蒼井真理
実質首位な2位の鹿島と勝点6差の7位。リーグ後半戦序盤2試合を先制しながら連続ドロー。ここから勝点落とさず這い上がるリーグ20節アウェイ新潟戦。屋根下バスでビッグスワンへ
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デンカビッグスワンスタジアム、開門1時間前に到着
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アウェイ新潟戦のスタメン
FW 富樫敬真
MF マルティノス、前田直輝、学
MF 天野純、中町
DF 山中亮輔、ミロシュ、中澤、金井
GK 飯倉
右ふくらはぎ違和感の天野純はボランチで先発。扇原と喜田はベンチから
負傷離脱者はゼロ。勇蔵と伊藤翔は実戦復帰に向けコンディションを上げている段階
清水戦で右足甲を裂傷した中澤は先発出場、リスクを考慮しベンチに朴正洙が控える。そのためダビがメンバ外に
今夏に中島賢星、仲川輝人、高野遼の3名がローン移籍を選択。MFイッペイシノヅカが加入
「清水戦では2度のリードがあり、上位を狙うには勝ち切らなければいけない試合だった。2点差以上のリードにするチャンスもあったが、2度のリードを守って勝ち切るべき試合でもあった。特に1失点目が残念だ。セットプレイでの厳しさが足りなかった」エリク監督
「清水戦でFWの先発を務めた敬真は、私の要求に応えチームのためプレイしてくれた。ウーゴもコンディションを上げているが、今は替える必要はない。伊藤翔は離脱期間が長かったし、チーム練習に合流したのも今週に入ってから。来週末の試合に間に合うかどうかだろう」エリク監督
「新潟戦のポイントはまず守備をしっかりやって、相手の背後を突くこと。新潟は危険なカウンタを持っおり、セットプレイにも注意しなければならない。いつも以上に焦点を当てるべきは、ポゼッション時のプレイ。前日練習では(天野純がトップ下とボランチ)2つのオプションを試した」エリク監督
「(右ふくらはぎ痛は)スプリントすると痛みがある。キックに関しては問題ない。ここまでフルタイムで出ているし休みたくない。ただ初めての負傷箇所なので慎重になっている。使ってもらえたらトップ下でもボランチでも、しっかり走りたい」天野純
アウェイ新潟戦の注目ポイント
- 天野純をボランチ起用
- 圧倒的にポゼッションし押し込む
- その目算あっての布陣
- アンカ配球役の扇原はベンチに
- CB2人がその任を果たせるか
- 天野純が引いて受けたら本末転倒
- 前田直輝は消えてもいい
- とにかく決定機、得点に絡む仕事を
「メンタル的に難しい状況だが、試合に出るからには責任がある。全員が出られる訳ではないし、出た選手はしっかりプレイしなければならない。自分も含め全員をフラットに見てほしいと監督に言っている。チームが強くなるため今年、優勝争いする必要があるのは皆が分かっている」齋藤学
「清水戦は地味だけどチームに必要な仕事をしっかりやることを心がけた。勝てないと点を取れなかったFWの原因になってしまうものだが焦りはないし、チームが勝つためにプレイする。自分が得点することだけを考えたら違うのかもしれないが、チームのタイトルが欲しい」富樫敬真
チームの勝利、優勝争い、タイトルが最優先。その思いと意識は尊い、それが責任伴うリスクトライからの逃避や言い訳につながらなければ。最後の打開とフィニッシュは必ず失敗の可能性も高いチャレンジが必要。そこから逃げない「俺がやってやる」って気持ちも大事さ~
デンカビッグスワンスタジアムのバクスタアッパー Eスタンド自由席前売り2100円。トラック付きだけどそこそこピッチ近いし傾斜も屋根もあるしリーズナブルだし、俯瞰厨には陸上競技場としては最高ランク75点の箱
pic.twitter.comデンカビッグスワンスタジアムのバクスタアッパー Eスタンド自由席前売り2100円。トラック付きだけどそこそこピッチ近いし傾斜も屋根もあるしリーズナブルだし、俯瞰厨には陸上競技場としては最高ランク75点の箱 pic.twitter.com/H6QppkAV16
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とりあえず西日が直撃するのでキックオフ直前まで日陰に待避。ビッグスワンは粉雪とか雨とか酷暑とか、そんなバッドコンディションな印象が
フィールドプレイヤがアップ中
pic.twitter.comフィールドプレイヤがアップ中 pic.twitter.com/BQlzgWcuA5
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アウェイのマリノスゴール裏
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マリノスのスタメン紹介、サブの松原健の名前には新潟ゴール裏から大きなブーイング
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新潟スタメン。今夏補強FW11ドウグラス・タンキがデビュ戦。富澤清太郎はベンチスタート
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ベンチ組のロンドに参加する扇原が金髪。つまりパツキンに
ホーム新潟ゴール裏と夕焼け空。バクスタアッパーもようやく日が落ちてすごしやすい環境に
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アウェイ新潟戦のビッグフラッグ
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圧倒的なボールポゼッションから厚みある攻撃と多くの決定機を。決め切るリアリズムを。これ以上の足踏みは許されない。泥にまみれ這いつくばっても前に進もう
アウェイ新潟戦、間もなくキックオフ!
