横濱戦術四天王(仮)~マリノスの戦術を読み解く〜

横浜が誇る戦術四天王による、横浜F・マリノスについてのつぶやきをまとめます。 ちなみに、あと2人がみつかりません。

【いや全然強がりでなく、アウェイ川崎戦0ー3はそんな凹んでないっスよ。昨日のマリノスはこんなもんだ。でも次のマリノスはきっとこんなもんじゃない。もっと強くなれると信じてる by 蒼井真理】 about [2017-J1-25] 横浜 0 v 3 川崎

f:id:harukazepc:20170419105933p:plain蒼井真理

2017リーグもあと10試合。
首位鹿島と勝点5差。2位マリノス勝点47。3位の川崎が勝点46。
高みに挑む資格はあるのか、積み上げた力は本物か。

問われ試される大一番アウェイ川崎戦。キックオフ1時間前に等々力に到着

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アウェイ川崎戦のスタメン

FW ウーゴ
MF 学、天野純マルティノス
MF 扇原、喜田
DF 山中亮輔、ミロシュ、中澤、松原健
GK 飯倉

SUB:杉本大地、朴正洙、金井、中町、イッペイ、前田直輝、敬真

ウーゴ先発。秘密兵器イッペイくんが公式戦初のメンバ入り

負傷離脱者は勇蔵と吉尾海夏の2名。どちらも遠からず全体練習に復帰できそうな様子で、このシーズン終盤もレギュラクラスに怪我人、長期離脱者がないのは幸い。この順位にいられる理由の1つでもあろう

扇原は累積3枚でリーチだから黄紙に気をつけて!

バックSS指定前売り4600円。ゾーン指定のSAで早めに来るのも面倒なので中央のSSで。メインも高さ変わんないし

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キックオフ1時間前のアウェイ側マリノスゴール裏。密集ギチギチ

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「川崎は攻撃面のクオリティが高く、新加入の阿部は狭いスペースで速い動きを加え、家長はコンビネーションに新たな要素をもたらした。だがスタイルは変わっていない。ポゼッションは川崎のほうが高い力を持っていると思うが、必ずしもポゼッションできたから試合に勝てる訳ではない」エリク監督

「相手にスペースを与えないようインテリジェンスを持って対応しなければいけない。背後のスペースを小林や阿部がダイアゴナルに狙ってくる。大事なのはスペースを消してコンビネーションを出させないこと。中盤3人の働きが重要で、相手に応じたポジショニングも必要になってくる」エリク監督

「ホームでの対戦は川崎に対するゲーム内容としてはパーフェクトだった。今度は前回より高いインテンシティで戦い、川崎が守備をする時間を増やしたい。だが重要なのは勝利することであり戦い方や内容そのものではない。試合は勝つためにやるものだ」エリク監督

『重要なのは勝利することであり戦い方や内容そのものではない。試合は勝つためにやるものだ』

やだ…ステキ。名将エリク!

「とにかく先に点を取られないことが大事。我慢して守りながらも、自分たちには学とマルちゃんがいてカウンタという武器があることを忘れずやりたい。強いチームと対戦して自分たちの立ち位置が分かる。優勝を意識するのはまだ早い。川崎に勝つことで大きな目標に少しずつ近づいていける」中澤佑二

「僕の予想ですけど、たぶん学が2点くらい取りますよ。学のゴールに期待してください。僕はしっかり耐えて守ります」中澤佑二

「学は期待するとあまり良い結果が出ないから、自分はあえて期待しないで期待する(苦笑)」飯倉大樹

――期待しないよ信頼してるんだ。…と言いつつもシーズン終盤の立ち位置と展開を決める大一番だからこそ絶対エースのゴールが欲しい。学は今季3点だけでいいんだ。今日の川崎戦とホーム鹿島戦、そしてタイトルを決める試合。3つの決勝ゴールだけでいい

「これから強い相手と対戦して、我慢できるかチャンスを決め切れるか、勝ち切れるか。臆せず戦えるか楽しみ。ホームで対戦した時より相手の完成度は上がっている。その川崎に対しどこまでやれるか。あとは自分が仕留めればいいだけ。ここで勝てれば、本当の意味で上位に行く資格がある」齋藤学

アウェイ川崎戦の注目ポイント

  • どんだけボール握られるのか
  • マリノスの時間帯も作れるのか
  • ホーム2ー0の時とは別モノ
  • 違和感でしかなかった家長も
  • かなりフィットしつつある
  • この川崎に勝つ事に意味がある
  • 連続無失点記録もかかるけど
  • たぶん勝利には複数得点が必要

「この先、上の順位にいられるか難しくなるのか。この一戦で決まると言ってもおかしくない試合。このゲームをモノにできればいろいろな事が、優勝争い以外のことも見えてくる相手だと思う。押し込まれるかもしれないけど、割り切って戦える。受け身になるのではなく意思統一して戦う」喜田拓也

「試合に出るチャンスをもらえたらインパクトを残したい。ただ出場するだけでなく何かやりたい。最後の5分だけでも、もらったチャンスの中で結果を残さなければ。熱いゲームになるのは間違いないので、責任を持ってプレイしたい」イッペイシノヅカ

フィールドプレイヤがアップ開始

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大一番にかけるマリノスゴール裏の一体感と声量、音圧は誇らしい

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サブ組ロンドの朴正洙がすごく明るい良い笑顔

イッペイくんのコールはイッペイシノヅカでなく、篠塚一平なんだね

椿鬼奴の始球式。ああ今日は普通のメイクなんだね。そしてなぜBon Jovi

このユルいテンションからもう一度気持ちを作り直すのが難しいマリノスゴール裏ww 惑わされるな川崎劇場のペースに! アゲて行こう

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アウェイ側2階ゴール裏の後列も立ち見でギッシリ

アウェイ川崎戦のゴール裏トリコロール・コレオ

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この等々力でこの川崎に勝って、前に進もう。強い相手だからこそ、今のマリノスの強さと今季ここまでの積み上げを示し倒し踏みつけて前に進もう

アウェイ川崎戦、間もなくキックオフ!

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スタートはマルティノスが左、学が右サイド

前半14分、ミロシュのクロスクリアがエリア内の大島僚太に渡ってしまいフリーでのシュートを許し川崎が先制。厳しいが、不運と割り切りやる事は変わらない。変えない

今季もここまで先制された試合は全敗。だからこそ今まさに試されている。高みを目指す資格はあるのか? 超えて行こう

1つ注目は、この先制点で川崎の振る舞いが変化するのか、しないのか

扇原のとんでもない自陣ミスからの被決定機、飯倉がビッグセーブで試合が壊れるのを阻止。ギリギリの対応

こんなに守備を頑張るウーゴは初めて

ちょっとみんな必死過ぎるな。余裕がない。食いつき過ぎだし

こんなに守備を頑張るウーゴは(2度目

ただ必ずしも良いことばかりでもない

前半35分経過してマリノスは未だシュート0本

前半38分、マルティノスのアーリクロスにニアてウーゴ! GKチョン・ソンリョンがブロック。ファーストシュートが決定機。1つの形

後半43分、マリノスに1つめのセットプレイ


前半終了、横浜0ー1川崎。シュート2:4(枠内1:3、エリア内1:2)決定機1:2。CK&FK1:5。最初の被決定機、しかも不運なクリアミスで失点は痛恨だが、複数得点が必要なのは覚悟の上。後半25分まではこのペース、このスコアでも構わない。最後の20分に全てを凝縮できるかが肝

