横濱戦術四天王(仮)~マリノスの戦術を読み解く〜

横浜が誇る戦術四天王による、横浜F・マリノスについてのつぶやきをまとめます。 ちなみに、あと2人がみつかりません。

【計り知れない価値あるアンジェ横浜リーグ初勝利!チームレベルだけでなくクラブ全体で、マリノスちゃんと積み上げて構築できるクラブになってきてるよ!絶対に今日みたいな成功体験が「貫いた事が正しく報われた結果」が必要だから。ホント勝てて良かったああああああああ by 蒼井真理】 about [2018-J1-4] 横浜 1 v 0 浦和

f:id:harukazepc:20170419105933p:plain蒼井真理

5連戦の5戦目は序盤の節目、リーグ4節アウェイ浦和戦。開幕3戦未勝利、13位の浦和と16位マリノス。勝って浮上の契機とするのは何れか、あるいは共に沈んだままか――浦和美園へユルユル移動中

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アウェイ浦和戦のスタメン

FW ユン、ウーゴ、渓太
MF 天野純
MF 扇原、ダビ
DF 山中、ミロシュ、中澤、松原
GK 飯倉

SUB:杉本、金井、下平、中町、海夏、イッペイ、伊藤翔

復帰予定だった喜田は前日練習で再び負傷、中盤は△形で扇原とダビのボランチ。ミロシュと飯倉は開幕からフル先発継続

J1審判・スタメン情報@j1referee

【浦和】
GK
1 西川周作
DF
38菊池大介
2 マウリシオ
5 槙野智章
3 宇賀神友弥
MF
16青木拓矢
15長澤和輝
10柏木陽介
FW
9 武藤雄樹
30興梠慎三
7 武富孝介
(Sub)
28福島春樹
26荻原拓也
31岩波拓也
11マルティノス
18山田直輝
22阿部勇樹
21ズラタン

浦和マルティノスはベンチスタートか。岩波拓也阿部勇樹もベンチとは贅沢な…。サブGKは福島春樹――専修大仲川輝人の1学年後輩でパントキックがすげー巧かった――榎本哲也はベンチ入りもできなくなったんだな

「中盤のスタートポジションは2ボランチだが、常に1枚は降りて1枚は前に出る。喜田が不在でもチームとしてやるべき事が変わる訳ではない。毎週3ポイント取りたいが、スタイルを貫いてチャンスを作り、ゴールを決めたい。浦和はポゼッション志向のあるチームだが、我々もそこで圧倒したい」アンジェ監督

「守備の時の中盤の形は▽から△に変わるが、ボールを回す時は変わらない。(浦和にボールを握られ)押し込まれてる時は守りやすくなると思う。(ダビと交互に)前へ出て行く回数は増えると思うので、そこで何ができるか。チームのやり方の中で自分の特徴を出したい」扇原貴宏

――ル杯 瓦斯戦で一定の手応えあった中盤△形への変更を継続。ボスや扇原のコメントから「マイボール時▽なのは同じ」だが鳥栖戦でアンカー扇原が狙い撃ちされた経緯もあり、ダビと2人で交互に前後する事で中盤トライアングルの流動性を高め、ハメ回避を狙う&守備時のブロック強度↑が狙いか

アウェイ浦和戦におけるマリノス側の注目ポイントは2つ、2ボランチの機能性と両WGの打開力。特にダビとユンにとっては次節からオリバーが登録完了しメンバ入り濃厚な状況下、この試合で結果を出さねば15連戦からは3+1の枠から外れカップ戦要員となる目算が高い

ル杯に続きオリジナルポジションがボランチでの起用となるダビは、中距離のサイドチェンジ精度や意外性あるドリブル、スルーパスなど「違い変化を作り出す」センスはボスにも評価されている模様。現状「中町より計算できる」というより多分に今日は「序盤の最終テスト」の意味合いの強い先発起用だろう

扇原もリーグ2度目の先発は再び「喜田不在」の試合。鳥栖戦の時にも「場合によっては最後のチャンス」と指摘したが、大津祐樹が既に合流を果たし、ル杯では吉尾海夏が存在感を発揮。中盤トライアングルが▽△何れにせよ3枠をめぐる競争は厳しさを増す。リーグ先発でのアピールチャンスは限られている

左WGのユンは、ここまでのリーグ3試合スタメン起用では結果を残せず。前節の鳥栖戦は63分で交代となった。柔らかいボールタッチや、セルフイッシュでないプレイ志向、終盤も落ちないゲーム体力など見るべき点もあるが、外国籍選手として期待される「個の打開力、違いを生み出す」プレイが見られない