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アウェイ新潟戦、間もなくキックオフ! pic.twitter.com/R3ErRx8G3T
前半序盤の10分までは新潟ペース。シュート0:3、決定機0:1。これを何とか凌ぐ
CK2本からシュート3本で五分に戻すも、入りは良くない。新潟の前線からのプレスに落ち着いて去なし繋ごうとするが、細かなミスからピンチが生じたりリズム作れなかったり。ここは少し我慢の時間帯
思惑通りいかない時に、如何に落ち着いてやり過ごし自分たちのペースに持っていくか。さあ進歩が試される展開
ポゼッション次は中町アンカの 4ー1ー5ややミシャ系な前線に幅と厚み
ちょっと前撮り後ろの距離が遠い。間延び
ホニがキレてるなあ。厄介。同サイド、学とホニで互いに攻め残りも狙ってるのでマリノスの右、新潟の左サイドは1つのポイント
前半25分までは新潟ペース、新潟に勢い。さあどうする?
前半30分まで流れの中からのシュートゼロ
中町が後方の起点となりサイドでスピードアップしてコンビネーション。練習通りなんだろうな、という崩しは見えるし、慌ててないし落ち着いてプラン通りやれてると思うけど。あんま良くない前半33分まで
新潟のマリノス陣内スイッチ入れるパスの受け手に対しパッキングが遅い。寄せ圧力掛け切れてない。緩慢。ベースの距離感が少し遠い
前半38分までに新潟に3枚の警告
前半39分、マリノス最初の流れの中からのシュート&決定機はエリア内こぼれ球に瞬間フリーで学。枠外
前半終了、横浜0ー0新潟。シュート5:7(枠内0:2、エリア内3:3)決定機1:1。CK&FK3:3。新潟の前線からの果敢なプレスにビルドが引っかかり、目論んだ「圧倒的なポゼッション」は成らず、終始やや最下位の新潟ペース。簡単なゲームはないものだ。むしろ無失点は御の字
前半のマリノスがダメダメな訳ではない。ポゼッション時は 4ー1ー5にも近い 4ー1ー2ー3で斜めのパスコースを増やし、意図的に幅と距離をとっている。志し高く勇気あるトライ――ただ思った以上に新潟が前から勢いよく圧力掛けてくる&パスやワンタッチプレイが微妙にズレてミス⇒リズム出ない
想定、目論みでは「もっと圧倒的ポゼッション」で「新潟は撤退戦を余儀なくされ自陣ブロック」それを攻略するための「幅と厚み、斜めのパスコース」だったんだけど、最初の前提が少しズレるといろいろ齟齬が。幅と距離を作ってロストすると、当然守備も長い距離戻ることになりしんどい
さて後半ハーフタイムの修正や話し合いを受け
- 前半ゲームプランを貫き通す
- より普段どおりの型に戻す
さてどっちかな。このままプレイ精度と実効性が上がらなければ、扇原を外し前田直輝を入れた意味はなく収支マイナス。起点としての中町も、少し細かなミスが目立つ
さてどうするかしら
思惑通りいかないからサッカーは面白い。思惑通りいかない時にどうするか。落ち着いて上手く対応し、自分たちのペースに持っていけるのが本当に強いチーム。前半のマリノスは上手くいってないけど落ち着いてる。バタバタはしてない。あとは貫き通すか、割り切るか。そこの意思統一
さあ後半。とりあえず選手交代はなし
pic.twitter.comさあ後半。とりあえず選手交代はなし pic.twitter.com/cuN7zVPQO4
— 蒼井真理 (@aoi_mari) August 5, 2017
新潟も後半の頭は前半ほど前から圧力を掛けてこない
後半のスタートは学が左、マルティノスが右サイドに
飯倉あれをクリアでなく繋ぐか! 意識高い系
後半9分、山中亮輔の絶妙クロスからファーサイドでマルティノスが泥臭くねじ込み先制! ニアで敬真は少し触ったかな? とまれ狙いの幅と厚みで貴重な先制点!