事故の1失点は有り得る。ここまでが幸運で出来過ぎだっただけ。自力で乗り越えて行こう。先制された試合で勝ててなくとも、開幕戦はそれより厳しい展開をもう一度ひっくり返した。逆転勝利の経験はあるのだ。自信を持ってチャレンジし続けよう

先制されて以降、扇原からチャレンジの縦パス、キーパスは出始めている。受け手の準備イメージする力。3人目までシンクロできればビルド⇒ポゼッションからでも崩し取り切れる。川崎の守備圧力も、今季良くなってはいるけど個々にムラがある。味方と自分自身を信じてチャレンジすることが大事

さあ後半。試されている。超えて行こう

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後半12分、絶対に与えてはダメな追加点。些細なミスや緩みの連載。失点する時はこんなもの、だけどこの試合で2つ出るかねえ…

まだ2人目までの関係だけ。3人目が連動してこないと崩せない

後半17分、後半のマリノスファーストシュートは学の仕掛けのパスこぼれ球にエリア内の天野純。決定機2つ目。何気に決定機2:3で 0ー2なんスよね。まあコレもサッカーですけど

ウーゴにドリブルをさせてはダメだあ

後半25分、喜田⇒中町公祐

CKのタイミングで会長投入

後半20分過ぎからセットプレイが続く流れ、攻勢の5分間も獲り切れず

後半30分、3失点目は中村憲剛から家長昭博、鮮やか

後半31分、扇原⇒富樫敬真

このスコアで4枚目の警告を貰う意味は何もない。とても現実的な交代

決定機 2:4で0ー3。これもサッカーと割り切るだけだ。そういう事もある。よりによって今日じゃなくてもいいじゃないかと思うけれど、それもサッカーだ

複数得点が必要な展開での2トップ、4ー4ー2は手応えを得られると1つの収穫になる。手ぶらでは帰りたくないな

こんなに守備を頑張るウーゴは(3度目


試合終了、横浜0ー3川崎。トータル決定機2:5。両者にスコア程の差はないが、完敗。問題は3失点でなく、早い時間に先制され複数得点が必要な試合で前後半シュート6本、2決定機の攻撃力。攻め崩し奪い切る力。絶対的に足りないものを認め、また前へ

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後半30分までに被決定機4で3失点。ミスや緩み、相手の強さもあるが不運もある。なかなかそこまではヤラれない。それで此処まできた。でもこういう試合も――先制される事もある。複数得点が必要な試合は絶対ある。その強さを試され、まだ足りなかった。タイトルを口にする資格はまだ無かった

このタイミングでこの大一番での0ー3は必然だと思いたい。ずっとずっと無失点で、常に前半を耐えて後半先制して――それを続けるのは不可能だ。もっと主体的に、0ー0の前半や0ー1のスコアを動かしていく力が必要。全然足りない。足りないものは伸びシロだ。次に進もう。進むしかない

全然凹まないな今日の試合では。0ー3なまじ惜敗ですらないのが良い。スコア程の差はないが、タイトルを狙うには明確に足りないものがある事を再確認し、それは受け入れるしかない。これが現在地。被決定機数を見ても守備は別に崩壊してない。足りなかったものは明らかだ。さあまた積み上げて行こう!

夜の等々力から新丸子まで迷子にならずたどり着けるかが、アウェイ川崎戦

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【私的マンオブザマッチは左SB山中亮輔!SBなのに何度も何度もチームのチャンスの起点、ピンチを防ぐ。連戦ラストもエネルギッシュなハードワークでウノゼロ勝利に大きな貢献!山中亮輔の明るさはチームに笑顔と勢いをもたらしている・・・ by 蒼井真理】 about [2017-J1-22] 横浜 1 v 0 鳥栖

f:id:harukazepc:20170419105933p:plain蒼井真理

今季最後のリーグ三ツ沢開催、22節ホーム鳥栖戦。真夏の3連戦、終わればリーグ戦約2/3が終了。前半戦アウェイは 0ー1敗戦そこからの11戦無敗。タイトルを争う資格はあるか。大きな節目となる大事な一戦、キックオフ1時間15分前着

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キックオフ1時間10分前のホーム自由席バクスタ。アウェイ寄りもかなりの埋まり具合。3位で迎える夏休みド真ん中、日産スタジアムでやれたら良かったね。でも節目の大一番、リーグ戦最後の三ツ沢「みんなの声援で勝たせる」そんな試合にできたら

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ホーム鳥栖戦のスタメン

FW ウーゴ
MF マルティノス、天野純、学
MF 扇原、喜田
DF 山中亮輔、ミロシュ、中澤、松原健
GK 飯倉

SUB:杉本大地、勇蔵、金井、中町、渓太、前田直輝、敬真

中3日で敢えてスタメン変更なし。ベンチでダビが外れ有給明けの金井が入ったのみ

負傷離脱者はゼロ。札幌戦の接触プレイで右足首を傷めたカピタン齋藤学も、満身創痍な中澤さんもスタメン

「札幌戦も序盤はフィジカルとロングボールを使った攻めに苦しめられたが、新潟戦より早く前半10分程で我々のリズムを取り戻せた。重要なのは2試合とも安易なクリアに逃げず自陣からつなぐことを徹底し、それで相手を上回った事。その中で特にGKのヒロキが良い貢献をしてくれている」エリク監督

「札幌戦では主にボールポゼッションでゲームをコントロールできたが、相手が素晴らしい攻撃をしてきた場合は堅固な守備でコントロールする必要もある。多くのチームはそのどちらか一方だけだが、2つの手法を使い分けられるのが我々のスタイルであり強みでもある」エリク監督

「札幌戦は中3日だったので選手をローテーションし試合時間の管理調整にトライした。やるべきことは出来ているが、鳥栖戦も選手全員を替えることはできない。これからもうひとつ上のステージに行き上位争いをするためには、疲労や痛みを強いメンタルで乗り越えていく必要がある」エリク監督

――暑いとか疲れたとか、何処そこが痛いとか甘えたこと言ってんじゃねえよ本気でタイトル欲しかったら一度ピッチに立ったら「吐くまで走れ」「走って死んで」ってことですね!

ホーム鳥栖戦の注目ポイント

  • 3連戦ラストどんだけ走り戦えるか
  • 彼我の反応速度の差、最初の一歩
  • 序盤から戦う姿勢を示せるか
  • 鳥栖の前線圧力
  • イボルバだから大丈夫かしら?
  • 自陣ビルドからコントロール
  • 後半のベンチワーク

「今は積み上げてきた自分たちのサッカーを自信持ってやれている。クロスに対し後ろで待たずゴール前に入る重要性を意識している。90分常に高いパフォーマンスでなくても、新潟戦のように一発で試合を決められる選手を目指し、自分がマリノスを勝たせる強い気持ちをもってプレイしたい」天野純

「僅差の試合になると思うが、3連戦の最後を乗り切りたい。チームはいい形でプレイできているし無失点が続いて守備のリズムもいい。ホーム三ツ沢での試合、挑戦者の気持ちをもってアウェイ0ー1の借りを返す」飯倉大樹

鳥栖の絶対的エース豊田陽平32歳は、21節まで15試合に先発し4得点。鳥栖に移籍した2010シーズン以降、常に13得点以上記録してきた大エースも7月以降は出場時間を減らしている。しかし鳥栖としては豊田が完全に衰えてしまう前にサイゲがスポンサに着いてくれて助かったね

鳥栖スタメン。小野裕二24歳と谷口博之32歳は負傷離脱中。小林祐三31歳は19節以降は先発外れベンチスタート。右SBのポジションを奪い返したのは2010ー11マリノス在籍の藤田優人31歳。瓦斯から移籍の河野広貴は今節は登録が間に合わず

