2016-07-04 【カイケは1トップのCFでなく、2トップのセカンドトップでしたよと。「今の俊輔」をトップ下で成立させるCFは不在。だがトップ下でなくとも、中村俊輔は中村俊輔だ。 by 蒼井真理】 about [2016-J1-2st-1] 横浜 3 v 0 湘南戦後の考察 蒼井真理 @aoi_mari 蒼井真理――着地点を決めぬまま、2ndステージ開幕アウェイ湘南戦 3ー0を振り返る備忘録【ハイライト】湘南ベルマーレ×横浜F・マリノス「2016 J1リーグ 2nd 第1節」スカパー!Jリーグ[公式]https://www.youtube.com/watch?v=np-0uO11fI&index=4&list=PL3gqjBmi4S6uE6IQr5wQCoKRDZtwKqexG…手元トータルスタッツ。シュート12:17(枠内5:4、エリア内6:7)決定機5:3。CK&FK7:11。学のポスト叩いたシュートとカイケのゴールを「1決定機」とカウントすれば、決定機は4:3。先制するまでの内容もスタッツ的にも、3-0は出来過ぎ。1-0か、1-1が妥当JリーグのLIVEトラッキングの数値を見ても、ボール支配率・相手ペナ侵入回数、アタッキングサードでのプレイ回数、敵陣でのパス本数と成功率――何れも湘南が上回る https://pic.twitter.com/hn0joJCwZVまあ枠内シュートはマリノスの方が多いし、ちゃんと崩されたシーンはアーリアのスルーパス起点の1個しか無かったけど。マリノスは相変わらず守備ゾーンも低く、最終ラインがペナ内までズルズル下がるシーン多数「相手が高い位置からプレッシャをかけてくる事は分かっていた。それに対するビルドアップ、そこからウラを取っていく準備をしてきたが、ゲームで発揮できたと思う。我々のトライアングルをベースにしたプレイが機能して先制し、落ち着いてゲームをコントロールできた」エリク監督「是が非でも勝利が欲しい試合で、2トップにはボールを奪ってから前へのプレイを選択するよう求めた。守備面では1トップでも2トップでも、果たすべき役割は変わらない。上手く機能してくれた。攻守両面で2トップには非常に多くの運動量を要求したが、彼らは良く応えてくれたと思う」エリク監督「(2試合離脱した俊輔の状態は?)良くなってきている。来週からはチームのトレーニングに合流する予定。様子を見ながらチームにマッチさせていきたい」エリク監督うーん。確かにまあ、降格圏16位の湘南を相手にボールやゲームを支配し圧倒したでもなく、褒められた内容ではないにせよ、エリクの語る通り「是が非でも勝利が欲しい試合」での2トップ採用、前掛かりな湘南のウラをシンプルに突いていくゲームプランは、結果的にビシッとハマった。それは事実「0-3で、試合を見てない人は『順当にベルマーレ負けた』と思うだろうが、凄くもったいない試合だった。(試合後)選手たちも『先制点を取るべきところで取れなかった』『同点にするチャンスはあったのに、そこで焦れて2点目取られた』と話していたが、本当にその通りだと思う」チョウキジェ監督「1stステージ(横浜0-1湘南)よりも、明らかに "サッカーをした" という感じはあった。自分たちが前半に攻めてる中で『チャンスは作っていた』で終わらせてはダメ。決定機はなかったが、押し込む時間が長かったので、あそこで得点が取れれば全く違った試合展開になっていたと思う」端戸仁「自分たちのゲームはできていたけど、やっぱり最後のところのクオリティの差が出てしまったのかなと思う」端戸仁「1stステージは相手に支配される中での勝利だったが、今日は全く逆で自分たちがゲームでやりたいことが結構やれた中での 0-3だったので、内容と結果は必ずしも一致しないなという感覚。