マルティノスの後ろに前田直輝も詰めてたし
この1点を守り勝つのではなく、リスク管理しつつカウンタでどんどん背後を取っていこう!
タンキ様々やでー。意外とスピードあるんだよなー
これは追加点を取らねばな流れ
後半18分、敬真⇒扇原貴宏
???
新潟はどんどん間延びしてくるだろうから、扇原のピンポイントフィードでトドメを刺そうという狙いは解りますが
信頼されてるなあ前田直輝
ベンチに下がった敬真は、やっぱそれなりに落ち込んでます
被CKヘッドでタンキに競り勝つ中町会長ステキ
現マリノスの空中戦の雄は中澤さんでなく中町会長だから
残り20分、ここからの意思統一。ゲームの終わらせ方。直近2試合のイメージあるから、たぶん「ウノゼロでOK」な空気になるかとは思う
後半28分、天野純の巧みなボールストップから思い切りよく左足振り抜き「一振りで突き抜ける」貴重な追加点! もう完全にズル剥けた! 剥け続けてる! 2ー0!
後半31分、中町⇒喜田拓也
ベンチのエリクから分かりやすいメッセージ付きの交代カード。さあクローズだ
金井とミロシュてよく鈴木武蔵の突破を抑えこんだ
素晴らしく厚みあるカウンタでした。あそこで最後に2枚ニアに入ってくるのがとても素晴らしい
1つ喜田らしさを限られた時間に落とし込む。大事なこと
後半38分、マルティノス⇒松原健
松原健はそのまま右WHに
学さんは今日もチームの勢い流れに乗り切れず。まあまだ焦らずに、美味しいとこ持っていってくれれば
そこは繋がず、分かりやすく切っても良かったな
天野純、あと一歩内に詰めきれず! 惜しい
試合終了、横浜2ー0新潟。トータル決定機5:3。思惑通りの展開とはならず「なんか上手くいかねえなあ」ながらプランを貫き通し、2点差をつけゼロ封勝利。これはコレで1つ「強い勝ち方」本当に強いチームになるための通過儀礼。地味に着実に一歩前進!
pic.twitter.com試合終了、横浜2ー0新潟。トータル決定機5:3。思惑通りの展開とはならず「なんか上手くいかねえなあ」ながらプランを貫き通し、2点差をつけゼロ封勝利。これはコレで1つ「強い勝ち方」本当に強いチームになるための通過儀礼。地味に着実に一歩前進! pic.twitter.com/rw16g6D48B
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私的マンオブザマッチは――特に際立った選手はいないけど私情込みで価値ある2点差つけるゴールを決めた天野純26歳かな。前半から意欲的に遠い距離のシュート狙ってたよね。最後の決定機も決めたかったけど、あの時間帯あそこに入り込めた事をやっぱり高く評価したい。20試合連続フル出場、継続
あとは先制アシストの左SB山中亮輔がかなーり攻守に良かった。ハイレベルな競争が生む積極性リスクチャレンジ、闘う姿勢
勝ってマツのチャントやれて良かった
pic.twitter.com勝ってマツのチャントやれて良かった pic.twitter.com/6ii0lCAnLS
— 蒼井真理 (@aoi_mari) August 5, 2017
実質首位の2位鹿島との勝点6差は変わらずも、吹田が甲府に、磐田は広島に敗れ、川崎は瓦斯と引き分けたため 4位に浮上! ワクワクしてきたな!
