蒼井真理
夏の終わり 夏の終わりには ただあなたに会いたくなるの。夏の終わりのホーム浦和戦、安定のキックオフ1時間前着
うーん4万は難しいかなあ…。今季はなかなか動員厳しめか。試合後に推移を調べてみよう
夏休み最後だからかな。マッチデイプログラムの表紙と選手カードは、現役レジェンドな2人でした
アウェイ浦和ゴール裏。2階席開放も、埋まりはまずまずか。ただ浦和はメイン2階の指定席を購入してくださる方も多いので、ありがたいですね
スタメンは前節、鳥栖戦から変わらず。サブGKに哲也が復帰。中島賢星が外れ喜田がベンチスタート。兵藤、ラフィは大一番に間に合わず。とりあえず「インテンシティ補充」の駒は、ようやく一枚確保
浦和は現状今季ベスト布陣。柏木陽介がやや傷みあるも隙の見当たらない陣容。こっちも負傷離脱ないメンバで臨みたかったけど、まあ言っても詮なき事
ホーム浦和戦のチェックポイント
・アデの背後は誰がメインでケアするのか?
・やっぱ三門か、それとも俊輔なのか
・前目選手の制限強度、奪い所の設定
・柏木陽介、阿部勇樹をそれぞれ誰が見るか
・浦和の2シャドウとCB外2人のサイド関与
今日のスタメン布陣では、浦和を相手には「ミドルサードより前で奪いショートカウンタ」も「自陣ブロックで奪いロングカウンタ」も難しい。今日に限れば、俊輔は引いて捌いて良いか思うのだが…。ロングボールを意図的に増やす? ちょっと、良い型のイメージが難しい
今日のマリノスの鍵は「如何にアデミウソンのリソースを攻めに使えるか」守備の負担を減らす、皆がカバーするという事になると思うのだが。それを考えると、やはり右寄りボランチは三門で俊輔はトップ下になるか――。攻め、得点は前4枚のスペシャリティ頼みかなあ
エリク、チーム全体のイメージとしては多分「浦和のボール保持では、全員サボらずしっかりスペース消し、ファイトする」で攻めでは「多少リスクは負っても、ボランチやSBも機を見て前に」でもだからこそ「攻⇒守トランジション大事!」失った瞬間、サボらず守備に入れ――だと思う
浦和としては、アデミウソンの背後は一番使いたいエリア。埼スタで、アデの右サイドは見せて実際使われまくりだったし。パンゾーと対面する宇賀神に、もう1枚絡んで数的優位を作りたい。それがシャドウなら、三門で間に合う。さて問題は、柏木や槙野智章がどんだけリスク負ってソコに入ってくるか…
樋口さん時代の対ミシャ系では「ボランチがボランチを食いに行き」2シャドウは放置、浮いてたから一番の脅威は「シャドウの柏木陽介」だった。でもエリク横浜は、バイタルは消すのが約束。遅攻の起点、緩急スイッチ役の柏木陽介を、誰が見て消すか? 俊輔の、今日イチの役割になるかもしれない
伊藤翔と俊輔で、浦和の3バック+阿部勇樹+柏木陽介を、どんだけ制限できるか……。かなり難しい試合になりそうだ
マリノスのキーマンは俊輔。主に柏木陽介のケアと、セットプレイのキッカーとして。浦和のキーマンは柏木陽介と、槙野智章。たぶん槙野は、リードされない限り攻め上がりは控えめだと思うけど
アデミウソンと槙野智章の主導権争いも、かなり分かりやすい注目ポイント!
俺は昨季11月3日の、ホーム浦和戦で味わった悔しさを忘れてない。トップの試合であれだけ素直に「悔しい」と思ったのは久し振りだった。勝ちたい。今度こそ、あいつらを黙らせたい https://pic.twitter.com/HhEYwPu0Nv
ホーム浦和戦、間もなくキックオフ! 全員の惜しみないファイトで、今日こそアウェイ側を沈黙させてくれ
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やっぱり柏木番は俊輔だな
5分経過、とてもとても良い入り
集中力は凄く高くて良く消せてるけど、もう少し厳しく寄せ当たらないと。ジリ貧になるよ
アデミウソン、2つのうち1つは枠に飛ばして欲しい…
仕留め損なったか。でもいい。まだ早い。先制点は早すぎても、難しい試合になる…
俊輔からそのランニングが出たか――! なぜ周りは感じてないのだ
今日の俊輔はスゴい。あと地味に素晴らしいのが三門
18分までは6:4か7:3で、マリノスのペース。素晴らしい
ただフイニッシャ、ストライカがいないので、全員で崩しきるか、一瞬の隙に付け入るか――
マチさんの強さも効いてる
パンゾー良い仕事!
