横濱戦術四天王(仮)~マリノスの戦術を読み解く〜

横浜が誇る戦術四天王による、横浜F・マリノスについてのつぶやきをまとめます。 ちなみに、あと2人がみつかりません。

【完全なる戦略的敗北であり、先駆者の質をまざまざと思い知らされた形。チャレンジングな選択をすることは凄くよいこと。ただ、ミスしていいわけではないし、質はあげていかなきゃいけない。最後に問われるのはクオリティ。もっともっと、うまくなれ。 by いた】 about [2018-J1-6] 横浜 1 v 1 川崎

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絶対絶対絶対勝ちたかった試合だった。
が、勝てなかった川崎戦の備忘録。いい試合だったので感じたことを。


前半/アンジェ・ヨコハマ完全攻略、パーフェクトな鬼木プラン

開始20分で6つの決定機、その全てが崩し切られたもの。

アンジェ・ポステゴグルーの特徴的なサッカーの傾向と弱点を見極め、弱点を露わにした上でいかに突くのか、鬼木達の提示したそのプランが見事なまでにハマった。

経緯としては…

  1. 川崎:センターバック+中盤中央3枚にてピッチ中央でポゼッション。
    テンポよく細かいパスを繋ぎながら相手の陣形を中央に寄せつつ、サイドバックが高い位置に押し上げる時間を作る。
    横浜:高い位置での人数を掛けたプレッシングでボール奪回を意図。ポジションを下げず、ボールに対して収縮する。
    結果:→川崎のテンポよくミスの少ないパス回しに横浜のハイプレスは空転。
    アプローチで次の選択肢を制限する、次の選択肢を予測して狙う、ということすら許さない川崎の自由自在のポゼッションを前に形骸化させられてしまった。

  2. 川崎:高い位置に進出したサイドバックがスペースへランニングし、そのランニングを質の高いスペースパスで使うことでラインブレイク。一気に相手陣に押し込む。
    横浜:ウイングはプレスを掛けるために中央に寄る。サイドバックは相手サイドハーフのケア。
    結果:→川崎のサイドバックのランニングに対して横浜はケアできる選手はおらず、エウシーニョ車屋紳太郎はストレスなくサイドのスペースを謳歌。出し手へのプレッシャーも掛からないため質の高いパスが次々と通される。

  3. 川崎:スペースへのパスをスイッチに、中村憲剛家長昭博阿部浩之は一気に加速して、最終ライン攻略へ。
    DF-GK間を狙うクロスボール、SB-CB間のギャップを突きボックス内ポケットエリアを突くスルーパスなどでフィニッシュへ。
    横浜:スペースを突かれたため撤退しつつ、水際守備に移行。中澤佑二ミロシュ・デゲネクが防波堤になりつつ、中盤の撤退を待つ。
    結果:→川崎の二列目の攻撃参加のスピード>横浜の中盤の撤退スピード、となったため、基本後手の苦しい対応を余儀なくされる。
    CBがサイドに引き出されたり、数的不利の対応となったため、崩し切られるシーンも続出。
    川崎としては多種多彩なパターンで整い切らない横浜の最終ラインを攻略し、決定機を片手では足りないほど作り出した。

培ってきたポゼッションへの信頼をベースに、横浜の特徴と傾向、そして弱点をしっかりと洗い出した上での相手を壊す、後手に回す。
その全てが狙い通りとなったプランはほぼパーフェクト。足りなかったのはゴールネットを揺らすことだけ。11本のシュート、4本の枠内シュート、そしてチャンスクリエイト数を見ても完全なる攻略と言っていい会心の出来。

横浜としては、完全なる戦略的敗北であり、先駆者の質をまざまざと思い知らされた形。
リスクフルな戦術選択をしている中で、生命線となるハイプレスの空転のリスクを被った。

川崎のポゼッションの質の高さに対して、余りに中途半端な対応になってしまったのは大きな反省点。プレスの開始位置、アプローチによる選択肢の制限、次の選択肢の予測と準備、全てが足りなかった。プレスが徒労に終わることが続き、精神的に「落ちて」しまった感は否めず。

後半に天野純を一列前に押し出して、よりボールホルダーへのプレッシャーを増す修正を施して体裁は整えたにしろ、戦略的意図を具現化できずに完全攻略された事実は重く受け止め、次の進化の糧としたいところ。

これまでの構図を変えるに至らず、主導権は川崎が握った前半。スコアレスで終えたことは望外の幸運だった。


後半/突き詰めるべき「クオリティ」

前半飛ばした川崎の勢いに陰りが見え、横浜のポゼッションする時間が増えてくる中で、攻め合いの様相を呈した後半。最終的なポゼッションの比率は50%vs50%。決定機も多く作り、新たな横浜の片りんを示せたか。