「打開力、ゴールに直結するプレイは必ずしもWGだけに求められる訳ではない」「CFウーゴやIH天野純や中町の貢献の低さも等しく問題」という指摘もあろうが、ボスの志向やデザインされた攻めのコンビネーション、エリク時代から継続するベースとなる考えからも両翼WGには打開する力が最重要であり不可欠

ハーフスペースにSBを絞らせ起点を作り、IHが相手選手を動かしWGへのパスコースを作る手法1つとっても、またGK飯倉の進境著しいWGへ直接付けるフィードにしても、エリク時代と比較し「より良い状態でWGがボールを受ける」ためのメソッドの落とし込みと頻度は向上している

「WGがアウトサイドレーンでゴールを向き完全なる1対1」は難しいが「1対1.5」もう1枚のDFはIHやCFが牽制してどちらも見なければならない状況――くらいは作れる組織を、始動から50日でボスと選手たちは構築した。コレは瓦斯とのプレシーズン、開幕のC大阪戦でかなり衝撃的だった

「両翼WGだけの責任か」の指摘はごもっともだが、ウーゴは典型的ワンタッチゴーラでクロスをネットに沈めるのが最大の役割で彼の唯一に等しい存在価値。その1点に限ればリーグ屈指の存在であるのは疑いない。ボスもCFにはボックス内でCBと駆け引きしCBをゴール方向に引っ張る仕事を強く求める

アウトサイドレーンでWGがボールを持った際、CFが相手CBをゴール方向に引っ張るからバイタルが空きIHや逆サイドのWGが活用するスペースが生まれる。WGが縦に深く抉り平行あるいはマイナスのクロスを入れれば大きなチャンスになる。ボスはCFにサイドに流れたり、引いて受ける仕事はあまり求めてない

もちろん「高いレベルで両立させ臨機応変に使い分けられる」のが理想だが、ウーゴや伊藤翔はそこまでスーパなFWでないとボスも承知しての事だろう(伊藤翔にはウーゴのような特異なゴールセンスがないため、引いて受け捌くタスクも要求してる節あり)高いレベルで両立させられるFWは価格が2、3倍になる

アンカーやSBがハーフスペースでボールを受け、アウトサイドとセンター2つ「斜め前のパスコース」を選択する際、無論WGが相手選手を釣って中央のIHをフリーにさせる道もある。天野純や中町、ダビが「相手を動かすだけ」で自分が前を向き受けなくて良い訳ではない

だが大外のアウトサイドレーンはタッチラインを背に90°視野でゴールを向けるが、中央のレーンは相手からの監視が厳しく、複数の相手に囲まれ、より狭いスペースの中で動きながら精度の高い判断とプレイを迫られる。上手く背後を取ったり剥がせればGKと1対1となるが、難度は高い

よりゴールに近い場所、中央を固めるのは守備側の鉄則。WGがアウトサイドレーンで前を向き仕掛けるからこそ、そこに脅威があればこそ中央もフリーになりやすい環境が生まれる。その逆もまた然りだが、守備側の心理から見ても「外を捨てられる」「持たせても構わない」状況は怖さがない。混乱しない

エリクとアンジェにはWGに求める資質と役割には少なからず違いもあるが、継続性ある期待要求として「打開力、相手の脅威となる個の力」は間違いなくある。無論それが戦術の全てではないが、1つの大きな前提としてそれが機能しなければチームの枠や可能性、監督の選択肢や理想は大きく低減する

エリクはポゼッションへの拘りは薄くマルティノス(とウーゴ)の能力をフル活用するため、速攻からの順足クロスの優先度を高く置いた。ボスはよりポゼッションとコンビネーション志向が強く、代表監督時代からWGやWBに逆足の打開力ある選手を置いて打開のキーマンとする傾向がある(気がする

WGに高い個の打開力を求め、且つ現有戦力に不足を感じたからこそボスが就任し最初の補強要請は「逆足の右WG」オリバーだった。…あまり言いたくないが、齋藤学はエリクの時より今のボスの環境下でこそ数段高く評価され左WGとして期待されていただろう――全く今更な話ではあるが

ユンはこの浦和戦で結果を残さなければ、次の清水戦以降は左WGのポジションを遠藤渓太と争う事になる。ダビの評価如何ではメンバ入りすらできない可能性もある。ここまで見せた彼の「個の打開よりコンビネーション志向」からして一度カップ戦要員になればレギュラ復帰は尚更困難を伴うだろう

もちろん結果を求められチーム内競争を勝ち抜かなければならないのは遠藤渓太も同じ事。ユンも渓太も「1対1.5」の状況でパスを受け前を向くとこまでは一定値できている。そこは悪くない。ユンは最後の思い切りや周囲との意志疎通、渓太は狭いスペースでの判断。エリク時代よりオープン展開は少ない