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鳥栖戦のトリコロール・タイムズ表紙と選手コラムはFW17富樫敬真。すごく良いことを言っている

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「2節札幌戦の試合後、『守備に奔走して泥仕事をしたからご褒美で点が取れた』という話を試合後のインタビュでしてしまった。今になって守備の本当の大切さを知って『泥仕事』と表現したことを反省している」富樫敬真

「しっかり前線からボールを追わないと守備が乱れる。それが上手くできた時、最近とても嬉しい。守りで貢献できることを誇りに思えるようになった」富樫敬真

――素晴らしい。この若さで前線守備限定の大事さに気付けたのは富樫敬真の今後のキャリアをきっと豊かにするだろう。30近くになっても気付けない、制限と追い回す事の違いを理解できないFWもいるから

「(負傷中に外から試合を見て)上手くいかない試合ではチームとして目指すサッカーと選手各々がやりたいプレイにズレを感じた。競争の世界だからアピールは大事だし、僕も怪我をする前は『もっと点を取りたい』という焦りや力みがあった。でもそれはエゴでチームにマイナスに働くこともある」富樫敬真

「どこまでエゴを捨てるかは難しいバランスだが、その気持ちが芽生えたことで焦りや力みはなくなった。もちろん得点が少ないのを正当化するつもりはない。ただ僕が一番欲しいのはチームのタイトル。そのために貢献したい」富樫敬真

――ああ素晴らしい、素晴らしい気付きだ敬真。FWだから完全にエゴを捨てるなんて有り得ないし、やってはダメ。その事も理解している。24歳で自分の役割と向き合う思考メンタルの土台がしっかり築けた。それは本当に大きい事

敬真の直近の課題はシュートを打つ事。もちろん闇雲に本数を稼げとは言わない。ただ現状はシュートゼロで終わる試合が多すぎる。それでは相手の脅威になれない。怖くない。FWには相手のプレッシャとなる怖さが必要。シュートに持って行く鉄板の型を、1つ2つ増やし持つこと

――例えば前田直輝みたいな鉄板の型を。前田直輝なんて本当にアレだけだぞ! 右ペナ角あたりから中央に入り込んで左足で流し込む。でもそれで限られた時間でも決定機に絡むし、点を取ってる。型を持つのは大事。それがあってバリエーション、アレンジが生まれる

GK飯倉と杉本大地のアップ開始

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フィールドプレイヤのアップ開始。バクスタは中央の指定席まで埋まってきました、まあ完売してるし当然なのですけど

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ホーム三ツ沢鳥栖戦、必勝の大一番はアップ時からビッグフラッグ2枚出し!

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素晴らしい密度と声量、最高の三ツ沢。絶対に絶対に勝たせる

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アウェイ鳥栖ゴール裏。2.5ブロックだけ。遠方からのご来場ありがとうございます。マリノスのホーム自由席はアウェイ側もほぼ満席に

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学は右足首、ストッキングの上からは特にテーピングは見えず。大丈夫かな。中澤さんは両膝テーピンググルグルで変わらず

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キックオフ15分前のホームニッパツ三ツ沢、立錐の余地なきフルハウス

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夏休み3連戦ラストが三ツ沢で良かった、三ツ沢の密度と声量で選手たちを奮い立たせて勝たせた、そんな試合にしたい。しないと

ピッチ上空はバクスタからメイン方向、ややホームゴール裏からアウェイ方向だが、風向きは不安定。特にエンド変更もないかな?

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スタメン紹介、サブの中町公祐(前所属アビスパ福岡)には鳥栖ゴール裏から軽い煽り太鼓乱打w お約束ありがとう

民衆の歌と風にたなびくトリコロールフラッグ

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ホーム自由席全てを埋め尽くすトリコロール・コレオ

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真夏の3連戦ラスト、今季リーグ最後の三ツ沢。もう足踏みはしない。前に進み続ける

ホーム鳥栖戦、間もなくキックオフ!

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よし! 良い入りができてる

最初の決定機はマリノス。前半7分、左スローインから学、ニアでマルティノスもGK権田修一が抑える

前半9分、先制はマリノス! カウンタから山中亮輔が左サイドを駆け上がりそのままエリア外から強シュート、権田修一が弾いたボールをウーゴが詰め押し込みゴール! 山中亮輔の勢いは止まらない! そしてウーゴのストライカらしいゴール!

こんな早い時間帯の先制も久し振りだな

飯倉の落ち着き、狙いとキック精度が素晴らしい! なんちゃって足元上手い系ではない

前半15分、鳥栖の素晴らしいコンビネーションからの最初の決定機を飯倉がギリギリでストップ! 決定機阻止! 飯倉!

この位置は天野純に決めて欲しい

壁の間、ファー低めに曲げ落とすイメージ。分かるわー。壁を抜けず

ウーゴが気持ちよく前線守備をやっているw

今更ですが、今日はスタートから学が左で、マルティノスが右サイド

マルティノスの守備は気まぐれだから松原健はホント大変オレンジロード

やっぱ鳥栖は圧力かかんないし、奪い所を作れないよね。前の3人の型になった制限誘導がほとんどないから

ほぼノープレッシャで気持ちよくボールが回る。シュートで終わる意欲はいいよ天野純

鳥栖のダメっ振りから、如何に前線の限定守備誘導が大事かをみんなにも知ってほしい

今日もなかなか使ってもらえない松原健w 良いとこにいるんだけどな

9分の被決定機以外、ほぼ全部マリノスのターン

前半のうちに追加点欲しいな。どんな形でもいい

今日はとても頼もしい松原健

中澤やミロシュがノープレッシャで敵陣にドリブルで入っていけてしまう

とにかくウーゴには気持ちよくプレイしてもらいたい

学も仕掛けられてはいるな。大丈夫か

山中亮輔の40m級FKは大きく夏の夜空に打ちあがる

飯倉ポロリ、中澤の雑クリアも大事には至らずラッキー。でもちゃんと締めよう

最後のFK。ここで追加点欲しい

すんげーミロシュが押されてたんですがPKないっスかねー


前半終了、横浜1ー0鳥栖。シュート8:4(枠内4:4、エリア内2:2)決定機2:1。CK&FK6:4。良い序盤の入り、9分に先制し終始ほぼゲームコントロール鳥栖の守備がヒド過ぎる。コントロールできているが、崩したり決定機は少ない。後半20分くらいまでに追加点で試合を決めたい

先制以降はエリア内シュートも決定機もゼロ。ちょっと気持ちよくボールを回し過ぎた感も。でも無理せずゲームコントロールして鳥栖を後手守備で走らせた。悪くない。後半更に畳みかける布石は打てている。意識的に後半スタート10分は叩きに行きたい。強い勝ち方をして、ベンチもフル活用したい

もちろん欲かくより、まずとにかく勝点3が最優先ですけど。変に受けに回るのは絶対ダメ。鳥栖もどこかでリスク掛けて前からくるだろうし。機先を制したい。先にガーッといってバーッと追加点とって試合を決めてしまいたい

扇原はもっと低い位置で受け直して、ウーゴやマルにウラを取らせるフィード出していくべき

扇原は今日もヘディングゴールを決めてしまうべき。キャラ変に期待

さあ後半! 3連勝で真夏の3連戦を締めよう! ゲームとリスクをコントロールしながら、貪欲に追加点を

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相手のゴールキックに対し前からハメに行った。いいね

後半10分経過してシュート0:0。悪い感じではない。ゲームコントロールはできている。ただどこかで、少しリスク掛けて追加点を取りに行きたい

ちょっと嫌な流れ時間帯、被CKが2つ

今日は扇原がイマイチ。無難なプレイが多いしプレイセレクトがよくない

学、敵(権田修一)との戯れ事はやめろ! 楽しそうだな学さん

後半22分、チョドンゴン⇒豊田陽平

出た! 右SB飯倉大樹! なんで出るんだマルティノスに任せろよww

今日はウーゴが守備をそこそこ頑張ってくれて助かる

敬真がスタンバイ

後半36分、ウーゴ⇒富樫敬真

そこでルーレットはいらなかったかな山中亮輔

あと5分かー

なんでそれが警告っスか。山中亮輔ナイスチャレンジ

ATは4分でーす


よおぉーし! 勝ったぁああ! ヒーロインタビュはウーゴ・ヴィエイラ

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よっしゃ俺のヒーロインタビュも終わったし、オマエら円陣や! 円陣やるで!