天野純を押し上げて中盤の構成を変化させ、更には吉尾海夏が入って中盤のバランスを改善し、ポジショナルプレーの利点がゲームの中に反映されたことはポジティブに捉えたい。
オーバーラップを絡めたサイドの攻略、バイタルでのフィニッシュチャンスが作れたこと、前半にはほぼなかったハーフコートでのボール奪取も出来ていたことは自分たちのスタイルを表現出来ていた証明、その流れのまま勝ちを攫えたら最高だった。

オープンな展開の中で勝負がどちらに転ぶかわからない、という展開にまで持ち込めた。
が、勝ち切れなかったことを反省するならば、引き寄せた流れを切ってしまったりするプレーが多かった、というところに焦点が当てられるか。

失点に繋がった自陣でのボールロストを代表に非常に多かったパスのズレ、意思疎通の齟齬は流れを切ってしまうし、バックパスのミスはゲームを壊しかねない。
チャンスの時のドリブルやファーストタッチのミスはせっかくのチャンスを潰す。
戦略的に自分たちのスタイルを表現する中でサッカーをプレーすること、という要素にも意識を割いてほしいし、丁寧にプレーしてほしかった。特に攻撃移行の起点となる「奪った後の最初のパス」については特に。

試合を支配する、主導権を握る、となると自ずとボールを扱う回数が増える。その回数の分だけミスする可能性も増える。その中でチャレンジングな選択をすることは凄くよいことで、ミスを恐れていては出来ないこと。
ただ、ミスしていいわけではないし、質はあげていかなきゃいけない。甘えないこと、突き詰めていくこと、利点を作ってもミスをしたら全ては水泡に帰す。最後に問われるのはクオリティ。

もっともっと、うまくなれ。


Extra/齋藤学選手の復帰について

備忘録として。

再発することなく、無事にプレーして、試合終了のホイッスルを聞けたこと、素直に良かったと思います。

彼が横浜の憎しみの全てを背負う状態となった上での初めての試合、業を背負うというのはこういうことなんだなと試合が終わった後に考えてました。

途中交代でピッチサイドに立ったとき、そしてボールタッチのとき、憎しみや怨念の籠ったブーイングで物々しい空気となったのは当然のこと。ファン感謝デーで膝に乗ってお話したこともある、彼を応援していた子が泣いてしまったぐらいの異様な空気となったのは凄く印象的。自分としても凄く感じることがありました。

初めて、敵として彼のプレーを見たわけですが、本能的にあのプレーが好きなんだな、とも。ボールを持った時の期待感(敵なので恐怖感、か)、瞬間的なキレ、目の前の相手を簡単に剥がすドリブル、プレーを瞬時に変えられる柔軟性、怪我で才能が錆びつかなくてよかった。
まだ、ファンなんです、たぶん。でもあのユニフォームを着ている限りは無理。それぐらい川崎は嫌い。

追っかけるわけにもいかなくて。
昔の男を忘れさせるのは新しい男、って定説に習うなら、新たにワクワクさせてくれる選手が出てくることを願ってます。彼のプレーでワクワクしちゃだめなので。

アンジェが作ろうとしている新しいサッカーにワクワクしてるけど、ボールを持った時にわくわくするような選手も出てきてほしい。

次は夏の等々力になるのかな。正直なところ、疲れるね、心身共に。


最後に

素直に疲れました、そして悔しいというのが感想(小学生)

ただ、凄くいい試合だったし、糧となる試合でもあったので。 3/15、まだまだ連戦は続く。この連戦の後にチームがひとつもふたつも前に進めてるといいな。

【番外編(河治良幸さんツイート):攻撃と同時に守備のリスクマネージメントができていてこそのポジショナルプレーなので、J1王者相手にいろいろ課題が見られた試合でした。現状マリノスは戦術面でオートマティズム寄りになりすぎて(いますが)、ブレずにひとつひとつ組み上げていく段階かなと思います。 by 河治良幸】 about [2018-J1-6] 横浜 1 v 1 川崎

※以下、スポーツジャーナリスト 河治良幸さんによる、「2018年J1第6節 横浜 1 v 1 川崎」についてのツイートを引用・ご紹介させていただきます。
※引用元:Togetter (利用規約 - Togetter)

