012年(4位)と、エリク1年目の2015年(7位)。順位は樋口1年目が優れているが――勝点も得点も失点も、何れもエリク1年目の方が数値が良い。樋口3年目の2014年(7位)を引き継いでの、エリク1年目の2015年という見方をしても、これも勝点と得点は伸ばしている

――昨今のレギュレーション(CS、ACL、降格、賞金)および中位グループが混戦になるJ1リーグにおいて、最後が4位も10位も変わりない。サポータの興味を維持する観点からは「リーグラスト5試合を迎えた段階で、首位と勝点5差以内にあるか」優勝の芽を残せているか――それが大事

例えば今季のマリノスも、リーグ残り3試合の段階で僅かながら4位の可能性はあった。しかし優勝とプレイオフ進出の可能性は潰えていた=賞金獲得も無い。ACLの可能性も他力であるし4位で出場は確約ではない――早々に、消化試合となった。コレがダメなのだ

…ファン・サポータの興味や情熱を繋げるという意味でもそうだし、選手たちにとっても緊張感、重圧のある試合とそうでない試合、得られる経験値が違ってくる

例えば2。リーグ残り3試合で首位と勝点差4の3位。そこから連敗しての5位フィニッシュ。同じく首位と勝点差12の8位、連勝して上位崩れ4位フィニッシュ。最後までファンの興味を引き付け、優勝争いという得難い経験値が得られ価値が高いシーズンは前者――最後の順位に然程大きな意味はない

無論「1位と2位」「3位と4位」「15位と16位」の間には、勝点差1、得失点差でも妥協を許さず追及せねばならない明確な「結果に差がある」しかし、4位?11位では勝点±3?5ポイントは「誤差の範疇」だ。1つ2つのスーパーゴールやビッグセーブ、誤審でひっくり返る

2012樋口1年目は勝点53で4位だが、勝点49なら8位だった。優勝した広島は勝点64でその差は11あり、優勝争いはできてない。2014樋口3年目は勝点51の7位、エリク横浜2年目と同値。最大の課題であった得点はエリク就任後『1年に8点ずつ増えている(2014年比+16)』

――斯様に、順位表の数字など見る者が「好意的か批判的か」でどのようにも取れるもの。まして「順位」は、リーグでの成果、その中身を表現した数値、チームの成長曲線や進捗具合を測れる数値ではない。まだ勝点や得失点に着目して他シーズンと比較した方が、多少なりとも実像に近い

もう1つエリクを擁護する視点を示すなら、2012年から3シーズン続いた樋口体制の中心メンバ、ほぼそのままエリクに引き継がれ大きくレギュラ・準レギュラの陣容は変化していない。「樋口マリノスに+3歳加齢して」エリク横浜はスタートしている――あたり前だが、選手も歳をとる

そして主軸と脇を固めるメンバは20代後半(今は30歳前後)から30代半ば過ぎの中堅・ベテランがほとんど。3年間で劣化はあってもそれを埋める成長は少ない。そんな中でマルキやドゥトラが去り、アデミウソンが来ては去り、今季は俊輔が大きく稼働率を減らした――

「…マリノスはベテランをこれだけ使っているのであれば、優勝しなければダメだと思う。世代交代は遅れている訳ですから。厳しい言い方になるかもしれないが、優勝しなければ何も残らない」瓦斯&川崎担当記者 優勝争いを演じた2013年8月

「…今のマリノスは11人の個性がハマっている奇跡的なチーム。ただベテランが多いので何年も今のチームを保つのは難しい。優勝するとすれば今しかないとは思う」浦和担当記者 優勝争いを演じた2013年8月

――2013年にリーグ優勝し、翌年から段階的に世代交代を進められていれば誰も傷つかなかった(俊輔や中澤が出場時間を減らす事を受け入れたか、樋口さんにソレが出来たかと言えば懐疑的だが…)

だがあと一歩届かなかった「俊輔と優勝したい」その言葉だけが怨念のように残り、私たちを縛った

2015年、エリクはクラブの「継続路線」を尊重しドラスティックな改革は行わなかった。喜田と三門が出場時間を伸ばしたくらい。俊輔についても一度緩やかなパージを試みたが「あの夏の終わり、霧雨の浦和戦」で、特別な存在である事を認め、その後はボランチ起用する事もなかった

そして2016年、ようやく現場レベルでの世代交代が着手された。それも急激なものでなく、少しずつカップ戦や主力の負傷離脱を利用してのもので性急さは無かった。実際問題、現時点で20代前半選手の経験値と実効性は公式戦での信頼に値するものでなかった