金井貢史は累積4枚目で水曜のアウェイ札幌戦は有給。ただ両SBは層が厚く、札幌は高さとセットプレイ精度があるので、累積なくても松原健を先発起用したかもだから、ある意味いいタイミングの有給消化かも。こういう小さな巡り合わせ、運も高見を狙うには必要。流れがきてる! と前向きに解釈しよう
🎦 ゴール動画
🏆 明治安田生命J1リーグ 第20節
🆚 新潟vs横浜FM
🔢 0-2
⌚️ 73分
⚽️ 天野 純(横浜FM)Jリーグ
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— Jリーグ (@J_League) August 5, 2017
🏆 明治安田生命J1リーグ 第20節
🆚 新潟vs横浜FM
🔢 0-2
⌚️ 73分
⚽️ 天野 純(横浜FM)#Jリーグ
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おはよう横浜。ただいま横浜。往復、屋根下バスのお世話になりました。お疲れさまです。ありがとうございました。また次回もよろしくお願いします
pic.twitter.comおはよう横浜。ただいま横浜。往復、屋根下バスのお世話になりました。お疲れさまです。ありがとうございました。また次回もよろしくお願いします pic.twitter.com/ErzUItm7bV
— 蒼井真理 (@aoi_mari) August 5, 2017
前半の思惑通りでない展開もゼロ封、後半に先制し前2試合で課題の「2点差」をクリア。確かな前進を示したアウェイ新潟戦2ー0の備忘録
pic.twitter.com前半の思惑通りでない展開もゼロ封、後半に先制し前2試合で課題の「2点差」をクリア。確かな前進を示したアウェイ新潟戦2ー0の備忘録 pic.twitter.com/jKUBaq532n
— 蒼井真理 (@aoi_mari) August 6, 2017
手元トータルスタッツ。シュート10:10(枠内3:3、エリア内7:6)決定機5:3。CK&FK5:8。前半は枠内シュート0、決定機1とリズム作れず。後半は枠内3本、決定機4つで2得点。先制、追加点の時間帯もよく効率的に「2点差ゼロ封」に成功
「前後半で全く違う内容のゲームになった。前半は予想していたとおり、新潟がアグレッシブにインテンシティ高くプレイしてきた。我々の両サイドは良いクオリティを出していたが、相手のプレッシャがキツく思うようにプレイできなかった」エリク監督
「だが前半を無失点で終えることができた。新潟はかなり走っていたので、体力的に落ちてくると予想していた。前半以上に連動性とプレイスピードを高めることを選手に求めた。我々が先制点を挙げてからは、自分たちが比較的プレイしやすい展開になったと思う」エリク監督
「ある程度は狙い通りの良いゲームができた。しかしマリノスにはスピードやクオリティのある選手がいて、自分たちはミスをカバーしきれず2つのミスが2失点に直結した。選手たちは懸命に頑張ってくれたが、残念ながらチャンスをものに出来なかった」呂比須ワグナー 新潟監督
アウェイ新潟戦シンプル総括
- 最近は自陣ビルドの進捗も著しく
- ポゼッション圧倒できるだろうと
- 天野純をボランチ起用して
- 前田直輝をトップ下に「浮かせる」
- 単純にマイボール時
- 相手陣内に押し込んで
- フィニッシュ絡む選手を1枚増やす
そんな思惑で臨んだ布陣変更
扇原と中町のどちらを残すか
- 中長距離の展開なら扇原だけど
- 攻守セットプレイで中町は外せない
- 3割くらいは前節の1失点目
- 扇原の緩慢なマーク対応への懲罰
そんな意図もあったかなと
ところが新潟の前線からのプレスは
- 想定以上の勢い迫力があり
- 直近できたようには自陣深くから
- 余裕持ってつなぎ前に運んで
- 先手取りつつ相手陣内に押し込めない
- ビルドしパスつなぎつつ
- 全体を押し上げられない
- 慌ててはないけど、少しバタバタ感
「前半は全体の距離感がすごく遠くて、僕が我慢して相手のDFラインと駆け引きしてCBを牽制していたのが逆効果だった。後半は一度ボランチの近くに下がり、遊び球を入れてからボールの循環を良くして、前のスペースに入ることで良くなった。前半からそれに気づいてやれたら良かった」富樫敬真