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【選手たちは勇猛果敢を貫いた、誇らしい。ユンユンと山中亮輔の打開、攻撃性が◎。大津とオリバーの2人は現状「出遅れ分を取り戻させるため評価ハードル下げて起用」期間。 by 蒼井真理】 about [2018-J1-6] 横浜 1 v 1 川崎

f:id:harukazepc:20170419105933p:plain蒼井真理

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    • 試合前〜試合中の実況&コメント
  • 試合全体について

試合前〜試合中の実況&コメント

2連勝で迎えるリーグ6節ホーム川崎戦。今季初の日産スタジアム開催。昨季王者3位川崎と13位マリノスの勝点差は3。このスタイルへの確信と勢いを得るための大一番、15連戦の4つ目は前半戦の分水嶺。キックオフ40分前に着

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…キックオフ30分前に西ゲートにクソ行列できて全然捌けてねーんだけどww 大丈夫か運営。導線とかもーちっと考えろよ

今季もメインアッパーSS席からよろしくお願いします。やっぱこの視界なかなか悪くないよな

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フィールドプレイヤもアップ中。ホームのゴール裏1階、2階ともなかなかの埋まり具合。バクスタがやっぱスカスカ感でちゃうかなー?

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ホーム川崎戦のスタメン

FW ユン、ウーゴ、オリバー
MF 大津祐樹
MF 扇原、天野純
DF 山中、ミロシュ、中澤、松原
GK 飯倉

SUB:杉本、金井、下平、中町、海夏、渓太、伊藤翔

前節と同スタメン。サブのWGにはイッペイでなく遠藤渓太。渓太がんばれよおおお!

「相手が強いチームなのは間違いない。ここまでリーグ戦とACLが重なりタフな戦いで難しい部分もあったと思う。クラブとしてもサポータとしても川崎戦は楽しみなのではないか。ダービーはサポータにとって大切な試合、勝ちたい試合だと思う」アンジェ監督

「だがダービーもそれ以外の試合でも3ポイントを狙うことに変わりはない。良いチャレンジになる。浦和もボールを握りたいチームだったが、我々が主導権を握ってゲームを進めることができた。この試合も主導権を持ちゲームを進めたい」アンジェ監督

川崎スタメン。小林悠が負傷欠場、CFは大卒2年目でスタメン3試合目のFW20知念慶。大島僚太が代表欧州遠征での負傷から復帰。先発に新加入選手は不在、昨季等々力0ー3から変更は小林悠⇒知念のみ。「王者の完成度」を相手に、どこまで戦えるか。相手にとって不足なし

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川崎サブには齋藤学が初のベンチ入り。アウェイ選手紹介ではそれなりに大きなブーイングもあった模様。前倒し復帰についてはメディカルの判断と本人の意思、最後の起用決断は監督。周りがとーこう言う事じゃ全くないでしょ感

例えば君は「死なないためだけ」に生きられるか? そんな生に何か意味があるか? どうせいつかは人は死ぬもんだ。選手もそれと同じで「怪我をしないめだけ」にプレイしたり選手ではいられない。成し遂げたい何かのために選手でいてプレイしている。怪我はするものだし、キャリアもいつかは終わる

「リーグ戦で連勝して、ル杯にも勝った勢いを持って臨める。やっているサッカーに少しずつ手応えや自信を得て、それが確信に変わりつつある。川崎はポゼッションするチームで、どこからでも点を取れる。それに対し今年のマリノスがどこまで出来るか。去年までとは違うスタイルの戦いになる」中澤佑二

「ボスはボールを握ることを強調しているので、それが川崎相手にどこまで通用するかの戦いになる。せっかく良い形で勝ってきているので、とにかく勝ちたい。相手が対応してきても、自分たちのサッカーを貫く」中澤佑二

アップを終えてドレッシングルームに下がるウーゴ様。いやーこのウーゴチャント、コール連呼からの太鼓連打の流れは神曲だな! 超アガるわー

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川崎を相手に、どれだけボールを握りゲームの主導権を取れるか。ビビらず自陣深くGKからパスを繋ぎ、無難に逃げず、相手を食いつかせ剥がして敵陣にボールを運ぶ段階で優位性を築き、フィニッシュまで持ち込めるか。その質と頻度。まずは何より勇猛果敢な姿勢を、どこまでピッチに表現できるか

――ひょっとしたら「ボールを握る」事そのものへの拘りは、鬼木達の川崎よりもアンジェ横浜の方が強いかも? もしかしたら川崎はポゼッションからの崩しからよりも「マリノスの自陣ビルドを引っ掛けてのショートカウンタ」食いつかせようとするマリノスを、それ以上の強度で食いちぎる狙いがあるかも