――ここまで先送りにしてきたから

「エリクが若手を育てた訳ではない。彼はただピッチに送り出しただけだ」

そう、「ただそれだけの事」を岡田武史も以降の歴代監督たちも誰もできなかった。あの木村浩吉でさえ、2年目は成績が振るわなくなるとジローや河合らベテランに依存した

エリクは短期・中期・長期視点におけるリソースの割り振りも、凄く中庸派でバランス型

【短期】目先のゲームでの勝利、勝点効率。最適化
【中期】チームスタイルや戦術的柔軟性の確立
【長期】1、2年先も考え「必要な選手」の起用と育成

エリクの監督としての特徴・強みは間違いなく【長期】先を考え「必要な選手」の起用と育成にあるが、そこにリソースを全振りはしない

【短期】目先のゲームでの勝利も大事に考える(そうしないとクビが飛ぶ)から、俊輔もレギュラ起用し続けたし一定の自由も保証した。謎の得点力を発揮する中町も

「エリクが若手を育てた訳ではない。中堅ベテランが勝手に怪我して出場時間を減らしただけ」

俊輔も勇蔵もそして伊藤翔でさえ今季終盤は肝心なところでピッチに立てず自ら若手に席を譲った。樋口時代の中軸が少しずつ離脱率を高めているのは特に不思議な事ではない

――先送りにしてきたから

◆2シーズンを見ての、凄くざっくりしたエリク評

・樋口さんと同じ「中庸の将」
・強みは【長期】先を考え「必要な選手」の起用
・【短期】試合への準備、ゲームプラン構築や
・【中期】スタイル構築や戦術的柔軟性の確立は
・すごくオーソドックスで真っ当で普通です
・俊輔と中澤と学と中町と兵藤を使い切り
・このメンツでバランス良いチーム構成してね
・そういう仕事は、正直あんま上手くない
・"このポジションにはこういうタイプ"
・欧州基準、教科書通り。あんま融通きかない
・本来のポジション、役割でないとこで起用する
・そういう説得も巧くない
・でも若い選手を試しつつ起用する
・その「タイミング」の見極めは
・鹿島のヒゲに近い慧眼を感じる
天野純前田直輝も朴正洙も新井も
・無条件にチャンスを与えられ続けた訳ではない
・遠藤渓太も天皇杯ラスト2試合で出番なし
・でも皆が腐らずに雌伏し
・次に出た時に、成長の跡が見える

「ただ巧いからと(若い)選手を送り出しても、パフォーマンスが悪かったら次の試合に出さない、という事をやっては選手のキャリアや選手自身を潰すことになる。ある程度の土台を与え、彼らが恥じないよう、本来できる事をやれるようにしないといけない」トニーニョ・セレーゾ

「今のチームに小笠原、本山、中田、青木以上の選手がいるかといえば存在しません。若手を彼らのレベルにもっていくための指導と準備をしているわけで、少しずつやらないといけない。そのタイミングについても、ただ試合に出たい出たいと訴えている選手を試合に出しますか?」トニーニョセレーゾ

「ちゃんと準備をして"ここぞ"というところで出場させなければならない。我慢の限界に来ているタイミングで爆発してもらった方が、良いパフォーマンスを出せるし、緊張感と落ち着きが紙一重に働いた中でプレイできる」トニーニョ・セレーゾ

【中期】スタイル構築や戦術的柔軟性の確立

エリク↑この部分は「選手を使い切る、納得させ役割を全うさせる」マネジメント、柔軟にやり繰りする能力は凡庸。有する価値観、現代サッカーに求められる基準はしっかりしたモノを持っていてブレもない「常識人」適応度の高い選手を用意し与えるが吉

――まあエリクの評価は諸々、3年目の2017シーズンじゃないっスかね。この2シーズンはホント「前任者たちが、あるいはクラブそのものが先送りにしてきた仕事」がメインタスクになってた感すらあるので。エリクは辛抱強くやってくれたんじゃないかと、私は思いますが

■ゴール

齋藤学  10得点
中町公祐 6得点
伊藤翔  5得点
富樫敬真 5得点
マルティ 4得点
カイケ  4得点
中村俊輔 4得点(2PK2FK)
中澤佑二 3得点
ファビオ 3得点
兵藤慎剛 2得点

■シュート本数と決定率

齋藤学  93 10.8%
カイケ  47  8.5%
伊藤翔  46 10.9%
中町公祐 39 15.4%
マルティ 36 11.1%
富樫敬真 21 23.8%

■アシスト

齋藤学  8
中村俊輔 5
中町公祐 4
マルティ 3
カイケ  2
富樫敬真 2

■決勝ゴール

3 齋藤学
3 マルティノス
2 中町公祐
2 中澤佑二
1 栗原勇蔵
1 兵藤慎剛
1 OG(天野純

■得点と失点が同時に増えた理由の考察

◆オープン展開

・エリクの志向「縦に速く」
・俊輔(とアデミウソン)の不在
・マルティノス(と遠藤渓太)の加入
・前からの守備、自陣ビルドの未構築
⇒低いポゼッション率、高ポゼで勝てない事実