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夏の夜の三ツ沢にトリパラ満開!

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すごいなーゴール裏だけでなくバックスタンドもメインもトリパラ咲き乱れとる。やっぱ三ツ沢にしか出せない雰囲気ってあるよなあ

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試合終了、横浜1ー0鳥栖。トータル決定機5:2。追加点は奪えず後半に少し危ないシーンもあったが、概ねゲームコントロールし3連戦を3連続完封で3連勝! コレはこれでマリノスらしい、強い勝ち方。マリノスはまだまだ前に進み続ける

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なんでピンクの中町公祐、と思ったら13番。そうかパンゾーさんとユニフォーム交換したのね

小林祐三、パンゾーさんが試合後にマリノスゴール裏、スタンドに挨拶に来てくれました。富澤さんも河合も兵藤も、みんなマリノスを離れてもマリノスの事を思ってくれてて嬉しいな…

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私的マンオブザマッチは先制ゴールを引き出す速攻からの強シュート、実質アシストの左SB山中亮輔! 先制シーンだけでなく果敢にチャレンジする姿勢をキープ。SBなのに何度も何度もチームのチャンスの起点、ピンチを防ぐ。連戦ラストもエネルギッシュなハードワークでウノゼロ勝利に大きな貢献!

さて他会場、川崎に期待した僕が――アレ?

『川崎3ー1鹿島』

マジか。川崎やればできる子。これで首位の鹿島と勝点3差。ついに背中が見えた。さあワクワクしてきた心が躍るな!

山ちゃんの笑顔とトリパラで今日は大満足や(´ー`) #山中亮輔
#トリパラ
#とうとうやっちまった
#選手がトリパラ回しとる
#vsサガン鳥栖
#ニッパツ三ツ沢球技場
#fmarinos
#yfm
#jleague http://ift.tt/2wFNhrP

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retweeted at 22:39:12

山中亮輔の陽性キャラは貴重だ。加入1年目からトリパラ、キクマリとかいった単語がポンポン出てスゲー自然にマリノスに溶け込んでるし新加入と元からいる選手たちの接着剤にもなっている。良くも悪くも根がマジメな選手が多いマリノスで、山中亮輔の明るさはチームに笑顔と勢いをもたらしている

プレイは直情径行でなく捻りや強かさもあるが、ベースには自分の良さを前面に出す勢いと開き直り。山中亮輔は変に思い悩まない。アグレッシブでエネルギッシュ。決してサッカーIQの低いバカではないが、良い意味でバカっぽいプレイや振る舞いができる。深刻ぶらない。こういう存在はとても貴重だ

生きてます。

以上。 柴田勝頼さん、最高です。
おかえりです。

俺も頑張ります。
最高の雰囲気でみんなで
取った勝ち点3。
これからも、
みんなで勝ち続ける。
点も取りたい。
でも、勝つことが大事。
たかに、
もうしらけてますよと言われても
続けます。
生きます。

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Retweeted by 蒼井真理

retweeted at 23:02:01

蒼井真理@aoi_mari

@manabu0037 生きろ。(もののけ姫風に)

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マリノスのクソ真面目を象徴するカピタン学。良くも悪くも深刻に思い悩む。それを明るくイジってしまう新加入の松原健山中亮輔(共に今季リーグ戦でゴール済)ああ、チームは良いバランスと雰囲気ではないか

あと今夜が三ツ沢で良かったなーと思えたのは、ウーゴが交代で退く際にゴール裏だけでなくスタンド四方から万雷の拍手、メインでもスタンディングオベーションで迎えるファンが多く、ウーゴが誇らしい笑顔で気持ち良くピッチを去れたこと。気分屋さんだからこそ、乗せてあげたい

もうひとつは、試合後に挨拶にきてくれたパンゾーとピッチとスタンドの距離が近い中で互いの思いを感じ伝えられたこと。三ツ沢には、日産スタジアムにはどうしても出せない距離感がある。試合前のビッグフラッグやコレオも含めて、今夜は三ツ沢で良かったなあと思う

3連勝✌️✌️✌️
苦しかったけど勝てて良かった^ ^
トリパラ回せました!!

あとはカピトンだけだお。笑

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ホラ、絶対このタイミングで学をイジるよな。山中亮輔は最高だw


真夏の3連戦を3連勝で締め、首位鹿島との勝点は3差に。ホーム三ツ沢 鳥栖戦1ー0の備忘録

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手元トータルスタッツ。シュート14:8(枠内6:5、エリア内6:5)決定機5:2。CK&FK12:8。鳥栖の決定機は前後半に1度ずつ、ウノゼロは妥当。マリノスは後半に決定機3つCKも6本あり追加点が欲しかったが、概ね危なげなし。1ー0の時間が長いと、よりピンチに感じるもの

「非常にインテンシティの高い難しいゲームとなり、連戦の3試合目でフィジカル的にも厳しかった。そんな試合の中で勝利を掴むため試されたのはメンタルの強さ。あとは我々の組織的な守備の強さもあり、勝利に結びついた」エリク監督

「ポゼッションしてゲームをコントロールする展開を望んでいたが、それは難しかった。だが大事なのは守備と攻撃、両方のバランスで結果を出す事。今日はより守備の部分を出せたと思う。決定機も何度かあり2点目を取れていればラクな展開になったが、それもチームの伸びシロだと考えたい」エリク監督

Q.札幌戦から中3日でもスタメンを変えなかったのは?

「選手を選ぶ上でコンディションの次にメンタルの強さが重要になる。メンタル的なフレッシュさがあれば、多少疲れがあっても最後まで力を出し切れる。あとは攻守に戦術的な要素を出せるかを考慮して今日の先発メンバを決めた」エリク監督

「今後も、チームが更に次の段階に進み成長していくためにはメンタルの強さがベースとして必要になってくる」エリク監督

Q.3試合連続完封の要因、守備で上手くいっている部分は?

「何か1つではなく複数の要素が関係している。まずスペースをしっかり狭めること。次にゾーンを基本とした組織的な守備。球際のデュエル(1対1)の部分も強くなってきたと思う。今日は特に両SBが強さを発揮した」エリク監督

「3ラインのバランスも良い。2列目のマルティノスや学、喜田や扇原、中町が運動量豊富にチームを機能させている。1列目は今日であればウーゴと天野純が前から追ってチームを助ける。両CBは空中戦に強く、GKの飯倉は3ラインで防ぎきれなかった部分を上手く守ってくれている」エリク監督

Q.首位の鹿島が敗れ勝点3差になったが、タイトルへの手応えは?