大島僚太が復帰し、彼のコンディションに問題なければ如何なるゲームプランを採るにせよポゼッション志向は自然と高まるとは思うが――鬼木達と、一度リーグタイトルを経験した川崎は風間フロンターレより現実的かもしれない、と何となく思う

単純なポゼッション、ボールを握った方が勝点3に近づくゲームにはならないような気もする――が、それでもボスがそれを望み選手たちもこのスタイルを信じ貫くというのなら、罠や落とし穴が沢山ありそうなその土俵で、ボールと主導権を握る事に拘り抜いて欲しいと思う

河治良幸@y_kawaji

明日というか今日は横浜F・マリノス×川崎フロンターレに行きます。異なるスタイルを突き詰めている両雄の対戦。分析的にチェックしますが、純粋に試合が楽しみ。

札幌×名古屋もそうでしたが、もちろん勝ち負けは大事なんだけど、こういう突き詰めのベクトルが違う”異文化交流”的なカードはJリーグの中でも化学反応がたまらないですよね。両クラブのサポーターじゃないサッカーファンも楽しんでほしいです。自分も少しでも視点で盛り上げたいと思います。

アンジェ横浜と川崎のカードで「ポゼッション志向同士の対戦」みたいな向きもあるけど、河治さんも言うように「突き詰めのベクトル」そもそも発想のスタート地点、方向性が大きく異なるチーム同士の対戦。ボールを握りゲーム支配したい志向、ポゼッション率が高くなるのは結果として同じだけど

教祖風間八宏の教えは「パスコースが “見えるか”」より早く多くクリティカルなパスコースが見えて、そこに出せる・そこで受けられる選手が偉い。“見えない”選手はサヨウナラ(^.^)/~~~

チームのレベルは「一番見える選手」が決め周囲を引き上げる中村憲剛大島僚太がいなけりゃ並のチーム

…いやDFライン含めた全選手の「見える」度がリーグでズバ抜けて高いけどね宗旨的に。見えないヤツはサヨナラだから

で「見える」選手を揃えて時間を掛けて個々の「見える」を揃える、即興閃きのシンクロ率を上げる。だから風間八宏のチーム作りはクッソ時間が掛かる

エリク⇒アンジェ横浜の方向性は「見える選手」特定の個にビルド&ポゼッションで依存しない(“選手は移籍するもの”だし時間は有限だから)明確に言語化、提示されたポジショニングやパスルートなどプレイ原則がある。選手に必要なのは「最低限の理解力、何より理解し原則を遂行しようとする姿勢」

――試合前にこの話は長くなるから止めよう。でも思想の出発点とベクトルは異なれど志向的には近い部分もあり、手法的には真逆の部分もある(選手の距離感、ポジションを崩すのか守るのか等)

サッカーにチート戦術はないから、どっちが正解という事もない。そこが面白い

スタメン紹介映像、前節ゴールのウーゴ・ヴィエイラ様はノーマル。つーか今季はホーム側、アウェイ側の映像一緒で顔のアップがないのねー

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民衆の歌とゴール裏のトリコロール・フラッグ乱舞。今季からビジョンにも歌詞が入るようになりました

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選手入場時のゴール裏トリコロール・コレオ

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トリコロール・コレオ&2018ジャイアント・ジャージ

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あの9月9日の等々力0ー3完敗から7ヶ月。マリノスが何と決別し、何を目指し何処に向かうのか。今こそピッチに示し、証明する時。譲れない、負けられない

ホーム川崎戦、間もなくキックオフ!

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【「適正な距離感のもとに▽を作りましょう」「常に “両斜め前に” パスコースを作るように」「ライン間や相手の隙間で」――といった前提を満たした上での修正や自主性でなければならない。あくまでベースに組織のプレイ原則がなくてはならないし、それを組織的な意味で理解しなくてはならない。 by 蒼井真理】 about [2018-ル杯-GL3] 横浜 1 v 0 新潟

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    • 試合全体について

試合前〜試合中の実況&コメント

ル杯GL3節アウェイ新潟戦。新宿高速バスターミナルから6時間。たったの6時間

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6時間もあれば読了できてしまうのではないか。途中で寝落ちるのではないか

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ル杯アウェイ新潟戦のスタメン

FW 渓太、伊藤翔、イッペイ
MF 吉尾海夏
MF ダビ、中町
DF 下平、西山大雅、金井、山田康太
GK 杉本大地

SUB:彩貴、ミロシュ、堀研太、オリバー、仲川、大津祐樹和田昌士

リーグ戦から総取っ替え。ルーキ西山大雅がCBで先発プロデビュ。サブメンバのバランスw

新潟のGKは2013シーズン湘南在籍時「ふしぎなおどり」で一世を風靡したアレックス・ムラーリャ(湘南時はサンターナ登録) 田口潤人はベンチスタート

「連戦は分かっていた事なので、2週間のブレイクでしっかりコンディションを整えている。3週間後は予測できないが、目の前の試合には勝つためのメンバを選ぶ。リーグ戦に出場していない選手にとって良いチャンス。連戦に向けて全員が出場時間を確保するのは大事なこと」アンジェ監督