――敬真の反省コメントは、前半の「なんか上手くいかねえなあ」説明として実に的確で秀逸。ノリや勢いだけでなく戦術的思考ができる。局面展開を読み解ける客観性は敬真の大きな武器なので、コメント通り今後は「終わってからの反省でなく」「ゲーム中に気付いて修正」できるように
- 圧倒的にポゼッションできるだろう
- 新潟に撤退戦を強いることが可能だと
- だから前の駒を1枚増やして
- 幅と厚み、斜めのパスコースを増やす
- ミシャ系に近い 4ー1ー2ー3 の形で
- 相手を下げさせながら先手を取り
コンビネーションで崩していこうと
でも前述のとおり新潟のプレスに
- 思惑通りは押し上げられない
- 後方ビルド部隊の
- 4DFライン+アンカ中町と
- 2インサイド+3FWの距離感が
- 遠くなり間延びしてしまう
- それでもパスが上手く繋がれば
- むしろスペース活用できたのだが
細かいパスミス、タッチミスがあり
効果的な攻めの形は作れず
- 更に距離感が遠く間延びしてるので
- 清水戦で素晴らしく機能した
- 高ネガトラからのパッキング
- 高い位置で奪い返し2次3次攻撃も
- なかなか発動しないペース掴めない
- 個々の切り換えは速くても
コンパクトネスの不足
敬真の反省コメント通り
- 前半は準備されたプランに固執し
- 両WHは凄く幅をとり張り出したまま
- アンカと両インサイドもタッチミス
- 効果的な出し入れができず
- 2CBは圧力に対し余裕を持てず
- 全体的に少しずつ「思惑通りでない」
- 少しのズレや距離感が
機能不全の原因に
本当サッカーは難しいですね
- では前半どうすべきだったか
- 敬真の言うとおり前が一度少し引き
- 密度を高めてからポゼッション
- あるいは逆に後方は縦ポン増やし
- 新潟のプレスを徒労に終わらせ
- 相手DFラインの疲弊も誘う
- 端的にはそのどちらか
あるいは上手く併用する
上手くいかないまま中途半端に
- つないで引っかかりロストは
- 最も下策。相手の思うつぼ
- ちょっと前半の攻めの修正不全
- ピッチ内の認識と判断は
- 遅くて拙かったかなと
- ここは次へ繰り越す反省点
「相手が前からプレッシャを掛けてくることは想定していたが、前半はバタバタして危ないシーンが何度かあった。でも前半を失点ゼロで終われれば勝てるという共通意識みたいなものがある。今日は前半を無失点で終われたことが本当に大きかった」山中亮輔
- ただ思惑通りいかないのは
- サッカーの常であり
- そんな中でもバタバタ感はあっても
- チーム全体で混乱することはなく
- とりあえず我慢だと
- ピンチは身体を張って無失点だぞと
- それをできたのは素晴らしい
- 堅守マリノスの伝統は
- 確かに受け継がれていっている
「メンバが入れ替わってポゼッションが上手くできてない部分はあった。そういう展開でも後ろの選手を中心に身体を張って失点せずに前半を終えることができたのはポジティブに捉えたい。後半は自分とマルがポジションを入れ替えて、守備のところを修正できたと思う」齋藤学
「ヤマのクロスから選手が(エリア内に厚みをもって)入る形もできてきたし、天野純のゴールもチームとして進んでいるということ。今日の内容ではまだまだだけど、勝つことが大事。自分もゴールを決めたいけど、勝つことが一番大事」齋藤学
アウェイ新潟戦の収穫
- 思惑通りでない展開での我慢
- 慌てず焦らず守備で身体を張りゼロ封
- ハーフタイムの意識共有と修正
- 相手の足が止まるのを待ち耐える
- 山中亮輔の精度あるクロスに対し
- ニアとファー厚みある飛び込み
- しっかり2点差をつけて
- ゲームコントロールしクローズ
アウェイ新潟戦の反省
- 思惑通りでない展開の修正
- ハーフタイムまでにピッチ内で
- 意識共有し落ち着かせるのが理想
- 勢い迫力あるプレスにバタバタ
- もっと落ち着き去なすか
- 割り切って縦に蹴るか
- 間延びした展開局面での
- 単純なパスやタッチ精度
- 足元に奪いきる力
- 個の力