大津祐樹の右IH適性も未知数。あるいはCFやWGでの起用もテストされるかもしれない。中盤より前は競争が激しく、誰も当確は打たれてない。願わくば今後の試合で各々が良いパフォーマンスを見せ、ボスが「仕方なく妥協し消去法で」起用するのでなく、ハイレベルで幅広い選択肢が得られますように…

3+1枠の関係で、扇原や中町のファンは「ユンユン頑張れ!」渓太やイッペイ、テルのファンは「ダビ頑張れ!」な状況であるとも言えるが、各々がそういった枠の関係は抜きに自分の力で居場所を見つけボスに必要とされる存在になって欲しいものだ

――未勝利のチーム全体のテーマとしては、ピッチコンディションの悪い三ツ沢3連戦の鳥栖戦でワースト内容、ル杯瓦斯戦はスコアレスながら再びチャレンジする姿勢は見せたので、埼スタのピッチでは勇気ある挑戦を見せる中でリーグ戦初勝利を期待したい。可能ならば複数得点で

ボスのアンジェも、決してお世辞や強がりでなく「選手たちの新しいスタイルに挑戦する姿勢を高く評価してる」し「今は結果よりも内容」だと言ってると思う。W杯予選の豪州代表と比べても、個々の後ろから繋ぐ意識と技術は優れているし短期間で咀嚼できている(無論、代表では難しいのは前提としてある

ショートパスを繋ぐ収める、タッチ数を減らす、相手選手を動かしパスコースを作る――俺らも驚いたけどボスもきっと「こんなに出来てる」って喜びや手応えはあると思うよ。やっぱ代表よりクラブ監督だなあ、と。特にGK飯倉の吸収成長の速度は凄く評価されてること間違いなし(代表のGKがアレだったので

あとはラスト1/3の精度とアイデア、そこに至るまでの精度や頻度も更に追求してゴールを奪い、理想のスタイルを体現する中で勝利を! 渓太とユンの両翼には特に期待。リーグ開幕3戦、一定の手応えは間違いなくあるから。浦和、埼スタのピッチ。今のチームが1つ契機を得るため相性的にも悪くないかと

「今シーズン取り組んでる新しいスタイルは 簡単に見えるかもしれないが、意外とプレッシャがかかってる中でプレイしている」飯倉大樹

――いや知ってる 知ってるww 全然簡単には見えてねえからwww

本当マジで今季の飯倉の新しいスタイルへの要求に対する適応・順応スピードは驚異的なレベルだよ! 少し前に自画自賛してたけど「飯倉大樹にしか務まらない」ポジションになりつつある。強いてリーグで挙げれば、今日対戦する浦和の西川周作くらいか

元日以来の埼玉スタジアム。キックオフ50分前に到着

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フィールドプレイヤもアップ開始。半袖は中澤さんとミロシュのCBコンビ。いつも通りバクスタアッパー指定席前売り2500円。視界もコスパも上々。マリノスの応援はできませんが

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アウェイ側マリノスのゴール裏。いつも通りの縦長、あるいは0.5ブロック狭いかな? 密度は高く最後列までビッシリ

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扇原はウーゴと2人笑顔でイチャコラしつつアップ中。とにかく扇原やユンユン、天野純あたりにはポジティブに、ファーストプレイでトチらず良い感じでゲームに入れる事を願う。もちろんミスっても飄々とやれるのが一番なんだけど

マリノスのスタメン紹介、浦和ゴール裏にブーイングしてもらえるのは中澤さんだけか。今日新たに、彼らに「嫌なヤツ!」と思わせる選手が出現せんことを

ホームの浦和ゴール裏。両後列スミ以外は中々の密度。メインとバクスタのアッパーには空席が目立つ

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アウェイ浦和戦のビッグフラッグ

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さあ己の信ずるスタイルを全てピッチに表現し、勇猛果敢にゴールを奪いリーグ初勝利を!

アウェイ浦和戦、間もなくキックオフ!