みんな 0-3という結果以上にやれているという感覚はあると思う」奈良輪雄太「前回の対戦は、本当に内容は良くなかった中で1点取れて勝った。今日はボールをしっかり保持して前半の入りも良かったと思うが、結果だけ見ると0-3。守備でもマリノス相手でも繋げさせなかったし、前からハメられる場面もあった。攻撃の部分で前3人の関係を出せればと思う」大槻周平「相手が引いている中でも間に入ってチャンスを作ると事はできていた。前半もウチがすごく攻めていたし、結果だけ見ると負けだが、この反省を次に生かす事が大事。点は入らなかったが、僕が入る前から良い形は作れていた」長谷川アーリア「湘南らしさを出しながら戦えたが先制点を取られてしまい、相手の堅い守備を崩せずに追加点を入れられて悔しい試合になったという印象」山田直輝湘南の監督や選手のコメントは軒並み『1stステージ(横浜0-1湘南)より良い内容で湘南らしい戦いができたが、先制点を取られ難しくしてしまった。最後のクオリティ不足』といった所か。内容と結果の不一致。1stステージは逆にマリノスが「なんで負けたんだろう」って試合だった。あるあるやね何度も何度も繰り返すけど、今のJリーグは上位から下位までホント戦力差が小さい。一昔前みたいな「1人で全部やっつけちゃう」スーパストライカも決定的な違いを生み出すアタッカも、ほとんどいない。今のマリノスはJ1どの相手にも勝つ可能性も、負ける可能性も 50:50にかなり近い確率であるリーグ18試合終えて、年間勝点5位32の大宮から12位23の仙台まで、勝点差は「9」 5位の大宮の得失点差が「±0」で、8位マリノス(勝点25)は「+5」である辺りも、ほんの少しの勝負のアヤで中位グループの順位は乱高下する証左と言えるのではないか――なもんで、あんま目先1試合1試合の勝ち負けや今の順位に一喜一憂するより、大事なのは「コンスタントに決定機を生み出すための攻めの型作り」であったり「決定的なストライカが不在なら、それを埋めるための得点パターンやチャンスの質を向上させる」足下を見たチーム作り――なんだと思うがそんなあたり前な一般論はさて置き(さて置いちゃダメなんだけどw)ソレが出来ているのか? それを確かめる意味でも、2トップを採用して 3-0で勝利したアウェイ湘南戦の中身を少し掘り下げよう。この「2トップ採用による勝利」は、今後に繋がる、単なる勝点3以上の意味があるものなのか、と――着地点を決めずに連投を始めると、いつもグダグダだ よし、結論から。結論つーか、湘南戦を受けての「現状の仮説」・カイケは1トップが務まるCFではない事を、完全に再確認・カイケは2トップのセカンドトップとしては可能性あり・マリノスに「今の俊輔」をトップ下で成立させるCFは不在・つーか今のJリーグに、そんなCFいない・カイケは1トップが務まるCFではない事を、完全に再確認これはまあ今更な感もあり、みんな「そうなんじゃないかな」と思っていた事だとは思うのですが。能力的に、というよりむしろ「彼の資質・FWとしてのスタイルや好むプレイエリア的に」見ての話「2トップにして、前に人数をかけたから3ゴールが生まれたと思う。FWのどちらかが絡めなくても、もう片方が(ゴール近くに)残っている事でチャンスになりやすい。自分もやりやすかった。カイケとの距離感や、ムダな動きで消耗したり課題も多かったが、改善していけば今後に生きると思う」富樫敬真「カイケは2トップのほうが生きる。敬真が気を利かしてウラに抜ける動きをしてくれたおかげで、チームとして良い形でウラに抜ける形が多かった」中澤佑二湘南戦のカイケ評・頻繁に「空席になったトップ下」に引いて受けてワンタッチで捌く、気持ち良さ気にマルティノスや学と絡む・(引いて受けて)決定機の1つ、2つ前のパスが出せる。