蒼井真理
マッチデイプログラムでエリク監督曰わく「この試合での課題は、攻撃において狭いところを突くのではなく、より広い空いたスペースを突き、スピードを生かして相手を崩して行くこと」それ故の学1トップ起用、SHに長いアップダウンを繰り返すことのできる奈良輪の抜擢か
マリノス注目は、齋藤学の1トップ。ロングカウンタ狙いは分かるが、ボールを握る遅攻時にどういうボールの引き出し方ができるか? 今季は体重を5kg減らし「凄く高い数値目標を設定している。まだ口に出して言わない。達成できたら言います」
きっと「ゴール+アシスト=20以上」だな。学なら出来る。やってもらわないと困る。やり遂げて、チームにリーグタイトルをもたらして、欧州に行けばいい
開幕戦の注目ポイントは
・遅攻時のボールの運び方、相手陣内での起点の作り方。学のポジション取り、パスの引き出し方
川崎もそんなにハイプレス仕掛けるチームじゃないし、ボールを「握れてしまう」時間帯も、絶対あるはずなんだよね。そこで、チームとして準備やアイデアはあるのか?
さあホームでの2015シーズン開幕戦! どんなゲームを見せてくれるのか、とても楽しみ
念のため確認しましたが、試合前のスタメン撮影に伊藤翔や比嘉さんの姿はありません。さあ、試合に集中しよう
前半終了、横浜1ー2川崎。シュート4:7(枠内3:4)決定機1:6。CK2:3。チームの完成度、チャンス構築力は天地の差。より得点差が開いてもおかしくなかった前半。マリノスは守備のやり方が賢くない。食い付いて、剥がされて、ギャップ使われて。もっと開き直って中を固め圧縮で構わない
マリノスの攻撃、1トップ学の使い方は自陣からのロングフィード、学が3バックの脇や間で視界から外れるウェーブの動きでウラ取り狙い(たまに奈良輪も) もう少し足下に呼び込むトライが見たい⇒伊藤翔を投入して2トップに
まさかの学1トップから、後半は始動から頑なに試そうともしなかった2トップか…
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伊藤翔のトラップ技術
まるでアリバイ守備のように食い付いて剥がされる、自ら穴を開けてギャップ使われる拙い守備は全般からなにも変わらず。全くもって賢くない
チャンス構築力、内容と決定機に大きな差があるからこそ、この1点差をどんなに不格好でも詰めて勝点を得れば、それには大きな意味がある。川崎もリスクマネジメントは拙い、チャンスはある
この3年間で積み上げてきた守備スタイル、今のチームに出来ること、個々の強みや特徴、今日の守備プラン。全てが噛み合わず、チグハグ。特に兵藤、富澤というチームの守備を方向付けリスク管理する2人がハマってない。堅守マリノスは、勇蔵と中澤2人でやってる訳じゃない。今日のマリノスはザル
もう選手1人ひとりが、好き勝手にバラバラに頑張ってる。こんな秩序のないマリノスは久し振りに見た。なまじ一度カチッとしたものを作った後で、主要メンバはほぼ変わらず、その型をリスペクトしつつ「新しいモノを」だから難しい、混乱しやすいのか
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試合終了、横浜1ー3川崎。トータル決定機は2:9。妥当なスコアもチャンスや決定機の質、意図性に天地の差、完敗。ラフィと俊輔を欠いた時点でかなり無理ゲーではあったが、賢くないザル守備は、どこまでプラン通りだったのか。監督の会見を待とう
始動からキャンプ時の選手コメントでは、こんなに「食い付く」守備スタイルはエリク監督は与えてないと思ったのだが…。どこまでが選手の自主的な判断(樋口マリノスの名残)なのだろうか
新監督のシュターデン提督臭は強まるばかりですが、まだ始まったばかり。メンツ的には始まってもいない、とも言えるかも。たかが1試合で、監督の仕事を評価することはできません。最低、1年は見守らないと。アデミウソン頼みの糞サッカーに期待? うんまあ、それもアリかも
選手個人では、藤本淳吾がガツガツ感と関与意欲を表現し、チームの少ないチャンスに絡む頻度は高かった。ボールロストの後は懸命に追ってたし、今季に懸ける意気込みは伝わった。これを継続し、周囲にも要求すること。俊輔が戻っても変わらない。淳吾は淳吾、期待している