チーム全体としてだけでなく、前半は個の力も不足を露呈。今後、タイトルを争うシビアな上位直接対決では間違いなく「単純なパスやタッチ精度、足元に奪いきる力」1つひとつの局面が展開を左右する。不遜な言い方になるが、新潟相手に圧倒できなくては高みを臨むのは難しい。まだまだ足りない
前半の「距離感が遠く間延びした展開」はある意味では1対1の状況が発生しやすく、その1つひとつの局面で単純な勝利を重ねれば自ずと展開は優勢となる。コンパクトネスはある意味で個の能力差の補完。1人ひとりの技術、判断、インテンシティは上位直接対決までにまだまだ伸ばしていかねば
――反省課題もあるが、リーグ戦の流れとしては「先制できたゲームの進め方」「決定的な2点差にする」先制しながらドローに終わった前2試合の課題を克服した形。結果論な部分もあるが、課題反省修正結果を形にできたのは大きな意味がある。確かな前進。結果論なのはサッカーという競技的に仕方ない
また前半は裏目に出たが、前線により幅と厚みをだす「より決定機の質と量を高めゴールを増やす」取り組みも、部分的には実効性を示していた。特に山中亮輔のクロスからマルの先制点。あるいは最後の学⇒天野純の決定機。チーム全体、また個々の意識も向上が見られるのは大変ポジティブ
「クロスに対しニアサイドに入るのもずっと続けていること。もちろん自分も点を取りたいけど、チームのためにやらなければいけないことがある」富樫敬真
「試合前からウラに抜けるのは監督の狙いだった。そこは俺が1トップに入ったとしても、狙い続けようと思っていた。(先制点は)マルちゃんに横取りされたw」前田直輝
🎦 ゴール動画
🏆 明治安田生命J1リーグ 第20節
🆚 新潟vs横浜FM
🔢 0-1
⌚️ 54分
⚽️ マルティノス(横浜FM)Jリーグ
その他の動画はこちら👇
http://www.jleague.jp/video/pic.twitter.com🎦 ゴール動画
— Jリーグ (@J_League) August 5, 2017
🏆 明治安田生命J1リーグ 第20節
🆚 新潟vs横浜FM
🔢 0-1
⌚️ 54分
⚽️ マルティノス(横浜FM)#Jリーグ
その他の動画はこちら👇https://t.co/3jbfnWNlY5 pic.twitter.com/xb8IhLACWK
先制点は、山中亮輔のDFとGKの隙間に速く入れるクロスも素晴らしかったが、ニアでDFとGKの意識を釣った富樫敬真、大外ファーにマルと前田直輝の2枚が詰めていたのも素晴らしい。映像を見直すと確かに前田直輝の前にマルが無理やり割り込んでいるww
――2ー0スコアと勝点3だけでなくチーム全体として確かな前進があり、個々も含めた課題は今後への伸びシロ。まだ完成ではない。今季のマリノスは最後まで完成しない。常に今までの自分たちを超え続けていく。結果はその後についてくるもの。期待が膨らむアウェイ新潟戦の勝利だった
アウェイ新潟戦その他トピックス
pic.twitter.comアウェイ新潟戦その他トピックス
— 蒼井真理 (@aoi_mari) August 6, 2017
・ドウグラスタンキはデカい強い速い
・加えてそこそこ収まる
・これで決定力あれば来季は何処に
・勇蔵さん不在のため
・試合後の「3」はカピタン学が着用
・富澤清太郎も試合後ゴール裏に挨拶 pic.twitter.com/JUo6Dks7EC
水曜のアウェイ札幌戦のチケット購入。あとは飛行機が無事に飛んで着きますように試合が滞りなく開催されますようにナムナム
アウェイ新潟戦2ー0の主観と偏見と思い込みに満ちた選手評。うつむかないで前田直輝。会長と天野純の笑顔w
pic.twitter.comアウェイ新潟戦2ー0の主観と偏見と思い込みに満ちた選手評。うつむかないで前田直輝。会長と天野純の笑顔w pic.twitter.com/QJPG22sXNY
— 蒼井真理 (@aoi_mari) August 6, 2017
GK飯倉大樹。新潟の勢い迫力あるプレスに戸惑う試合序盤、前半7分ホニのゴール右下スミを襲う鋭いミドルを反応よく弾き出す。先制許せばゲームプランも大きく狂い混乱した可能性も。限られた被決定機を確実に阻止。シーズン後半に入っても高い安定感を維持継続。実に頼もしい