いや、コールするなら中澤でなくパンゾーだ
今日の俊輔はスゴい(2度目)
アデミウソンはラスト1/3の、最後の精度がなあ…。そこまでにかなりリソース使ってるのもあるけど
本当に三門も地味に素晴らしい。そして俊輔
俊輔! 俊輔! ホンモノの俊輔が戻ってきた! 完璧だ!
なんだこの37歳は化け物か
――ただ、少しだけ先制点が早すぎたかな。こぅからが本当に難しい。メンタル的に、受けに回らない事
なんだこれ出来過ぎだww お前に決めて欲しかったんだよ、学! そして伊藤翔が覚醒しました。大変なことになりました
なんスか、今の翔さんのターンからの完璧なループパスはwww もう笑いしかでてこんわ
落ち着け。まず、前半を無失点で終わる事! 2ー0でハーフタイムを迎える事。変なロストの仕方だけはダメ
35分経過、浦和のシュートは2分に那須大亮が放った可能性のないミドルだけ
なんだろうな今日の中村俊輔は…。ちょっとヤバいものを見てしまっている感すらある。別に鬼気迫るとか、命削ってとかじゃないんだけど、淡々とエリクの求めるトップ下像とタスクをこなす姿が、逆に怖い
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前半終了、横浜2ー0浦和。シュート8:2(枠内4:0、エリア内3:0)決定機6:0。CK&FK6:0。圧倒的な、限りなくパーフェクトに近い前半45分。俊輔が怖い。こんな完全復活――想定の範疇を大きく超えている。全員の集中力、攻⇒守の切り替えも素晴らしい
浦和はほとんど何もできていない。しかし、不出来というよりは「素晴らしきマリノスが何もさせてない」感は強い。今日のマリノスの強さは本物だ。素晴らしい集中力、リスク管理。攻守に個々&グループのチャレンジとステイの判断がハイレベル
さあ後半。完全にあいつらを黙らせる。
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飯倉も良いなあ
さっきのは自分のスルーパスに酔って、守備への切り替えと柏木陽介へのケアが遅れたね。よかった、人間らしい俊さんが見れてw 少しホッとしたわ
ちょっと守備がイケイケになってる。もう一度、大人のリスク管理を。リードは1点でなく2点だから
後半7~8分、完全に押し込まれる。良い塩梅の守備強度が出せなくなっている。俊輔の運動量とパフォーマンスが、かなり露骨に低下。さあ判断が難しい。あとは喜田のコンディション次第か
俊輔のスルーパスから、アデミウソンの「見えてる」マイナスの低いクロス。学の力強いシュート。ああ、今日はそういう日なのか――。完全に押し込まれ、制限できなくなった、俊輔の運動量と質が落ちた時間に、コレがでてしまう
今日のマリノスには、何をやっても無駄だから君たちはもう帰ったほうがいいよ。帰りが混雑する前に
あとはやっぱ、伊藤翔に取らせたいよな!