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とても良い入り方ができている。2分の左サイドほぼフリーで前向けたユンユンがやり切れなかったのは早速残念

被FK、槙野智章に激しくマンツー対応する扇原

ダビ、ルーレット失敗もその外連味が魅力

今日のダビはいつも以上に可能性を感じる。ダビを使えそうな展開

渓太のネガトラは素晴らしい。ホント最後の精度と落ち着きだけ

前半11分経過、ゲームのイニシアチブはマリノスに。やれてるやれてる

渓太、遅れたけどギリギリ大外捕まえた

CK守備、中澤さんをゾーンに組み入れたのは絶対正解

前半15分、ミロシュのカットからのパス、ダビのダイアゴナルにピッチを横断する低フィード! 渓太のクロスも悪くなかったが中とは合わず。素晴らしい

ミロシュは今日も抜群の安定感

武藤雄樹のシュートは飯倉が弾き出す! がコースに入った選手のオフサイドを取ったか。18分経過して互いにシュートなし

今日のダビには凄く可能性を感じる(2度目

でももって60分かなw

前半20分まではダビが凄く「スタメン」っぽい仕事してる、出来てる。約束事の中でプレイしてる。嬉しい驚き

ちょっと縦に裏に急ぎすぎかも。もう少し食いつかせ一手間かける余裕も欲しい

これは山中亮輔の距離ですわ

まさかの扇原直接でした

この試合のオープニングシュートは前半25分、扇原のFK。シュート1:0

マジでミロシュ抜群

4つ目のオフサイドは取ったヤツでなくラッキー。ヤバかった

後半25分あたりから少し浦和ペース

5つ目のオフサイドもラッキー。浦和が少しずつ剥がせるようになってきた

ユンユンなあ…

ダビがあと何分もつか、凄く働いてる

浦和のファーストシュートは前半31分、武藤雄樹。飯倉が悔しがったのは枠を外れてたのを最後まで見切れず触ってCKにしたから

前半33分、最初の決定機はマリノス。自陣中央の扇原から縦フィード、ユンユンが頭で落としエリア内フリーでウーゴのシュートはGK西川周作がブロック

どうしたんだ今日のダビは! ちゃんとしてる!

ウンコみたいなミスもない。普通にレベルの高い試合ができてる

ウーゴの剥がしにかかった時の引っ掛かり率も逆にスゲーな

松原健も地味に良い。そしてダビがヤバいぞコレ前半で真っ白に燃え尽きそうな奮戦振りしかも組織の枠の中で輝いている


前半終了、横浜0ー0浦和。シュート4:3(枠内3:1、エリア内3:1)決定機2:3。CK&FK6:4。ゲーム主導権は6:4でマリノス。スタッツほぼイーブン、決定機も総質量的には互角。お約束の序盤ウンコミスからの被決定機もなし。最後の打開で圧倒的な個の力はないが、特に悪い選手もいない。素晴らしい内容の前半

ダビド・バブンスキが組織の枠の中で攻守にタスクを遂行しつつ、彼ならではのスキルやアイデア、守備での頑張りを見せているのが前半最大の驚き。ご存知の通り私は「ダビは巧いけど戦術理解や実効性がねえ」の懐疑派ですが、前半のダビは手放しで賞賛しますよ しますとも

浦和も今日は組織的にキチンとして皆がサボらず真面目にやってるので、オープニングシュートが前半25分だったりも、塩試合ではなく拮抗した好ゲーム。ヤバいシーンもあったけど、概ね守備組織と個々の対応はキチっとできてる。集中力高い。拮抗してるだけに先制された方はガクッとくる展開

どっちが先に致命的なミスをするか、相手の守備組織を上回る個の打開や美しいコンビネーションを出せるか。精神的、肉体的な疲弊から動きの質と量、連動性が落ちて綻びが出るのはどちらが先か――ハートとフィジカルのスタミナが問われるゲーム。月並みでスマンが、先制点が凄く重い試合になる

あと「落ちてきたな」「綻びの原因になるな」と早急に見切り、適切なカードをベンチが切れるかも鍵。さーてダビは何分まで保つのか!

さて後半。文句なく素晴らしいからこそ勝利を! 勝利を!

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ユンユンも先の3試合に比べれば、周りと合うシーンは間違いなく増えてる。どっかで1つバシッとハマれば。ハマれ!

そこは撃っとけよ天野純。撃てよ

正直、先にマリノスに少しずつ疲弊と重さが見える。気合いでなんとか

――もう一度メンタルとハートをフレッシュにする特効薬は先制点のみ

ユンユンは終盤まで落ちない持久力があるから期待してるよ今日こそ! 今日こそ!

