蒼井真理
横浜F・マリノス【公式】@prompt_fmarinos
このたび横浜F・マリノスでは、エリク モンバエルツ監督が2017シーズンをもって退任することになりましたのでお知らせいたします。
2018シーズンの監督につきましては、決まり次第お知らせ致します。
http://sp.f-marinos.com/news/detail/2017-11-02/100000/180508 #fmarinospic.twitter.comこのたび横浜F・マリノスでは、エリク モンバエルツ監督が2017シーズンをもって退任することになりましたのでお知らせいたします。
— 横浜F・マリノス【公式】 (@prompt_fmarinos) November 2, 2017
2018シーズンの監督につきましては、決まり次第お知らせ致します。https://t.co/ATeROQEVIO #fmarinos pic.twitter.com/HgYLpU8qpn
エリクは今季限り3シーズンで退任か。個人的には3年目の今季がある意味「本当の意味でのスタート」だと思ってたし、その中で内容も結果も一定以上のものを示しているので4シーズン目があって良いかなと考えていたけど。3シーズンが1つのサイクル、マンネリ回避というのも道理ではある
監督には類型、タイプというものがあり「全分野、要素で100点満点」の監督はいない訳で、大事なのは「今のチームと目標に即した監督に託す」事。エリクの強みは間違いなく「若手育成チームのベースアップ」にあり、そこは期待通りの仕事をしてくれたから、次は「収穫期、タイトルを狙う」という事か
ただ来季は高卒5名の加入も決まっており、CBは次の1、2シーズンで大きな世代交代をしなければならない。そのポジションは「堅守マリノス」という強み拠り所でもある。さてCFGや現強化部の思惑は、次の監督にどんなタイプを考えているのか――
監督が変わる事による無条件最大のメリット、期待は「現監督の下では期待重用されなかった選手が奮起する」というものだけど、エリク体制下で今季も残留してる選手では30歳以下の選手にほとんどいないんだよな
逆に喜田や天野純は、エリク3年目の今季はほぼ絶対的レギュラとなったが、おそらく本人たちも自覚はあるだろうが「誰が監督をやっても間違いなく主軸となる」程の安定した活躍はできていない。新監督の趣向によっては序列はリセットされ、ゼロからの競争になる。最悪構想から外れるかもしれない
個人的には喜田パイセンの扱いがどうなるか少し不安もあるが、プロの世界では監督交代のリスクは不可避。あの中村俊輔ですら不可避なのだから。リスクに怯えず、エリクに求められ評価された部分は伸ばし続け、新たな監督の要求にも応える中で選手としての価値を高めていって欲しい。全ての選手も同じく
大事なのは「これからのチームの成長と目標に合った監督」を据える事。チームと置かれた環境が変われば監督に求められる資質も変わる。エリクの退任は、マリノスが「更なる高みを目指す準備」ができた、その仕事をエリクが見事に成し遂げた――その判断に基づくものだと思いたい
新監督が決定する頃までに、「エリクに求めたタスクと3シーズンの評価」と「新監督に求めるタスク」クラブが考える現在地と目標について、番記者の皆さんには利重さんやドルに取材して報じて頂きたいと切に願う。前オフみたいに「何が起きてるこれからどうなる」臆測するだけの日々はノーサンキューだ