CB中澤佑二。右足甲の裂傷を押してプレイ。タンキのスピードとパワーに気圧されるシーンもあったが、予測ポジショニングで水際対応。後半13分の被決定機もギリギリ足を伸ばし低めのシュートコースを限定しタンキのシュートをふかさせたが、単純なスピードとクイックネス勝負は厳しくなっている
CBミロシュ。チームはゼロ封も過去2戦より不安定なパフォーマンス。反転速攻への対応で後手にまわりタンキのスピードにブッチぎられるシーンや、エリア近辺で危険なボールロストも。暑熱対応の遅れか、やや鈍重緩慢な動き。朴正洙という選択肢もあるポジション、もう一段の緊張感と責任感を
右SB金井貢史。攻守全般で地味に無難。やや劣勢な前半も守備対応に目立った破綻はなし。前半27分、右サイドで学、前田直輝と3人でのコンビネーション仕掛けは良。累積警告4枚目で次節アウェイ札幌戦は有給休暇
左SB山中亮輔。鋭いクロスで2試合連続アシスト。リーグ先発6試合で1G 3A。10戦無敗のチームに勢いを生み出しているのは間違いなくこの「程よいバカさ加減」厳しいポジション争いの中で、自分の特徴を前面に出し続けるポジティブな勇気と開き直り。プロは適度にバカで前向き無責任でなきゃ
2-0勝利✌️✌️✌️
こっからまた連勝してきやしょ^ ^
応援ありがとうございました!!pic.twitter.com2-0勝利✌️✌️✌️
— 山中 亮輔 (@Ryo6yama) August 5, 2017
こっからまた連勝してきやしょ^ ^
応援ありがとうございました!! pic.twitter.com/2mNfWXDn5F「後半は学くんがカットインできるので追い越していけるし、スプリントを意識的に増やした。マルちゃんは1人で縦に行けるから様子を見ながらプレイしたが、前半からもっと上がっても良かったかもしれない。(アシストは)ゴール前のいいところが見えている感じはある。ラッキーですw」山中亮輔
左SB山中亮輔。前半25分の自陣エリア近辺こぼれ球に対する内に絞ってのシュートブロックや、タッチ際で粘り強く対応し遅らせるプレイなど、シーズン当初課題であった守備面もリーグ出場を続ける中で責任感と堅実さが向上。堅守のDNAを吸収中。だが特筆すべきはやはり高い攻撃性と実効性
ボランチ中町公祐。扇原がスタメンを外れアンカを務めるが、パスとボールタッチ、対人対応いずれも安定感を欠いて前半の「思惑通りでない」展開を起動修正できず。だが被セットプレイでは身長差あるタンキに身体を寄せ当てるだけでなく「普通に競り勝ち」抜群の対空能力を改めて実証。欠かせぬ存在
インサイド天野純、後半18分からトップ下。私的マンオブザマッチ。試合を決める貴重なチーム2点目は浮き球のトラップが絶妙、そこから引き球と切り返しで対面を外しシュートコースを作り、左足を振り抜きゴール右サイドネットに突き刺す。天野純の技術とアイデアが凝縮された今季3点目、2戦連発
「前半からミドルは狙っていたし、自信があった。とりあえずスミを狙う意識だけ持って打った。巧くボールを収めることができて、相手が来てたけどシュートコースが見えた。リーグ戦2試合連続ゴールは初めてだが、点を取らなければいけないポジションだと思っている。まだまだ満足してない」天野純
インサイド天野純。前半はやや低い位置取りからでも、長めの強いスルーパスやロングレンジのシュートにも意欲。どのポジションでも「自分が違いをだす、チームを勝たせる」強い姿勢が見られ好感。実に貪欲。もう26歳で若手ではないが「俺はもっともっとできる」と思えるなら、その時が成長期だ
トップ下の天野純。後半45分カウンタで学が左サイドを縦に抜け低いクロス、ファー寄り飛び込んだのは天野純。上手く合わし切れなかったが、清水戦のゴールも然り「ここぞのタイミングで危険な場所に」顔を出す頻度は上昇中。脚に傷みあり、蒸し暑い試合の終盤にコレができるのを高く評価。次は決めろ
26歳の天野純。「試合に出るだけで満足せず、マリノスを勝たせる選手に」シーズン前の言葉に嘘はなく、フル出場を続ける中で確かな結果と貪欲さを示す。実に誇らしいが、もっとできる。何よりマリノスを勝たせる結果を。もっともっと貪欲に、突き抜けて行って欲しい