山中亮輔、扇原、ダビ、天野純あたりは落ちてきてる。判断スピードやネガトラ

ミロシュもホントスゲー安定

ヘロヘロになりつつあるダビ、渾身の股抜きパスだったのに…

ユンユンを中に入れて大外を山中亮輔に抉らせる。山中が疲弊する展開

後半14分、ウーゴが2つの決定機を決めきれず。前半と合わせ3つ目、あうあうあー

これはユンユンに期待したくなる展開。ユンはまだ落ちない。相対的にスピードが上がってる印象すら受ける

後半18分、長澤和輝⇒山田直輝

後半は18分まで、シュート4:0。決定機2:0。先制できてないのはスゲー痛いが、ここからハートの強さが試される

ユンユンもあそこで絶対パス選ぶよねえ

痺れる試合。勝てれば最高、負ければとてつもなくダメージデカい。リーグ序盤の分水嶺

ボスは動かない。動けないか

ミロシュ抜群――だったのに無駄なミスとFKと警告と。部屋とYシャツと私

マジどうしたよ今日のダビは。スゲーっス

コレたぶんスコア動くか、ラスト7、8分までボス動かねえな

うおおお山田直輝に殺られかけた! アブねえ

後半32分、ダビ⇒吉尾海夏

うーんそうか! でもマジ素晴らしかったよお疲れダビ!

ユンユンもさすがに疲れが見えてきた

後半37分、4度目の正直! 仏の顔も3度まで! 山中亮輔のカットイン手詰まりも抜群の呼吸で縦に入り込むウーゴの足元に合わせ付けて、リアル・ストライカ真骨頂の冷静な逆サイドネットへの流し込む先制ゴール! ついに先制!

さあ絶対に勝つ!

後半39分、ユンユン⇒イッペイくん

ユンユンお疲れ今日は頼もしかったよ

1点取ってノリノリになるとウーゴは対面を剥がせるようになります。ハッピーアワー

松原健の守備に粘りっ気が出てきた。ネバネバしてきた

よーし堀孝史のクビ落として帰るか!

ちょっと海夏の特徴は出にくい展開になったか。イッペイ頑張れ、シュートで終われ

この展開、1点リードでも飯倉はカマボコの相手に囲まれた味方にスローで繋ぐ。ネジ飛んでるぜ!

後半46分、飯倉が完全なる1対1を完全に阻止! 飯倉大樹

頼もしいな松原健の落ち着きっ振り

後半48分、ウーゴ⇒伊藤翔

ゴール裏からの大きな大きな声援に応えながら、ストライカーは伊藤翔さんと交代


よっしゃあああああああ!!!

敢えて言おう、完勝であると!

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埼玉スタジアムに咲き乱れる、今季初のリーグ戦でのトリパラ

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試合終了、横浜1ー0浦和。トータル決定機5:5。間違いなく序盤戦の分水嶺となる拮抗した痺れる試合、3つの決定機を外したストライカが4つ目を沈め決着! 後半36分の先制までに全員の奮闘、先制後は飯倉のビッグセーブがあった。計り知れない価値あるアンジェ横浜リーグ初勝利!

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私的マンオブザマッチはGK飯倉大樹。ウーゴやミロシュの貢献も捨て難いが、90分を通した安定した勝利への貢献では誰も飯倉の前に立てない。クロスキャッチ率、ビルドにおける貢献、ハイライン背後の処理、終了間際の決定機阻止。公式戦6試合目、他の誰がここまでボスの尖った要求に応えられるものか!

――ただし、このままだと勝ち試合の全ての私的マンオブザマッチ飯倉大樹になりかねない為、今後は「飯倉はこんくらい出来てあたり前」と評価基準を大幅に引き上げます。飯倉は凄くてあたり前。攻守ハイレベルに貢献してあたり前。GKにとってそれは最高の評価

私的MIPはダビド・バブンスキ。奔放なスカイセルフ感を払拭し、組織の枠の中で確かなスキルとダビならではのアイデア、実効性。攻守に周囲との補完関係を考えたポジショニング。守備組織に穴を作らず、球際でも奮闘。後半に運動量が落ち交代したが、ピッチ上でのムラは極めて少なかった。素晴らしい

今日のダビなら全然スタメンでも計算できる。どうか今日のプレイが突然の天啓や閃き、一過性のものでなく確かな成長でありますように。元来有するスキルや変化を生み出す力は疑いない。ボスの戦術的な要求に応えられれば、ダビはもっともっと高い所まで行ける可能性がある

ミロシュもあの警告受けたプレイ以外は素晴らしく安定していたし、ウーゴも3つ外れても4つ目――決勝ゴール決めればストライカ文句なし。4つ目がある、その運もストライカに必要な才能。松原健は凄く地味に良かった。ユンユンも、良化の傾向はちゃんと見えた。皆が素晴らしかった

強いて言えば天野純は、俺は凄く期待してるから今日のパフォーマンスやチャレンジには納得できないからもっと精進してください。シュート打てたよね? もっとできるよね

遠藤渓太も今季ここまででは一番良かったんじゃないかな。中澤さんは高いレベルで安定、安住ではなくチャレンジし続けてる化け物め。扇原も長いボールの精度に特徴出しつつ、ビルド関与や守備も向上の余地残しつつ鳥栖戦より全然良かった。気持ち前向きにやれてた