「まだ勝点3差ある。つまりこれからも変わらず続けていかなければならないという事だ」エリク監督

――うーん試合後のエリクの会見と質疑応答が平時になく盛り上がってるなあw いつもコレくらいのボリューム欲しいわ。今回で言えば「中3日なのにスタメンそのままでしたね?」な質問が、エリクから良いコメントを引き出してくれた

ホーム鳥栖戦1ー0シンプル総括

  • まず3連勝で終えられた事が全て
  • 内容よりもとにかく結果
  • 真夏の3連戦の3戦目
  • コンディション厳しいのは承知
  • だからエリクは試合前も後も
  • とにかく「メンタル」だと
  • 気持ちを見せろと
  • 気合いで身体を動かせと
  • とことん勝ちに拘れと

  • 2点目が取れなかった

  • 先制後に攻めの姿勢が足りなかった
  • 後半は少し受けに回った
  • 終盤はバタついた守備もあった
  • まあそれは反省点で課題ですけど
  • 問題にするのはナンセンスだわ
  • 真夏の3連戦の3戦目
  • 内容とかもう2の次、3の次ですわ

  • 後半やろうと思えば

  • もう少し意図的にオープン気味な
  • 互いに前後に間延びした
  • よりマルや学が生きる展開に
  • する事はできた
  • リードしてるし鳥栖も動きは重い
  • でも真夏の3連戦の3戦目
  • みんなギリギリのとこでやってる

  • 行くのはいいが戻れない

  • 行ったきりで帰れない
  • ゴメン中澤さんよろしく!
  • そんな展開にはしたくない
  • 鳥栖も思った以上に重いし
  • 無理にゲームの強度や速さを
  • 自ら上げないマッタリさせる
  • それはサボりや怠慢でなく
  • ゲームコントロール
  • 終盤も上手く時間を使えていた

  • コレはむしろ評価したい

  • 鳥栖戦は大人のゲーム運びだった
  • 展開の強度と速度を無駄に上げない
  • グダグダに終わらせにかかる
  • ちょっとだけ鹿島ライクな
  • リアリズムある意思統一
  • それでいてマリノスらしい
  • 引いて跳ね返す
  • 最後のところはやらせない
  • 堅牢さも示してみせた

  • トータルスタッツでも述べたけど

  • 鳥栖の決定機は前後半に1つずつ
  • 後半も少しバタバタしたけど
  • そんな崩されたり危ないシーンない
  • 1ー0の時間帯がこんだけ長いと
  • ラスト15分受けに回ったり
  • スタンドの皆がヒヤヒヤして
  • スゴくピンチに感じるのは
  • ある意味で当然の事

  • だからなんとなく必要以上に

  • 2点目を取れなかったことや
  • 後半にピンチがあったことを
  • 課題や反省点に感じてしまう
  • でもそれはマリノスを応援する
  • ファン心理に拠る部分も大きく
  • たぶん鳥栖ファンや中立第3者なら
  • 後半も鳥栖に大きな優勢や好機が
  • あったようには見えてない

  • 主観で印象論

  • なまじ11戦無敗、2連勝
  • 3位となり首位とは勝点6差
  • これまでなかった期待や欲が
  • 1ー0のスコア展開を痺れるものにする
  • それはエリクが試合の前後に述べた
  • 正に「メンタルの問題」
  • ここからはメンタルが大事になるよと
  • それはつまり、そういう事なんだ

  • ここから更に先に進むには

  • もう一段ステージ上げ成長するには
  • メンタルが大事になるよと
  • それはつまりそういう事なんだ
  • シーズン序盤8位の試合での1ー0と
  • シーズン終盤3位の試合での1ー0は
  • 意味合いが違ってくるよと
  • それはファンも選手も同じで

  • でもそのプレッシャの中で

  • シーズン序盤8位の試合と変わらず
  • 平常心でプレイできんのかと
  • そのメンタルの強さはあるのかと
  • 重圧に潰されるのか、楽しめるのか
  • そういった部分が今後は大事だよと
  • 2013年は最後に押しつぶされた
  • だからこそチーム内競争も大事

――ああまた「鳥栖戦のシンプル総括」じゃなくなってる。この話は止めとこう。まだあんま意思し過ぎない方がいいテーマ。でも質疑応答でエリクが答えた意味は1/3くらいそういう意味だし、チーム内競争は変な重圧に負けない力になる。競争してる分にはまずピッチに立てるかどうかの話になるからね

鳥栖戦の総括として言いたかったのは

  • 真夏の3連戦の3戦目で
  • みんな結構ボロボロだし
  • とにかく内容より結果が全て
  • 結果に拘った大人の展開できたし
  • 皆が思うほどヤバい内容でもない
  • ヤバいよコレじゃダメと思えたのは
  • 見てる皆に期待と欲が生まれたせい
  • なんせ3位だしねえ

  • 新潟戦や札幌戦に比べ

  • その2戦の課題、入りも悪くなかった
  • まあそれも鳥栖の出来がアレで
  • 相対的なもので比較もナニですが
  • 90分通してこの試合一番大事な
  • メンタルと、攻守のバランス
  • そこは外さず出来てたんじゃ
  • ないかなと思うので
  • 他の些末な部分は気にしてない

  • やっぱ試合毎に異なる

  • 問われるテーマみたいなもの
  • あると思うんです
  • 特に真夏の3連戦の3戦目となると
  • ちょっと特殊になる
  • 次からもう少し資金力や戦力ある
  • 中位や上位グループとの対戦
  • だからこの鳥栖戦は何より結果
  • そのためのメンタル、攻守バランス

  • そこをクリアできたら

  • もう90点で余裕の合格点
  • あとの10点はまあオマケみたいな
  • エリクがコメントした通り
  • もう少しポゼッションできたらとか
  • 追加点が取れていればとか
  • そこはオマケ、伸びシロですよと

  • もちろん残り10点ぶん

  • 鳥栖戦で出来なかったもの
  • 川崎やC大阪や鹿島との直接対決
  • そこでは出来るようになってないと
  • 上回れないかもしれない
  • だからこそ伸びシロ
  • そこは真夏の3連戦ラストでもなし
  • ここからまた色んなものを
  • 錬磨していく
  • 来るべき決戦に備える

  • でもその来るべき決戦も

  • この3連勝がなければ
  • またこの先も勝点を積み上げねば
  • そもそも存在すらしないもので
  • まずは鳥栖戦の勝利
  • 真夏の3連戦3連勝に
  • 今は浮かれ踊ろう
  • そんな感じでいいんじゃないんスか?
  • おわり

【主に「背番号4」へ――。このままキャリアを終えていいの?中澤佑二の物語を完成させるには、栗原勇蔵が不可欠なんだ。 by 蒼井真理】 about 「4 栗原勇蔵」 ~2017 J1リーグ 20節を終えて

f:id:harukazepc:20170419105933p:plain蒼井真理

主に「背番号4」へ――。

このままキャリアを終えていいの?
あなたは何のためにマリノスに残ったの?
今季リーグ出場4試合154分、先発1試合のみ

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マリノス一筋16シーズン目。最後にリーグタイトルを取った2014年はプロ3年目まだレギュラを掴めず。何を残したの? 栗原勇蔵マリノスで成し遂げた証を何か1つでも残してきた?

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2004年のCS第1戦で浦和から決勝ヘッド決めたのはなんとか竜二さんですし、第2戦でチ○コ踏まれながらもエメルソンを退場に追いやったのはなんとか永輔さんのお手柄ですから*1

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俺らが愛した栗原勇蔵は何処へ行ったの?