「(今季初出場となる)杉本大地については彼自身のプレイと、チームとしてやるべき役割を理解できているかを公式戦の中で確認したい。大津とオリバーは20~30分起用したいと考えているが、試合の流れを見ながら決めるつもりだ」アンジェ監督

「今のスタイルではヒロキくんのプレイが理想形だと思う。でも同じことはできないし、自分にしかできないプレイもある。DFラインの背後のスペースに関しては、出る時は迷わずしっかり出る。出ない時は出ない。中途半端が一番ダメ」杉本大地

たぶん金井貢史が鬼のラインコントロールで、下手するとリーグ戦以上に大きなウラのスペースを杉本大地に与えてくれると思うので大地がんばれ

約30分遅れで雨の新潟駅に到着。そしてビッグスワンまでシャトルバス。またバスに乗るのです。キックオフには間に合うので無問題

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雨のビッグスワンに到着

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フィールドプレイヤがアップ中。アウェイ側マリノスのゴール裏は屋根下に。かなりガッツリ雨降ってますからねえ

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アッパーの開放されないビッグスワンなど45点の陸上競技場でしかない。残念

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――うーん流石にこの雨とピッチコンディションでは、バカみたいにライン上げるのは現実的ではないと思うな。ボスと選手たちの判断や如何に

キックオフ5分前。雨はかなり小降りになりピッチは水溜まりもなく芝生の状態も良さげ。これならボスの要求する本来のスタイルを表現できそう。あとは選手の勇気! 杉本大地は迷わず躊躇わず

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ル杯アウェイ新潟戦のビッグフラッグ

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更なるチームの底上げを! 連戦に勢い付ける勝利を! 夢の複数得点を!

ル杯アウェイ新潟戦、間もなくキックオフ!

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【清水戦の大きな反省点はインサイド及びアンカーのポジショニングバランスの悪さ。ボールに寄るんじゃなくて、ボールが君の元に来る。それが正しいポジショニング。ポジショナルプレー。 by いた】 about [2018-J1-5] 横浜 1 v 0 清水

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前半3-0、ポゼッション率82%…本家ぱねぇな…
マンチェスターシティ (プレミアリーグ32節 vsエヴァートン戦)

インサイドの飛び出し、かぁ…ただ、大外のレーンじゃない、そこだよ大津くん。
(僕は、土曜日の大津くんの外への飛び出しはやりすぎだと思ってる人)

スペースで受ける、という要素が足りないと感じて、外に流れてスペースで引き出す、はいいんだけど、本来の受ける位置でどれだけ受けれたのか、ウイングの横でのサポートどれだけできたのか、というか、大外流れるのと、内側で受けるのはどちらが優位なのか、よりよいのか、そういうところなの。

まあ、1試合目だからね、厳しく見すぎるのも良くないんだけど。
それだけじゃだめ。というか、君が大外に流れすぎるとあまじゅんと扇原くんも引き寄せられて、ポジションバランスが凄く悪くなる。

ごめんね、次川崎戦なの、シビアにやりたいの。

(勝ったから言えること)(勝って反省)(個人的にアンジェが大津くんのプレーをどのように評価するのかは気になる)
(守備に置いては外に寄るのは結構メリット)(でも、攻撃面ではマイナス)

清水戦の大きな反省点はインサイド及びアンカーのポジショニングバランスの悪さ。

端的に寄りすぎ。サイド人数かけて崩すは自己満足。そんなことしなくても崩せる。
中の厚み、ボックスの「中」に入る脅威、内側フロートも意識して。 そしたら外はフリーになれるから。

まあ勝ったからいえるんだけどね。

ボールに寄るんじゃなくて、ボールが君の元に来る。
それが正しいポジショニング。ポジショナルプレー。

あまじゅん悪い癖出てるよ。君が良いポジションを獲れば、自然に君の元にボールが来るよ。周りを信じなさい。

矯正するのに苦労した、というエリクのコメントじゃないけど、やっぱりボールに寄るのが習性にはなっているんだと思う。

止まれないし、我慢できない。
実際、流動性という「エクスキューズ」が出来るとボールに寄る。
まだ理解して、意義を消化できてるかというとそうでもないんだな、とは感じたりする