何よりチーム全員が3戦未勝利の中、ワースト内容の鳥栖戦からキッチリ反発してボスの要求する理想やスタイルにチャレンジする中で、拮抗した痺れる展開の中でなかなか先制できず苦しい中でも崩れず折れず曲げず、勝ち切った事が素晴らしい。大きな大きな手応えを得て、代表ウイークの成熟期に臨める

ホント今日の試合を落としてたり勝ち切れなかったらダメージ超デカかったよ。あー勝てて良かったなああああー

あ1人忘れてた山中亮輔。後半は山中の縦勝負に活路を見いだす疲弊する展開、あのカットインは左足を切られ完全手詰まりだったけど、なんかウーゴが変なタイミングで変なとこからエリア縦に入り込んだとこバッチし付けた。アレはウーゴの変態センスだけど、山中のパスも鬼だったね

あの山中からの鬼パスを、あの時間帯に走りながらピタリと止めてGKの1対1にして決めきるウーゴはド変態。リアルストライカの真骨頂。ほぼ完全な決定機3つ外してもお釣りくる。痺れるわー

横浜F・マリノス【公式】@prompt_fmarinos

Full Time: Yokohama F.Marinos 1-0 Urawa Reds

First victory of the season!!
Thank you for your support!

#fmarinos #jleague #HugoVieira #ウーゴヴィエイラ

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DAZN ダゾーン@DAZN_JPN

均衡を破ったのは #横浜F・マリノス
左サイド #山中亮輔PA中央にボールを運ぶとパスを受けた #ウーゴヴィエイラ がワントラップからゴールを決める。

明治安田J1第4節 浦和×横浜FMhttp://DAZN.com でライブ中。
#時代を変えろ
#DAZN
@prompt_fmarinos

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決勝ゴールの映像を見直しても、山中亮輔がカットインしてきた時に「一度バックステップして」エリアから離れ、山中にコース与えるというより「自分がエリアに入り込みながらパスを受けシュートするスペース作って」るウーゴのセンスがやっぱド変態

「ゴールを取るために一度ゴールから離れる」後から映像見て理解するのは簡単だけどさ、あの試合展開で自分はそこまで決定機3つ外してる中でソレが瞬時にできるかって事ですよ。たぶんウーゴ考えてない。ストライカの本能で動いてる。変態だよ

Jリーグ公認ファンサイトJ's GOAL@jsgoal

敵地に乗り込んだ #横浜F・マリノス は、試合終盤に #ウーゴヴィエイラ のリーグ戦2試合連続得点が生まれ、1-0で勝利🙌今季リーグ戦初勝利をあげました⚓️

https://www.jsgoal.jp/photo/c-yokohamafm/

#fmarinos
@prompt_fmarinos

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OptaJiro@OptaJiro

62 - 横浜FMは今節の浦和戦で62%の支配率を記録した。OptaがJ1のデータ集計を始めた2015年シーズン以降、浦和相手に最も高い支配率を記録したチームとなった。改革。

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フットボールチャンネル⚽️@foot_ch

横浜FMのFWウーゴ・ヴィエイラ、初勝利もたらす殊勲の決勝弾

「今日は特に素晴らしかった。多くのチャンスが巡ってきた。もっとこういうチャンスが増えれば、勝利もたくさん見せられると思う」

https://www.footballchannel.jp/2018/03/18/post261259/ #fmarinos #jleague

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――ボスの会見コメントが誇らしい。さすがに初勝利でこれまでより饒舌感w 記者さんたちも良い質問してくれてて嬉しい

Q.この勝利でスタイルに対する選手の自信や手応えは確かなものになるか?

「確かに結果が出る事でチームの信念は強くなるものかもしれないが、元より選手たちは半信半疑でなく、私の提示するスタイルを信じて真摯に日々のトレーニングを行ってくれていると感じている」アンジェ監督

「どちらかというと選手よりも、今日のようにスタイルを貫き通し良い内容で勝利する事によって、応援するサポータたちも同じようなステージに入ってくるのではないかと思う。これから時間を重ねれば、もっともっと強いチームになれると私は確信している」アンジェ監督

選手たちは半信半疑なんかでやってなかったよね。結構エグいドラスティックな「今までマリノスが苦手でやんなかった」改革に、真正面から向き合い取り組んできたから始動50日でスタートラインに立てた、形を作った。3つ勝てなくても不信に陥らず曲げなかった。ボスもその手応え感じてると思ってたよ

でもファン・サポータも結構多くの人たちが、ボスの提示するスタイル信じてるつーか時間掛かるかもしれないけど見守ろうと開幕前から腹括ってたと思うよ。それは樋口さん1年目の経験もあるし、エリクの築いた土台への信頼もあるし、会長の「信じるに値するから信じろ」の言葉の重みもあった

あとやっぱりボスの言った通り、正直このスタイル厳しいだろうっていう中澤さんを筆頭に選手みんなが疑念持たず始動から取り組んでるのが伝わってきてたから

チームレベルだけでなくクラブ全体で、マリノスちゃんと積み上げて構築できるクラブになってきてるよ!