ガムシャラで向こう見ずでヤンチャで喧嘩上等で度胸があって、そのクセ変に繊細で周りを客観視して、でもプレイ志向は超ストロングスタイルで屈強なFWをタイマンでねじ伏せる横浜の若大将は何処へ行ったのよ?

同期加入、今となっては2人だけの最古参で長年CBを組んできた39歳の中澤佑二が、両膝の痛みをこらえてピッチに立ち続け、リーグ最小失点の堅守を支えながら懸命にタイトルに手を伸ばし続けてる時に、あなたは何をやっているの?

「怪我は仕方ない」しかたない。「監督の求めるプレイ志向と合わないのはしょうがない」しょうがない。そうかもしれない。でもその言葉を、あなたは中澤佑二を前にしても口にすることができるの?

リーグタイトルを穫るには、栗原勇蔵の力が必要だ。違うな、リーグタイトルを決めるような大一番では、中澤佑二の右隣りには栗原勇蔵が立ってなきゃダメだ。世代交代? 2年後のチーム? それは2年後の誰かソイツが頑張る話で今じゃない。中澤佑二の物語を完成させるには、栗原勇蔵が不可欠なんだ

それは栗原勇蔵の物語でもあるし、同時に松田直樹中村俊輔の物語でもある。きっと何かを託されたハズだろ? みんなに少しずつ分けられたものであっても、一番多く受け取ったのは勇蔵だろ? だからピッチに立たないと。リーグタイトルを決める大事な試合で必ず、中澤佑二の隣に立ってないとダメだ

――といったことを新潟からの帰りのバスで考えながら眠れぬ夜を過ごしました。もう一方のロジカル理性派な自分は「今更、中澤と勇蔵のCBレギュラコンビとか有り得ん」と言ってきますが、感傷的な自分が優勢。物語を重ねてみたくなるのは仕方ない。俺は評論家じゃなくただのマリノスファンだから

別にシーズン残り10何試合を全部スタメンで中澤さんとレギュラコンビ組んでくれとかでなく、ただの1試合でもいいから本当に大事な大一番で、中澤佑二の隣で片っ端からロングボールや対面FWを撃墜して叩き落としねじ伏せる栗原勇蔵が俺は見たいんだ

でもだからこそ、そのいつかの大一番に合わせて身体作るなんて無理だから今からずっと怪我なくコンディション上げてキレ上げて日々の練習から気持ち作ってミロシュや朴正洙にもプレッシャかけ続けて、エリクには「使わないと殺す」オーラを放っていって欲しいんだ

*1:※編集注:試合経過は「'74退場 中西永輔」→「119'退場 エメルソン」~ J. League Data Site

【先制しながらドローに終わった前2試合の課題を克服した形。結果論な部分もあるが、課題反省修正結果を形にできたのは大きな意味がある。確かな前進。 by 蒼井真理】 about [2017-J1-20] 横浜 2 v 0 新潟

f:id:harukazepc:20170419105933p:plain蒼井真理

実質首位な2位の鹿島と勝点6差の7位。リーグ後半戦序盤2試合を先制しながら連続ドロー。ここから勝点落とさず這い上がるリーグ20節アウェイ新潟戦。屋根下バスでビッグスワン

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デンカビッグスワンスタジアム、開門1時間前に到着

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アウェイ新潟戦のスタメン

FW 富樫敬真
MF マルティノス、前田直輝、学
MF 天野純、中町
DF 山中亮輔、ミロシュ、中澤、金井
GK 飯倉

SUB:杉本大地、朴正洙、松原健、喜田、扇原、渓太、ウーゴ

右ふくらはぎ違和感の天野純ボランチで先発。扇原と喜田はベンチから

負傷離脱者はゼロ。勇蔵と伊藤翔は実戦復帰に向けコンディションを上げている段階

清水戦で右足甲を裂傷した中澤は先発出場、リスクを考慮しベンチに朴正洙が控える。そのためダビがメンバ外に

今夏に中島賢星仲川輝人、高野遼の3名がローン移籍を選択。MFイッペイシノヅカが加入

「清水戦では2度のリードがあり、上位を狙うには勝ち切らなければいけない試合だった。2点差以上のリードにするチャンスもあったが、2度のリードを守って勝ち切るべき試合でもあった。特に1失点目が残念だ。セットプレイでの厳しさが足りなかった」エリク監督

「清水戦でFWの先発を務めた敬真は、私の要求に応えチームのためプレイしてくれた。ウーゴもコンディションを上げているが、今は替える必要はない。伊藤翔は離脱期間が長かったし、チーム練習に合流したのも今週に入ってから。来週末の試合に間に合うかどうかだろう」エリク監督

「新潟戦のポイントはまず守備をしっかりやって、相手の背後を突くこと。新潟は危険なカウンタを持っおり、セットプレイにも注意しなければならない。いつも以上に焦点を当てるべきは、ポゼッション時のプレイ。前日練習では(天野純がトップ下とボランチ)2つのオプションを試した」エリク監督

「(右ふくらはぎ痛は)スプリントすると痛みがある。キックに関しては問題ない。ここまでフルタイムで出ているし休みたくない。ただ初めての負傷箇所なので慎重になっている。使ってもらえたらトップ下でもボランチでも、しっかり走りたい」天野純

アウェイ新潟戦の注目ポイント

  • 天野純ボランチ起用
  • 圧倒的にポゼッションし押し込む
  • その目算あっての布陣
  • アンカ配球役の扇原はベンチに
  • CB2人がその任を果たせるか
  • 天野純が引いて受けたら本末転倒
  • 前田直輝は消えてもいい
  • とにかく決定機、得点に絡む仕事を

「メンタル的に難しい状況だが、試合に出るからには責任がある。全員が出られる訳ではないし、出た選手はしっかりプレイしなければならない。自分も含め全員をフラットに見てほしいと監督に言っている。チームが強くなるため今年、優勝争いする必要があるのは皆が分かっている」齋藤学

「清水戦は地味だけどチームに必要な仕事をしっかりやることを心がけた。勝てないと点を取れなかったFWの原因になってしまうものだが焦りはないし、チームが勝つためにプレイする。自分が得点することだけを考えたら違うのかもしれないが、チームのタイトルが欲しい」富樫敬真

チームの勝利、優勝争い、タイトルが最優先。その思いと意識は尊い、それが責任伴うリスクトライからの逃避や言い訳につながらなければ。最後の打開とフィニッシュは必ず失敗の可能性も高いチャレンジが必要。そこから逃げない「俺がやってやる」って気持ちも大事さ~

デンカビッグスワンスタジアムのバクスタアッパー Eスタンド自由席前売り2100円。トラック付きだけどそこそこピッチ近いし傾斜も屋根もあるしリーズナブルだし、俯瞰厨には陸上競技場としては最高ランク75点の箱

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とりあえず西日が直撃するのでキックオフ直前まで日陰に待避。ビッグスワンは粉雪とか雨とか酷暑とか、そんなバッドコンディションな印象が

フィールドプレイヤがアップ中

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アウェイのマリノスゴール裏

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マリノスのスタメン紹介、サブの松原健の名前には新潟ゴール裏から大きなブーイング

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新潟スタメン。今夏補強FW11ドウグラス・タンキがデビュ戦。富澤清太郎はベンチスタート

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ベンチ組のロンドに参加する扇原が金髪。つまりパツキンに

ホーム新潟ゴール裏と夕焼け空。バクスタアッパーもようやく日が落ちてすごしやすい環境に

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アウェイ新潟戦のビッグフラッグ

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圧倒的なボールポゼッションから厚みある攻撃と多くの決定機を。決め切るリアリズムを。これ以上の足踏みは許されない。泥にまみれ這いつくばっても前に進もう

アウェイ新潟戦、間もなくキックオフ!