視野も有・引いて触りたがるけど、そこからゴール前に入って行く動きは有・なんだかんだ決定機に絡む――その湘南戦で見せたカイケのFWとしてのプレイスタイル、好む役どころやプレイゾーンは5月26日のナ杯GLアウェイ新潟戦でも既に見えていた 試合翌朝の連投を、以下に引用■ナ杯新潟戦 注目ポイント振り返り・トップ下、マルティノスの機能性・マルティノスとカイケの関係性マルティノス⇒カイケのパスは少なく前半1本のみ。後半の後半オープン展開、カイケが「斜め後ろに引いてポイント作り」「空けたスペースに入り込むマルティノスへのパス」は多く見られた『斜め後ろに引いてポイント作り、そのスペースを他の選手に使わせパス付けて、自分は少し遅れてソコに入って行きワンツーとか』たぶん「遅攻ビルドでカイケがやりたい事、好むスタイル」はコレなんだろう。これまでも時折やってたし、このナ杯新潟戦のカイケが一番イキイキしてた…でもエリク横浜ではサイドはWHが主役で、サポートし厚みと数的優位を作るのはSBとセグンド・ボランチの仕事。CFがそこに「引いてポイント作る」と、エリア内でクロスに合わせる選手不在に。CFはCBと駆け引きして、可能ならウラ取り。ライン下げさせたり、ギャップを作るのが大きな役割俊輔や中町に「ボックス幅で動き直ししろよ!」「しれっと引いてくんな、オメエは前にいろ前に!」怒鳴られムキーとなるのも、このカイケの遅攻における趣向とスタイル故。チームや周囲が望む役割と、本人のやりたいイメージのギャップ、乖離。どんだけ互いに歩みより、妥協点を見いだせるか………カイケの「クサビを受ける、ポストプレイ」は「エリア手前、バイタルでCBを背負って」の強さはなく「斜め後ろに引いてポイント作る」であり、ウラ抜け狙いについても大黒将志みたく四六時中そればっか狙ってるタイプでもない。時折引いてボール触ってリズム作りたいタイプ。CFの俊輔版と言うか「斜め後ろに引いてポイント作り、空けたスペースを周りに使わせ遅れて入って行く」やっぱカイケは三門なんかと相性良いCFだけど2列目サイドに引いてポイント作りたがるカイケと、トップ下だけどボランチに引いてポイント作りたがる俊輔の組合わせは極悪w どんどん前中央がスカスカになる――以上、ナ杯新潟戦からのカイケ評 引用おわり。カイケが「マリノスで最もイキイキとプレイした」ナ杯新潟戦と2nd開幕の湘南戦を見る限り、誰がどう考えても彼は1トップのCFでなく、2トップのセカンドトップでしたよと。…ホント今更なに言ってるの感はありますけどそんでもって、先に記した湘南戦の敬真と中澤のコメントとも絡めつつ・カイケは2トップのセカンドトップとしては可能性あり↑ この可能性、湘南戦の「セカンドトップとしてのカイケ」だけでなく「富樫敬真も含めた 2トップの機能性」について「カイケはイキイキ楽しそうにプレイしてアシストもゴールも決めたけど」「富樫敬真はサッパリだったね」「結局、2トップの機能性そのものや、カイケをセカンドトップで起用するため俊輔の居場所(トップ下)を無くす価値はないんじゃない?」という意見に、私は少し否定的『FWのどちらかが絡めなくても、もう片方が(ゴール近くに)残っている事でチャンスになりやすい。自分もやりやすかった』富樫敬真2トップに直接的な絡みが無くても、一方が目立ったボールプレイをしなくても、それが即「2トップの価値なし」ではない。カイケの躍動は、敬真の献身あってこそ『敬真が気を利かしてウラに抜ける動きをしてくれたおかげで、チームとして良い形でウラに抜ける形が多かった』中澤佑二中澤さんの言う通り。敬真がウラ狙いを続け、相手CBとライン駆け引きをしたおかげで、カイケが自由に躍動するスペースが生まれた。カイケの1トップでは、決してこうならないこの湘南戦はJリーグのLIVEトラッキング対象ゲームだったので、その富樫敬真の貢献を視覚化できる、実に興味深いデータが存在する。