Q.決定機を外していたウーゴ選手を代えるつもりはなかったか

「なかった。ウーゴはマイボールの時もそうでない時もチームに貢献しており、必ず良いポジションにいた。違う試合なら2、3点は決めていただろう」アンジェ監督

ボスのウーゴへの要求や期待が改めて窺い知れる質疑応答。何よりボックス内でフィニッシュに絡む事、常にCBと駆け引きしチームが得点しやすい環境を作る事、ビルド&ポゼッション関与は求めない。守備は最低限の制限。「決定機を何度も外している」のは逆説的にタスクに忠実な証明、ゴールは時の運

ゲキサカ@gekisaka

「Jの中でもトップレベルのGK」決勝点のウーゴ・ヴィエイラはGK西川に賛辞

https://web.gekisaka.jp/news/detail/?240045-240045-fl #gekisaka #jleague

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Q.今日の中盤構成の意図は?

「どんなシステムで、スタートのポジションがどの位置であっても、選手には常に『必ずボールを受けられるポジションに入り、その中で動きながら自分のテンポを付けボールを繋いでいけ』と言っている。システムはスタートの形で、そこまで拘りはない」アンジェ監督

まあこの回答は半分ホントで半分はぐらかしかな。システム変更は相手のやり方に合わせた(相手の良さを消したり狙いを回避したり)ゲームプランの部分が大きいから、ベラベラ正直に戦術意図を喋ったりしないよね普通の監督は

Q.GKが前に出ている時にロングシュートを打たれたシーンについて

「私が監督をしていて、あの状況で実際に決められたのは4回ぐらいで、他の3000回以上はゴールに入っていないので、あれを決められたらしょうがないと割り切っている」アンジェ監督

「(枠に)入らなければ どうという事はない」

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ただマリノスと対戦するチームは試合前日練習の最後、ノックアウトトーナメント戦の前日にPK練習やるみたいにボランチやDFがロングループの練習をゲーム感覚でやるのはアリかと。反町康治あたりなら絶対やるハズww

「前半から見ていて気づいたことをチームメートにアドバイスしたら、後半はパスがポンポン回るようになった。監督も自分たちで考えてやったことには『グッド!』と言ってくれる。今日は、そうして自分たちで考えてやれた部分が多かった」松原健

自分自身のプレイは地味な貢献が多くても、展開を見て自分で考えて周りに伝えて『後半はパスがポンポン回るようになった』松原健は正にこのスタイルのためにマリノスに来たようなニュータイプ…。ア・バオアクー脱出時のアムロくん状態か! もうマツケンじゃなきゃダメなカラダになりそう

リーグ戦4試合目で選手たちがピッチ上で考え修正を施し、自主性を発揮しつつある。エリク3シーズン総括で指摘した課題、新体制発表でアイザックが今季チームのテーマに掲げた「リーダシップ」が、もうこの段階で萌芽しつつある。エリクの遺産も、これで生かされる道が開けてきた。素晴らしい…

アンジェの会見も選手コメントも「信じ勇気持って貫いてきたものが報われた」「これでまた次のステップに進める」といった趣旨のポジティブなものばかりでメシが美味い。酒が進んで仕方ない

信じるに足るものがある人生はそれだけで素晴らしいが、信じたものが報われる瞬間はもっと素晴らしい。そんな事は滅多にないシガラミの社会で悶々としてるからこそ、私たちは選手やチームにマリノスに、何かを投影して期待し、夢を託してしまうのだろう

こんな瞬間があるから、やめられねえ

ウーゴのコメントがまた120点なんだよなあ。どんなにボックス内限定のワンタッチ・ゴーラーで3タッチ以上したらポンコツでゴール以外の貢献が少なくても、あのド変態な動き直しからの決勝ゴールと愛らしいコメント見ちまったら、もうウーゴなしでは生きていけない