完璧なる、俊輔の日。中村俊輔の、中村俊輔による、中村俊輔のための浦和戦
本当に怖い
だから、無駄だと言っている。今日は「そういう日」なのだから
喜田パイセンがスタンバイ。俊さんお疲れ! かな
今日の俊輔は怖いから、もう下げてくれ。なんかヤバ過ぎるんだよ…。ああ、エリク良い判断だ…
とんでもなかった、今日の中村俊輔は
飯倉、厳しいのかな
飯倉の、限りなく菅野孝憲路線
少し冷静になった。――喜田はそのままトップ下に。そして「運動量とインテンシティの回復」により、一方的に押し込まれ続けることはなくなった。やや遅い一手も、結果オーライ。パーフェクトゲームの遂行は続く
あとは本当、伊藤翔がゴール決めれば真にパーフェクト
まだピッチに俊輔の残像、存在感みたいなものを感じる。ダメだゲームに集中しきれてないw でも、今日は「そういう日」なんだから仕方なし
それはさすがに雰囲気出し過ぎたな、マチさんw
今日の伊藤翔も、なかなか凄かったっスよ! お疲れさまでした
勇蔵がセンターに入るのね
5ー3ー2な感じで、パーフェクトゲームをクローズへ
本当に飯倉の時間の使い方が菅野じみてきてる
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試合終了、横浜4ー0浦和。パーフェクトゲーム完遂。中村俊輔の、中村俊輔による、中村俊輔のための浦和戦。夏の終わり霧雨の下で、僕らはとんでもないモノを見てしまった。「背番号10トップ下のファンタジスタ」は夢物語でなく、そこにいた
いやブーイングとかいいから、黙って帰れよ。今日のマリノスには何をやっても勝てない。今日の中村俊輔は、普通ではなかった。君たちも、スゴい貴重なモノを見たのだから末代まで語り継ぐといい、今日の中村俊輔の凄さと怖さを
個人的には、今日は三門雄大が地味に素晴らしかったと思います。あとマチさんの球際の強さ、飯倉のシュートストップや危機察知と判断速度
私的マンオブザマッチとか――言わせんなよ恥ずかしい!
俊輔が帰ってきたんだなあ…。と思う一方、俺の知ってる俊輔じゃないぞ感もある。凄みと怖さ――適応・順応と反抗が共存するような
「レギュラクラスでも兵藤や勇蔵、あと淳吾とか出られない選手がいる。出た選手は、彼らのぶんもやらないといけない」中村俊輔
ああ、いい事を言ってくれた…。勇蔵も淳吾も絶対腐るなよ! 兵藤は、きっとすぐリーグ戦でも出番くると思うな
夏の終わりの夢幻、みたいな凄く不思議な現実感に乏しいフワフワした試合だったなあ
今日の浦和戦は、エリクが戦前から言っていた全員の戦う姿勢、メンタル、集中力が素晴らしかった。特に地味なとこで三門雄大とか中町公祐とか。でもそれも霞んでしまう、圧倒的な中村俊輔の存在感。まだフワフワしてる。本当にとんでもないモノを見た
まだドキドキしてる。今日の俊輔は普通でなかった。本当に試合中、見てて怖かった。その怖さを言語化するのは難しい。なんだろう…完全に想像や想定の範疇の「外側」にいた。あれをファンタジスタと呼ぶのだろうか。見てはいけないモノを見てる感じさえした
東神奈川のサンマルクで、少し落ち着け俺。まだ浦和戦、俊輔の残像と余韻がひかない。マツさんと偶然会って、少し「今日の俊輔の凄み」について語り合えたのは良かったが「本当に凄かった、怖かった」ばかりで、まるで要を得ない https://pic.twitter.com/8iHi7fMHxN
スカパー! 試合後の俊輔インタビュを見て、改めてトップ下への拘りと矜持を思う。なんかトルシェ時代の「サイドとか…」を思い出しちゃった
浦和戦の俊輔。トップ下で先発し、浦和の遅攻キーマン柏木陽介をケア(マンマークではなく、受け渡し)攻守の切り替え速く、惜しみないハードワーク。激しいスライディングも。自陣深くのマイボール、序盤はビルドが詰まっても我慢して前目のポジションをキープ。ミドルサードではシンプルに叩く
浦和戦の俊輔。ミドルサードではコネてタメず「叩いて前へ」の繰り返し。前半16分、DFラインのウラに抜ける長いランニングは、過去の俊輔になかった(鳥栖戦の斜めエリア入り込みヘッドも)中町からのフィード引き出しゴールに背を向け受けてターン、右足で折り返すも中に反応し飛び込む選手なし