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前半序盤の10分までは新潟ペース。シュート0:3、決定機0:1。これを何とか凌ぐ

CK2本からシュート3本で五分に戻すも、入りは良くない。新潟の前線からのプレスに落ち着いて去なし繋ごうとするが、細かなミスからピンチが生じたりリズム作れなかったり。ここは少し我慢の時間帯

思惑通りいかない時に、如何に落ち着いてやり過ごし自分たちのペースに持っていくか。さあ進歩が試される展開

ポゼッション次は中町アンカの 4ー1ー5ややミシャ系な前線に幅と厚み

ちょっと前撮り後ろの距離が遠い。間延び

ホニがキレてるなあ。厄介。同サイド、学とホニで互いに攻め残りも狙ってるのでマリノスの右、新潟の左サイドは1つのポイント

前半25分までは新潟ペース、新潟に勢い。さあどうする?

前半30分まで流れの中からのシュートゼロ

中町が後方の起点となりサイドでスピードアップしてコンビネーション。練習通りなんだろうな、という崩しは見えるし、慌ててないし落ち着いてプラン通りやれてると思うけど。あんま良くない前半33分まで

新潟のマリノス陣内スイッチ入れるパスの受け手に対しパッキングが遅い。寄せ圧力掛け切れてない。緩慢。ベースの距離感が少し遠い

前半38分までに新潟に3枚の警告

前半39分、マリノス最初の流れの中からのシュート&決定機はエリア内こぼれ球に瞬間フリーで学。枠外


前半終了、横浜0ー0新潟。シュート5:7(枠内0:2、エリア内3:3)決定機1:1。CK&FK3:3。新潟の前線からの果敢なプレスにビルドが引っかかり、目論んだ「圧倒的なポゼッション」は成らず、終始やや最下位の新潟ペース。簡単なゲームはないものだ。むしろ無失点は御の字

前半のマリノスがダメダメな訳ではない。ポゼッション時は 4ー1ー5にも近い 4ー1ー2ー3で斜めのパスコースを増やし、意図的に幅と距離をとっている。志し高く勇気あるトライ――ただ思った以上に新潟が前から勢いよく圧力掛けてくる&パスやワンタッチプレイが微妙にズレてミス⇒リズム出ない

想定、目論みでは「もっと圧倒的ポゼッション」で「新潟は撤退戦を余儀なくされ自陣ブロック」それを攻略するための「幅と厚み、斜めのパスコース」だったんだけど、最初の前提が少しズレるといろいろ齟齬が。幅と距離を作ってロストすると、当然守備も長い距離戻ることになりしんどい

さて後半ハーフタイムの修正や話し合いを受け

  • 前半ゲームプランを貫き通す
  • より普段どおりの型に戻す

さてどっちかな。このままプレイ精度と実効性が上がらなければ、扇原を外し前田直輝を入れた意味はなく収支マイナス。起点としての中町も、少し細かなミスが目立つ

さてどうするかしら

思惑通りいかないからサッカーは面白い。思惑通りいかない時にどうするか。落ち着いて上手く対応し、自分たちのペースに持っていけるのが本当に強いチーム。前半のマリノスは上手くいってないけど落ち着いてる。バタバタはしてない。あとは貫き通すか、割り切るか。そこの意思統一


さあ後半。とりあえず選手交代はなし

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新潟も後半の頭は前半ほど前から圧力を掛けてこない

後半のスタートは学が左、マルティノスが右サイドに

飯倉あれをクリアでなく繋ぐか! 意識高い系

後半9分、山中亮輔の絶妙クロスからファーサイドでマルティノスが泥臭くねじ込み先制! ニアで敬真は少し触ったかな? とまれ狙いの幅と厚みで貴重な先制点!

マルティノスの後ろに前田直輝も詰めてたし

この1点を守り勝つのではなく、リスク管理しつつカウンタでどんどん背後を取っていこう!

タンキ様々やでー。意外とスピードあるんだよなー

これは追加点を取らねばな流れ

後半18分、敬真⇒扇原貴宏

???

FW前田直輝、トップ下に天野純ボランチ扇原と中町

新潟はどんどん間延びしてくるだろうから、扇原のピンポイントフィードでトドメを刺そうという狙いは解りますが

信頼されてるなあ前田直輝

ベンチに下がった敬真は、やっぱそれなりに落ち込んでます

被CKヘッドでタンキに競り勝つ中町会長ステキ

マリノスの空中戦の雄は中澤さんでなく中町会長だから

残り20分、ここからの意思統一。ゲームの終わらせ方。直近2試合のイメージあるから、たぶん「ウノゼロでOK」な空気になるかとは思う

今の新潟の攻めは、山中亮輔金井貢史の両SBが頑張った!

後半28分、天野純の巧みなボールストップから思い切りよく左足振り抜き「一振りで突き抜ける」貴重な追加点! もう完全にズル剥けた! 剥け続けてる! 2ー0!

後半31分、中町⇒喜田拓也

ベンチのエリクから分かりやすいメッセージ付きの交代カード。さあクローズだ

金井とミロシュてよく鈴木武蔵の突破を抑えこんだ

素晴らしく厚みあるカウンタでした。あそこで最後に2枚ニアに入ってくるのがとても素晴らしい

1つ喜田らしさを限られた時間に落とし込む。大事なこと

後半38分、マルティノス⇒松原健

松原健はそのまま右WHに

学さんは今日もチームの勢い流れに乗り切れず。まあまだ焦らずに、美味しいとこ持っていってくれれば

そこは繋がず、分かりやすく切っても良かったな

天野純、あと一歩内に詰めきれず! 惜しい


試合終了、横浜2ー0新潟。トータル決定機5:3。思惑通りの展開とはならず「なんか上手くいかねえなあ」ながらプランを貫き通し、2点差をつけゼロ封勝利。これはコレで1つ「強い勝ち方」本当に強いチームになるための通過儀礼。地味に着実に一歩前進!

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私的マンオブザマッチは――特に際立った選手はいないけど私情込みで価値ある2点差つけるゴールを決めた天野純26歳かな。前半から意欲的に遠い距離のシュート狙ってたよね。最後の決定機も決めたかったけど、あの時間帯あそこに入り込めた事をやっぱり高く評価したい。20試合連続フル出場、継続

あとは先制アシストの左SB山中亮輔がかなーり攻守に良かった。ハイレベルな競争が生む積極性リスクチャレンジ、闘う姿勢

勝ってマツのチャントやれて良かった

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実質首位の2位鹿島との勝点6差は変わらずも、吹田が甲府に、磐田は広島に敗れ、川崎は瓦斯と引き分けたため 4位に浮上! ワクワクしてきたな!