あボスの質疑応答、飯倉についてのコメント引用を忘れてた

Q.飯倉選手のパフォーマンスについて

「GKとしての役割は、昨季に比べ劇的に変わったと思う。ただ彼の学ぶ姿勢や、このサッカーを信じる気持ちは、彼のパフォーマンスに表れているのではないか。彼の貢献度は高いと思っている」アンジェ監督

おそらく会見で選手の個人評を喋ることを嫌うタイプであるボスの控えめな、飯倉大樹への最大級の賛辞。ホントW杯予選の豪州GKと比較するのが申し訳ないくらい、メチャクチャビルド&ポゼッションに貢献してる。今日も単純なクリアはたぶん1本だけ。スゲー勢いで適応してってる。マジ飯倉スゲー

もう明日からは飯倉大樹を褒めない。評価基準を大幅に引き上げる。でも今夜だけは言わせて、飯倉大樹マジハンパねえ! 多少雑になったバックパスも相手に詰められてもビビらず全部繋いじゃう1点リードの試合終盤でも。頭のネジが良い感じで2、3本抜け落ちてる

「“GKとGKコーチはクレイジー以外は務まらない” と京都時代の監督に言われたが、正にその通りだ」松永成立

 

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横浜FMのMF扇原貴宏、リーグ初勝利に安堵

「みんな勝ちに飢えていたし、その中で自分たちのスタイルで勝てたことは自信にもつながる。本当にチームとしてやっと第一歩を踏み出せたと思う」 https://www.footballchannel.jp/2018/03/18/post261278/ #fmarinos #jleague

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「自分のところで数多くチャンスをつくれなかった。その分、守備は100%やろう、上手くいかない時は守備を頑張ろうと思いやった」遠藤渓太

遠藤渓太は今季、ネガティブ・トランジション――攻から守の切り替えとチームにおける守備タスクの徹底が素晴らしく向上しているのは瓦斯との練習試合から指摘。今日もロストした瞬間「あーっ」と空見上げたり頭抱えるより「まず相手DFボールホルダの前に立つ」を徹底。コレやんないと縦ポンで即被決定機

みんな成長してる「やってるフリ」「理解したフリ」でなく、ちゃんとボスの理想と要求を自分の頭で考え咀嚼してプレイに落とし込み実践してる。まだまだ足りないものだらけだけど「自分で考えて実践するトライする」姿勢がある限り、それは全部伸びシロだから

でもソレを続けるには、絶対に今日みたいな成功体験が「貫いた事が正しく報われた結果」が必要だから。プログラム通り動くロボットじゃなく、感情持った人間だからね。ホント勝てて良かったああああああああ

アタッキングサイド左50%の偏りと中央の少なさは、主に後半双方の足が重くなりオープン展開が増え先制点も生まれない展開で、マリノスが「中央でのロスト被カウンタ」を嫌い、さりとてロングボールは主に宗教上の理由から使えないw 中で同サイドの出し入れによるゲインを多用したためと推測

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後半はメインスタンド側、山中亮輔とユンユンの出し入れで敵陣に運ぶ、そのまま左サイドから打開を運ぶシーンが圧倒的に多かった印象。マルティノスがいなくなった今、最もチームで縦に個のスピードでゲインできるのは左SBの山中亮輔だから。ユンユンはハブ役として、タメて山中が追い越す時間を稼いだ

左サイドでワチャワチャして取ったり取られたり、互いに縦縦でユンユンと山中亮輔2人がどんどん疲弊しつつも、なんとか劣勢にはならず、最後はその左サイド起点で山中亮輔のカットインから決勝ゴール。やったね山ちゃん、ユンユンもココで凄く頑張ってたと思うし山中との出し入れは合ってきてたと思う

で思うのはココに浦和がマルティノスをぶつけてきてたら、マルのスピードを身を持って知ってる山中亮輔はガチ勝負以前に心理的に、あそこまで上がれなかったんじゃないのかな? あの決勝ゴールもなくてスコアレスの可能性も高かったかなと。「浦和はマルの使い方わかってねえな」言いたいだけですがw

ユンユンは山中亮輔と縦の出し入れ、一度左で起点作った後はハーフレーンに位置取り山中が外を使うスペース、山中の選択肢を確保して思ってた以上に戦術理解も進んでるねと。後は左ペナ角でゴール向いても、最後もう一度ワンツーとか一手間絶対かけたいマンなのでフィットにはもう少し時間必要かしらと

1つ今日の試合と布陣で見えた課題としては、ああいう拮抗した展開になり疲弊しオープン展開となり、中央ロストのリスク回避したサイドでのゲインが必要な時、今は左SB山中亮輔を使い倒すしかない。山ちゃん擦り切れちゃうし怪我しちゃう。右でもゲインするセット、大きなサイドチェンジは要獲得かと