齋藤学のプレイスタイル変化

・前残り、守備をサボる、足を残す
・特に2ndステージ、終盤戦には顕著

◆2ndステージの大量得点・大勝

・アウェイ湘南3-0
・ホーム福岡 3-0
・アウェイ甲府4-0

⇒先制すればオープン展開◎特性が爆発、速攻で追加点

◆期待値を大きく上回る2人のゴール&A数
中町公祐 6ゴール 4A(過去4シーズンで4G4A)
富樫敬真 5ゴール 2A(昨季1G0A)

△前半戦のセットプレイの高い得点率
⇒シーズン通せば平均値。ただ来季は減少か(10と5)

■失点増加

・前からの守備、自陣ビルドの未構築
⇒自分たちで試合を動かせない、管理維持できない
⇒オープン展開でゲームが動く。チャンスとリスク↑

・「引いて守る耐える跳ね返す」に綻び
⇒中澤の劣化、ファビオや勇蔵、下平の離脱

・慢性的な自陣左サイド裏の破綻
齋藤学(やマルティノス)の前残り策、金井の軽さ

×GW期の「ありえない失点」「個人のミス」の連鎖
⇒これは一過性、偏り

▲38失点はリーグ5位

降格した3クラブの失点数は 58、56、66
残留争い3クラブの失点数は 50、58、49

来季10失点増えたとしても、残留は可能かな…と
まあ覚悟の話、心の準備として。5失点増くらいで抑えたい

◆『Football ZONE web』から、2016リーグ戦の「項目別データランキング」を引用
http://www.football-zone.net/archives/46141/

マリノスの攻撃面では齋藤学無双。ガチムチ中町公祐小林祐三は「良くも悪くも」
2016 J1「ゴール関与数ランキング」

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2016 J1「ドリブル数ランキング」

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2016 J1「クロス数ランキング」by Football ZONE web

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2016 J1「空中戦数ランキング」by Football ZONE web

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2016 J1「タックル数ランキング」by Football ZONE web

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2016 J1「失点誘発ミス数ランキング」by Football ZONE web

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マリノスの2016年をデータ解析で振り返る。」各種データ解析手法の詳細な解説も。https://t.co/TwcwJGD1Dg #fmarinos #横浜F・マリノス #Jリーグ #マリノス #marinosu #機械学習 pic.twitter.com/UrsAsVxCYt

— mirandora.com (@mirandora_com) 2016年12月4日



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あけましておめでとうございます。2017年も「ウソ、大げさ、紛らわしい」蒼井真理をそれとなく宜しくお願いします。おばあちゃん子の蒼井は幼少のみぎりから「この子は見てきたようにウソをつくねえ」と褒められたまのように可愛がられてきました

そもそも「批評」などというものは対象の副次的な楽しみ、読み物でしかない訳であって「解や正しさ」はそこにはありません。マリノスの、サッカーの解や正しさはスタジアムの中にあります。ピッチの選手のプレイにしかありません。極論、試合後の監督や選手コメントさえアレは副次的なソレです

つまるところ何が言いたいかとゆうと、本当にマリノスが好きならば蒼井真理がTwitterに書いてある事は、話し半分のそのまた半分の1/1000くらいに思いなさい、という事です。蒼井のつぶやきを読んでも、解や正しさは見つかりません

本当に自分にとって大切なものは、自分の目で見て、自分のアタマで考えよう♡ あとどんなに立派そうな意見や発言より、ひとつの行動のほうが8.2億倍くらい価値があります。とりあえず年チケ買いましょう。あの選手やこの選手がいなくなったら、残ってくれた選手のユニを買いましょう

2年後に日産とCFGがマリノスに愛想つかして手をひいても、それまでに常にスタンドを3万2000人が埋められるクラブになっていれば、あるいは2万7000人でもチケット単価があと600円も上がれば、マリノスは絶対に消えてなくなったり、J3に戦いの場を移したりはしません

先が読めないのは皆、同じです
だから必死に生きているんです
人を騙したり、裏切る事もあるでしょう
でも、それは善とか悪で測れるものでないと
私は思います

とりあえず先に進みましょう

仲間のプレイのマズさを指摘してそうじゃねえだろああしろこうしろと罵るより、それぞれ果たすべきプレイと責任があるのは、たぶんファン・サポータも同じです。私たちがマリノスを強くする方法、支えるやり方はホームゲームに、クラブに人とお金を落とす事です

とりあえず年チケ買いましょう