金井貢史は累積4枚目で水曜のアウェイ札幌戦は有給。ただ両SBは層が厚く、札幌は高さとセットプレイ精度があるので、累積なくても松原健を先発起用したかもだから、ある意味いいタイミングの有給消化かも。こういう小さな巡り合わせ、運も高見を狙うには必要。流れがきてる! と前向きに解釈しよう

🎦 ゴール動画
🏆 明治安田生命J1リーグ 第20節
🆚 新潟vs横浜FM
🔢 0-2
⌚️ 73分
⚽️ 天野 純(横浜FM

Jリーグ

その他の動画はこちら👇
http://www.jleague.jp/video/

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【サッカーにおける4つの局面、その現在地について by いた】 about [2017-J1-17] 横浜 2 v 1 大宮

f:id:harukazepc:20170419104133p:plainいた

真理ちゃんに追随する形になった大宮戦の印象とか。
行けなかったのでたまにはちゃんと振り返る。

・前半の印象

行けるときには前から、奪えなければ一度引いてセットして守る。リスクは最小限、大宮戦らしい静かな試合。 立ち上がりこそプレス回避に使った長いボールがうまく繋がらず相手にペースを握られるも、時間と共に落ち着きを取り戻した感。
決定機は少なく、スコアレスはフェアな結果。

・印象に残ったプレー/31分

深い位置でプレスを掛けられるも、少ないタッチでテンポよくボールを動かし、最終的にサイドを変えてマイボールを維持し相手を「下げさせた」。

蹴ってリスク回避もできる、立ち上がりはそうだった。ただ、正確なワンタッチプレーの連続でプレスを回避できたことでマイボールを維持できる。繋ぐ力の進歩を感じられたシーン。

前半、流れの中での唯一の決定機はシティメソッド的なボランチのサイドに飛び出す形から。
右サイド、金井→まなの繋ぎの中で、アプローチに出た和田が空けたスペースに中町が流れて、右サイドを崩し切る。中央への折り返しはわずかにウーゴに合わず。

左はあまじゅんが出ていく形がよく見られたけど、右でもいい形が出来たのはポジティブ。次節以降を考えても。

・後半の印象

前半に比べて、オープンな展開に。
後半立ち上がりはねじを巻き直した大宮が前から追い、圧力を掛けてくるも、しっかりと凌ぐ。全体の距離が少しずつ広がる中で待っているのはカウンターチャンス。オープンな展開は横浜の"トリデンテ"が生きる。

・印象に残ったプレー/59分

佑二さんのパスがウーゴに収まったところからカウンター発動、並走する左のマルちゃんへ、まなが中から左にダイヤゴナルに走り目線を引き付ける、右にはウーゴがフリー、選択肢二つ、マルちゃんは中央へ仕掛けアプローチを巧みに外して鋭く左隅へ低い弾道のシュート!

バスケの三線速攻のような形、マルちゃんの素晴らしいドリブルシュート。シュートスピードもコースも抜群。
マルちゃんの個の魅力が存分に発揮されたシーン。

で、まなのアクションも素晴らしい。
中から左に流れるランニングでDF4枚の視野、身体の向き、動き、全てをまなが走る方向に引き付けた。そこでマルちゃんが切り替えしでアプローチを外してDFの流れとは逆に。マルちゃんの一騎当千のようなプレーだけど小さなアシスト。

このプレーのみならず、横浜はカウンターうまくなった。
今までなら、まっすぐゴールに一直線、相手を外せず、結局…みたいなことも多かったけど、まなのコースチェンジによるスペースメイクやDFの引き付け、そしてマルちゃんの個としての打開、結果として大きなチャンスに出来る。これもまた進歩。

後ろの耐久力と前の攻め切る力、今の横浜の強み。
「前半、0で終われれば」というチームの共通理解は、ピッチの状況がオープンになる後半は「トリデンテ」がやってくれる、という流れを見越してのこと。

だからこそ前半はリスクを抑え気味に、落ち着いてゲームを運びつつ、ボールを動かして相手を走らせ、後半に仕留める。勝ちパターンが見えてきた。

・印象に残ったプレー/68分

なかや…じゃなくて、山中くんの追加点。
ビハインドの展開での大宮の攻撃移行、マテウス・奥井が一気に攻め上がろうとしたところでのパスのズレのミスが起点、この時点で相手の右サイドを担う選手は不在。奪ったところから打つまで、余裕があったことが勝因かな。

そしてミサイルのような弾道、戸田さんの解説にもあったけど、軽めに振ってもボールの「芯」を捉えるとあんな凄いのが飛ぶ。ボールが伸びていくような鋭い軌道、キーパーの手を弾く。まさにゴラッソ!素晴らしいシュートでございました。

・印象に残ったプレー/失点後の振る舞い。

サイズのミスマッチを突かれて追撃された後、大宮かなり勢いもって来られたけど、どつきあいに付き合わず、ゲームを落ち着かせ、時計を進めようとしたこと。4-4のブロックを形成した上で少しラインを上げて、ボールを持ったらロストを避けるポゼッション

清水戦とか、川崎戦とか、は決してそうじゃなかったと思う。イケイケ、結果オーライ。オープンだし、相手攻めにきてるし、スペースあるからね、チャンスも出来る。実際、結果を出した訳で行きたい気持ちもわかる。競争原理が高まっている今、一人一人結果が欲しいという側面もある。

ただ、リスクを取るべき時と時間を使うべきとき、というのは絶対に使い分けが必要。勝つためにやっていること、最後まで勝つための最善を尽くす。
サッカーの摂理としていつか痛い目を見る。その辺が改善されたこともまた進歩。選手間で話し合いがあったのかな、とてもいいこと。

今後を見据える上でポイントになりそうなのは、エリクのコメントから。

「サッカーにおける4つの局面全てにおいて我々のプレイスタイルのディテールを詰めてきいたい。どの試合でも発揮し、より自信を持って戦えるようにしたい」

サッカーにおける4つの局面

・自分たちがボールを保持して攻める局面
・ボールを失った瞬間の「攻撃→守備」の切り替えの局面
・相手がボールを保持し守る局面
・ボールを奪い攻撃に転じる「守備→攻撃」の切り替えの局面

出来ていること、出来るようになったこと、質をあげようとしていること、そしてもっと突き詰めていくべきこと。
今後チームが更に質を高めるための指標となりえる。

①相手がボールを保持し守る局面

これは元々出来ていること。中央を締め、外に追い出し、集中力高く、相手の前を塞ぎ、身体を張るべきときに張る。伝統の耐久力。新戦力にもその機微は伝わり、一人一人がその伝統を担ってる。

②ボールを奪い攻撃に転じる「守備→攻撃」の切り替えの局面

出来るようになったこと。マルちゃん、まなのスピード豊かな両ワイドのクオリティを活かしたカウンターアタックは横浜のストロングポイント。又、その武器を活かすためにスムーズかつ逡巡なき攻撃移行が浸透し、カウンター機会を増えた。

個の力はもちろんのこと、この試合で見えたまなのランニングのようにカウンターを完結させる工夫も増え、スコアに繋げられるようになった。今やマルちゃんやまながスピード豊かに攻め込むシーンはスタジアムの華。後は、決定機を仕留めることか。

③自分たちがボールを保持して攻める局面

質をあげようとしている横浜が苦手としていたポゼッション、しかし着実な進歩はこの試合でも見られた。ワンタッチプレー、サイドハーフへのサポートの距離、扇原貴宏の本格化によって大きな展開や鋭い楔など改善の跡が見えるだけに今後更に質を高めていきたい

④ボールを失った瞬間の「攻撃→守備」の切り替えの局面

もっと突き詰めていくべきところ。横浜は失点数はリーグ最少ではあるが、被シュート数はワーストに近い。そこで攻撃から守備への切り替えの質を高め、相手の攻撃頻度自体を下げることは突き詰めていってほしい。

「数秒」のハードワークの徹底、追い方の工夫、強度。リトリートとの使い分け含めて、まだふわっとしているというか、なんとなく、感はある。
また、高い位置でのボール奪取が増えればショートカウンターにもつながる。

結果が出ている中で、今後もポジティブに取り組み、各セクションのクオリティを高めていけば、更に未来は開ける。
齋藤学の爆発という更なる「推進剤」も残している。一試合一試合大事に、着実に、積み上げていきたい。