浦和戦の俊輔。先制点はボックス幅「バイタル中央で」三門の縦パスを引き出し、半身から前を向いて背後から潰されファウルゲット。そこからのFK。あの位置のFKを取ったのも俊輔。相手守備ブロック内側で、動きながら縦パスを引き出し前を向くプレイ。意地と矜持が見せる適応
浦和戦の俊輔。先制FKはパーフェクト。代表GK西川周作為す術なく、ほぼ正面からサイドネットに突き刺す。「スピード、コース、変化」全部盛り。マリノス復帰当初「速いストレート系」か「緩やかに大きく曲げ落とす」に傾いていたセットプレイが、37歳にして再び「速く曲げ落とす」に。化け物か
浦和戦の俊輔。前半は柏木陽介を消す、マイボールになったら「動きながらボックス幅で受ける」ハードワーク。先制、2点リードで少しずつボランチの位置まで引いて受ける仕事も、すぐ叩いて前に。足下で受けてスルーパスを狙う余裕や欲も少しずつ
浦和戦の俊輔。後半は、開始10分を待たずに露骨に足が止まり瞬間のキレやプレイ精度、攻⇒守の切り替えも低下。浦和に押し込まれ続ける一因に。でもな、前半どんだけ飛ばしてたかって話ですよ。で、その自分が走れなくなって押し込まれる展開でトドメの3点目をスルーパスで演出とか…
浦和戦の俊輔。3点目の起点だけで飽きたらず、5分後にはCKからファビオの頭にピンポイントで合わせ2試合連続セットプレイからのアシスト。ヘロヘロになってるのに、ダメ押す2ゴールを演出。もう今日は「そういう日」だったとしか言えませぬ
浦和戦の俊輔。その凄み、怖さは1つひとつのプレイそのものでない。俊輔の置かれた環境――今季のコンディション、エリクの趣向、喜田の先発復帰が間近な事、そんな諸々の背景から「結果で証明するしかない」試合、しかも対浦和の大一番で、大きな結果と存在感、適応と反抗の両方を示す。普通ではない
浦和戦の中村俊輔には、2013シーズンに見せた「チームを牽引する」俊輔と、また別種の凄みがある。「怖さ」の素因は――トップ下への拘りやファンタジスタであろうとする矜持、今季ここまでの扱いに対する反骨心だろうか?
やっぱ今日の俊輔の凄み、怖さを言語化するのは難しい。どんどん陳腐化する
浦和戦、序盤から俊輔が凄みと怖さ、適応と反抗を見せて先制FKで絶大な存在感を示したの見て、より怖くなった。今季は中澤佑二も、とてつもない抗いと凄みを見せてる。37歳の2人が超絶な存在感放つチームの行く先は。だから学が2点目を取った瞬間、とんでもなく嬉しかった。学に取って欲しかった
――エリクの会見、選手コメントにも目を通した。思うところは多々あれど、今日の俊輔にまだフワフワしてお腹いっぱいだから、明日以降に余裕があれば引用して振り返る。エリクの会見も、実に矜持に満ち溢れていて良いものだ
「俊が戻ってきてから、チームに統一感が出ている。良い形でボールを取った時、俊がひと呼吸おけるのでボールも良い形で回る。攻守におけるキーマン。彼がいない時、もの凄く苦しかった。まだまだ俊にオンブに抱っこという事なのかな」中澤佑二
――それは違うと思うなあ、中澤さん
エリクは樋口さんや、代表におけるオシムや岡田武史が成し得なかった事を、初めての異国の地で就任1年目からやっているように思う。これはなかなかにスゴい事だ。…あるいは異国の地で1年目だからこそ、できている事なのかもしれない
もちろん「37歳の中村俊輔だから」できている――エリクがやらせている、俊輔が応えているという側面は、強いと思う。浦和戦で見せた俊輔の凄みは、単なる要求への適応でなく「適応と反抗を同時に表現し、結果も出した」ところにあると私は思うのだけど
「適応と反抗を同時に表現し、結果も出した」あたりは、実にバッジョ的であったかもしれない。自らの理想への拘り、抗い。『他にもっと賢い生き方があると解っていても、そこに背を向けたら自分の積み上げてきた全てが嘘になる』背を向けなかったなあ…。本当に、凄いと思う
中澤佑二の「抗い」もそうだし、俊輔の「拘り」も、理屈では解っても「なんでそこまでできるのか?」が、凡百の理解を超越している。普通じゃない。この2人の現役レジェンドは、化け物です