スタメン前線の4選手のヒートマップを並べてみた https://pic.twitter.com/jIFvhnw9neペナルティエリアのボックス幅、特にゴールエリア幅の、よりゴールに近いエリアでのプレイ時間が、カイケに比べ富樫敬真は濃く示されている。ファーストトップとして、ウラ抜け狙い・CBとの駆け引きをしていた証左。カイケは「少し引いて捌いて」るのも分かるし、プレイゾーンの分担ができているうーん実に良いタイミングで、LIVEトラッキング対象ゲームに当たったなあ加えて、カイケだけでなくマルティノスも「空席になったトップ下のゾーンを自由に活用した」痕跡が残っている。そしてこれは蛇足だが、マルが「サイドの守備をあんま頑張ってない」痕跡もw(左の学と比較すると明らか)「素晴らしき小林祐三を称える友の会」としては、サイドの前方相方にフリーダムなマルティノスを持つ中で、パンゾーが如何にサイドの守備を賢く堅実にこなしつつ、それでいて機を見て攻めにも絡んで厚みを出しているか。パンゾーは「分かる人に分かればいい」と言うが、俺はもっと皆に理解して欲しい全く2トップ問題に関係ない脱線でした――どうでしょう? 富樫敬真と中澤のコメント、前線4人のヒートマップ(プレイゾーン、役割分担)を見て「敬真もサッパリダメだった訳ではなく、ゲームプランに従い(カイケやマルが躍動するスペースメイクに)貢献していた」「2トップにした意味と効果があった」と解釈するのは、飛躍でしょうか前線4人のヒートマップで付け加えれば、齋藤学の「ラスト1/3、アタッキングゾーンでのプレイエリア」も興味深い。得意の「左タッチ際に開いて待って、受けて、カットイン」ではない。むしろボックス幅、バイタルゾーンが濃くなっている「相手の(3バックの右CB)奈良輪選手が凄く俺についてくる守り方だった。だから俺は外に張らないで、中に入る事でカイケやマルちゃんが使うスペースを作れた。自分が "何もしないで中にいる" 事で逆にチームが上手く回ったと思う。まだまだ課題は多いけど」齋藤学今季の学の「俺がチームの攻撃を回す」意欲と意識はスゲー高い。一時の「オチャクラ全開、全部見えてる」感は薄れ、また少し迷ってる感はあるけど、この湘南戦にしても「自分の得意の型を出す」事より「チームの攻撃を回す、2トップの意味を失わせない、カイケの良さを引き出す」事を考えている「俊さんが帰ってきても、良い競争ができるチームが強くなれるチーム」齋藤学オフィシャルでは削られた最後のコメントに、学の強い意志と自負と責任感「ただマリノスを勝たせたい」という思いを感じる足首痛いの治りました、はいじゃあまた指定席のトップ下はいります――じゃあ、いつまでもマリノスは強くなれないと言っている・マリノスに「今の俊輔」をトップ下で成立させるCFは不在・つーか今のJリーグに、そんなCFいない↑ この2つについては、カイケの資質問題以上に今更ではある。ないものは無い、としか言えぬ。2013のマルキでさえ、シーズン後半はサポートが減り彼とチームの得点数は激減したのだ■2013年24節~34節0-1大宮1-1C大1-0清水0-0仙台0-0甲府1-0広島1-0大分1-2名鯱1-0磐田0-2新潟0-2川崎2013年の後半、23節浦和戦以降のリーグ戦11試合で複数得点がゼロ。1-0が4回、1-1が1回、0-0が2回の4勝3分4敗。