トップ下の前田直輝。後半18分からは偽CF。前線の選択肢を増やし、FWを追い越し、エリアに入る枚数を増やす。エリクが期待した役割は果たした。先制点の後詰めも得意の「右サイドからタイミングよく中に入って行く」形。得意な型は限られているが、今はそれをチームに落とし込めている
前田直輝。決して賢く器用で柔軟性ある選手ではない。ただ最近は「自分にできる事と、できない事」かなり割り切って、まずできる事を確実にこなす感は好印象。ハマる型があるのは強みだし、だからエリクもなんやかんや重宝する。シーズン終盤、また前田直輝のゴールが必要になる時は必ずやってくる
右WH齋藤学。後半は左WH。前半39分こぼれ球エリア内ぽっかりフリーの決定機は枠外へ。後半は16分にカットインから、45分は縦に抜け決定機を演出もゴールには結実せず。記録に残る貢献はなくとも、攻守に貢献度は高い。毎試合、決定機にも絡んでいる。あまり深刻に思い悩むな
カピタン齋藤学。天野純やマルとは、また少し期待される役割や責任も異なる。絶対エースで10番カピタン。より相手から警戒され重圧も大きい。でも深刻になったり責任感じたから何かできるようになる訳でもなし。学のゴールが必要な時になれば必ず取れる。2ー0の試合で学のゴール? 別にいらない
今季の学には、勝手に期待して勝手に失望したりしない。期待なんかしない。信頼している。信じて頼る。何があっても疑わない。学がマリノスを強くするという思いを無条件に信じる。大事な試合でマリノスを勝たせるのはきっと学だと楽観視している。学でダメだったら仕方ない。他に誰がいる? 信じてる
期待なんかしてないから、勝手に失望したりしないから、あんま深刻に重圧感じたり思い悩むなよ。きっとできる。森を抜けたらオチャクラ全開でバカみたいに取れたりする時もくるから大丈夫。期待なんかしてないよ? 俺は知ってるんだ
左WHマルティノス。後半は右WH。結果を積み重ねる疾走する戦術兵器。この試合トータルでみた実効性は正直かなりアレで、後半8分の自陣処理ミスは被決定機につながったし、ゴールも前田直輝から略奪したものだけど、結果は結果。ゴールはゴール
マルティノスと天野純が2試合連続ゴール。得点絡み続ける山中亮輔。ノーゴール師匠の学。コレで対戦相手もかつてのように「とにかく学を抑えて」というプランは成立しづらくなる。焦点がボンヤリする。いやあ高み目指す背景がどんどん積み上がりますなあ!
……あとはCFがゴール取ってくれたら
CF富樫敬真。2試合連続スタメン。シュートゼロで後半18分に前田直輝を残しベンチに下がるビッグスワンの屈辱。先制点のニア突撃、要所でのプレスバックと貢献度は高い。前半18分、学のスルーパスにエリア中央で反応も体勢崩し打ち切れず。エリクからの期待は大きい。敬真の場合とにかく結果を
後半18分からアンカ扇原貴宏。過去2戦の反省を生かしリードした展開での投入でゲームを無難にコントロール。それでいて地味に球際に激しく寄せ奪うシーンも。大きな展開や決定機演出はなかったが、起用意図に応え粛々とゲームをクローズさせた
後半31分からボランチ喜田拓也。2点リードを受けてのクローズ役。無難に試合を終わらせるのが仕事だが、その中でも縦に強く潰す、持ち運ぶ自らの特徴を短い起用時間の中に落とし込むあたりは、さすが喜田パイセンだぜ
後半38分から右WHの松原健。戦術的な意味は全くない交代。強いて言えば
- マルの「暑いもう走りたくない」感
- 水曜に向けた慣らし運転
- 古巣ホームへの顔見せサービス
- 徹底したウーゴへの懲罰采配
ベンチで90分ウーゴ・ヴィエイラ。あんなコメントをメディアに流して駆け引きする選手に、エリク容赦なし。フツーに前田直輝が右でウーゴCFでいい展開でも起用せず。シーズン後半、底上げ積み上げの手応えありエリクかなりマジ。エリクが気を遣う真のスーパースターは中村俊輔だけだ、覚えとけ!
CFウーゴ・ヴィエイラ。でもリーグタイトルを本気で狙うならウーゴの得点力は必要なので、心を入れ替えてマジ頑張って欲しい。もう一段絞ってキレを上げてくれたら、残り14試合で7ゴールくらいあると思うんだけど。山中亮輔のクロスにもきっと合うハズ。信頼はしてないけど、期待してるよ!