チャンスを作れない、点が取れない割に勝点を「拾って」優勝争いを続けたが、最後に力尽きタイトルに届かなかった2013年のマリノスは「夏を境に少しずつリスクを嫌い、前で奪ったり攻撃に人数を掛ける(≒マルキをサポートする)取り組みが小さくなった」「互いに決定機の少ないロースコア決着となったのも自然の流れ」マルキは限られた僅かなチャンスを決めるか否かで「神にも戦犯にもなる」存在になった2013年後半の得点力不足、24節~34節でマルキーニョスの得点がゼロだった理由に「樋口監督のレギュラ固定によるマルキの疲弊」の弊害を説く向きは未だにあるが、これはマルキ自身が「今はチームの前に向かう姿勢、チャンスそのものが少なくなっている」否定しているサポートが少ない、それがトップ下の俊輔の責であったと言う訳では決してない。チーム全体のマインドの問題。あのシーズンは開幕ダッシュに成功し長く首位を走り、夏以降チーム皆が「優勝」を意識しだして、少しずつメンタルが守りに入ったのだと私は解釈している常勝チームでない、勝ち慣れてないチームが首位を「守る」のはメンタル的に厳しいものがある…と例によって脱線したが――つまり2013のマルキでも「後方のサポート(≒追い越してマークを剥がす、選択肢を増やす、etc)が薄いと1トップとしてチームの得点力を維持するのは難しかった」という事だいわんや、現在籍FWカイケ、伊藤翔、富樫敬真をや現状の私見、結論としては・チームに1トップを成立させるCFはいない・2トップは継続すべき・組み合わせは様々な人選、競争があって良い・システムはオーソドックスな 4-4-2がベースになる・俊輔のための「トップ下」は維持できない・俊輔は決してバッジョではない中村俊輔は中村俊輔であって、バッジョでもピルロでもない"背番号10トップ下のファンタジスタ" であり続ける事に強い意味と拘りを持っている事も、俊輔にとってサッカーは職業ではなく人生そのものである事も、長く見てきているから、それなりには理解しているつもりだ"トップ下の中村俊輔" である事に、システムとか機能性とか小賢しい理屈を超えた意味を見出し大切にしている事も、そうあり続けるために色んなものに抗い闘い続けたサッカー人生であった事も、それなりに承知しているつもりだそれでも、中村俊輔は中村俊輔であって、バッジョでもピルロでもないトップ下でなくとも、ファンタジスタではいられる。トップ下でなくとも、中村俊輔は中村俊輔だ。俊輔にとって余人には理解できない重い意味があるものである事は、なんとなく想像もできる。それでもそれでも、中村俊輔は中村俊輔であってどんなポジションでプレイしても中村俊輔が特別な選手である事に変わりはなくて、俺はどうしても中村俊輔とマリノスでリーグタイトルが獲りたいだから、受け入れて欲しいとか要求する事はとてもできないけど俺はやっぱり中村俊輔とマリノスでリーグタイトルが獲りたい何を大切にするかは、もうその人の問題だからなあでも俺は2015年8月29日の日産スタジアムで、もう一生分の「背番号10トップ下のファンタジスタ」を見せてもらったから、もうそうじゃない中村俊輔で全然構わないんだよ決めるのはエリクと俊輔だからなあ――湘南戦で「ゴールを決めたら不思議な踊りをする」というのは決起集会で中町選手会長が発案した決まり事だったのだろうか。2点目を決めたカイケはそれを忘れる程、自身のゴールが嬉しかったのだろうか――中村俊輔のポジションは「中村俊輔」でいいじゃねえかと思うけどねえ。実際、もう何年もそれでやっている訳だし、そもそもシステムは決まった状態の配置を分かりやすく数や図式にしたものでゲームが動き始めたら流動的なのがサッカーであるし、ボランチかトップ下かとか、そんな大した問題かねとか言っちゃうと身も蓋もないのかねえ。大切なものは人それぞれだからねえ。「言葉」でしかないものに、そんなに意味があるのかねえ。ボランチとはシステム上のポジションか? それとも役割か? 大事なのはチームが勝利と云う目標のために機能する、補完関係を築く事ではないのかねシステムってのはつまり「皆で幸せになろうよ」って事じゃねえのと。俺はこういう場所がいいとか肩書じゃなきゃだとか、そんな事じゃないのではないのかしら