横濱戦術四天王(仮)~マリノスの戦術を読み解く〜

横浜が誇る戦術四天王による、横浜F・マリノスについてのつぶやきをまとめます。 ちなみに、あと2人がみつかりません。

【川崎戦の完敗から反発しチーム全員がピッチに強い意思を示し実に誇らしい戦いを見せてくれたが。喜田のギリギリのプレイは、コンタクトが無ければ素晴らしいプレスバック。ファウルなのは間違いないが責められない。 by 蒼井真理】 about [2017-J1-26] 横浜 1 v 1 柏

f:id:harukazepc:20170419105933p:plain蒼井真理

リーグ26節ホーム柏戦。3位の柏が勝点49。5位マリノス勝点47。勝てば順位は入れ替わり上位戦線に踏みとどまる、連敗は許されないビッグマッチ。雨の日産スタジアム、キックオフ1時間20分前に到着

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ホーム柏戦のスタメン

FW 富樫敬真
MF 学、天野純マルティノス
MF 扇原、中町
DF 山中亮輔、朴正洙、中澤、金井
GK 飯倉

SUB:杉本大地、ミロシュ、松原健、喜田、イッペイ、前田直輝、ウーゴ

川崎戦からスタメン4名に変更。過去になく大きく動かしてきた

負傷離脱者は勇蔵、吉尾海夏。2名とも部分合流済みで対人メニュもこなしており全体合流も間近

扇原とウーゴは週前半に別メニュも後半はフルメニュ消化で問題なし

中町公祐金井貢史は6試合振り、朴正洙は8試合振りのリーグ先発。3人とも腐らずチームを優先し真摯に取り組んできた。「ミロシュがダメだからジョンス」では決してない。朴正洙が、スタメンで出られない間もモチベーションや取り組む姿勢を落とさず準備してきたからこそ掴んだ先発

「出たら良いプレイをする自信はある。いい準備はできている。落ち着いてビルドアップできる自分の長所を生かしたい。真剣勝負の舞台。絶対に負けない。セットプレイはチャンス。ゴールを決められたら」朴正洙

薄闇に浮かび上がるピッチ。幻想的でいい雰囲気。やっぱトップのホームゲームはナイトマッチに限るな

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警告累積3枚は扇原と中町の2名。3人でクオリティを下げず回せるポジションだけに「2人同時にツモる」ことだけは回避したいところ

「川崎戦の失点はミス絡みだったが、全体的なパフォーマンスも満足できるものではなかった。特にプレッシャがある中でのビルドアップはもっとできると思っていた。個の部分で力を十分に発揮できない選手が多いとチームとして力を出すのは難しい。川崎の方が我々より力があった」エリク監督

「フィジカルとメンタルが100%の選手が先発する。ただ忘れてはいけないのは、我々は川崎戦前まで14試合負けなしで良いパフォーマンスだった。1試合に負けただけでそれまでがゼロになる訳ではない。自分たちがやってきた事に自信を持ち、状態とバランスを見て先発を決めたい」エリク監督

「柏戦は相手のプレッシャの中でもボールをつなげないといけない。練習はプレッシャの掛かる中でのビルドアップがテーマだった。重要なのは常に向上させる気持ちを持ち続けること。クオリティに満足することはない。1つの敗戦が次への新たな目標設定など気づきを与えてくれる事もある」エリク監督

「柏は自分たちより上にいるが、勝てば順位を引っ繰り返せる。これ以上、鹿島に差を広げられる訳にはいかない。残り9試合あるし、まだ何も失ってない。川崎に負けて崩れるのか、あの負けを生かして這い上がれるか。自分たちは試されている」富樫敬真

――前節のアウェイ川崎戦は「本当にリーグタイトルを意識し争う資格があるか」試された試合で、力が及ばず敗れた。今日の柏戦は「その敗戦から反発し、上位戦線に踏みとどまる気概を示せるか」試される試合になる――プロである以上、常に試されているのだ。常に何かを証明し続けなければならない

厳しい。プロって本当に厳しい。引退しスパイク脱ぐまでずーっと毎日が競争で、個人もチームも常に周囲と比較され優劣が決まり、試合の結果なんて半分は運だけどプロセスでなく結果で評価される。過程を見てもらえるのは「結果を出した時」だけ「ダメだったけど頑張ったね」は絶無の世界。厳しい

でもそんな世界で勝負し続ける「試される」人生を選んだのなら、戦うしかない。「頑張ります」「前向きに必死に」耳障りのいい格好いい事だけ言っても仕方ない。やるしかない。戦って結果を出して、自分の正しさや自分たちの強さを証明するしかない。プロって本当に厳しい

だから天野純が「これまでの自分たちの積み重ねてきたものは間違いだった」と言うのも全然構わない。プロにとって大事なのは「何を思うか、何を言うか」ではないからだ。「何をするか、どんな結果を残すか」評価されるのはそこだけ。これまでが間違いだったと思うなら、違うものをピッチに示すだけだ

「川崎戦の3失点より今後どうしていくか。プレッシャに対しミスせずボールを動かしていくことは、敗戦の中から見えた課題だと思う。残り9試合は勝点3を取り続けるしかない。失点ゼロも大事だがリスクを冒し勝点3を目指すことも必要。チームとしては前に比重を掛けることが大事になる」飯倉大樹

――自陣からのビルド&ポゼッション。俊輔やアデミウソンら個のスキルに依存してきたもの。少しずつ進捗を見せ手応えあったが、川崎戦ではミスも出たし腰が引けてビビっていた。より精神的にもプレッシャの大きい中でも自信を持って確実につなげるか。やらなきゃチームは前に進めない

――リスクを賭けても、仮に失点の確率が上がったとしても前に比重を掛けゴールを奪いに行く。無失点記録のためにやってない。勝点3のため、ACL圏内やリーグタイトルのために。毎試合「前半ゼロで凌いで我慢して」「どこかで1点取れたらそれを守り倒して」それで頂点を掴むのは難しい

サイドだけでなく中央にクサビの縦パスを通し、相手陣内ブロック内側に起点を作る。時に学が大胆に攻め残る。SBやボランチが前の選手を追い越しエリア近辺に侵入する――前半0ー0のスコアを主体的に動かす。相手の疲弊や間延びを待たずに奪いに行く。常に複数得点を理想とし狙う

「相手を褒めるしかない防ぎようのない失点や事故の1失点」はある。これまでの勝ちパターンでは、どうしても0ー0や1ー1の取りこぼし、先制されるとプラン崩壊などの瑕がある。ここから先のマリノスは「2ー1」の勝利をイメージして臨む必要がある。結果としての1ー0や2ー0は全然構わない

1失点は「ある事だ」と仮に先制されても焦らない狼狽えない。勝利とリーグタイトルのためには常に2得点が必要なんだ、と。スコア展開は如何なるものでも構わない。先制ダメ押し、追い付かれ突き放す、逆転勝利、2点先制し&失点に抑える。なんでもいい

無論、常に2点を奪いに行くが1ー0で後半残り10分となったなら、意識をすり合わせウノゼロに頭を切り替えていい。そこはマリノスの既に有する強みなのだから。ただ前半から「1点取れたから攻めなくていい」その意識は変えて行こう、リスクチャレンジしよう、という事だ

ホーム柏戦の注目ポイント

  • 川崎戦の完敗から反発できるか
  • より多くの決定機を作るため
  • 様々なリスクにチャレンジできるか
  • 守備ブロックの高さ
  • 圧力を去なす自陣ビルド
  • FWやトップ下へのクサビ縦パス
  • サイドを深く抉りマイナスクロス
  • 学の攻守位置取り、攻め残り

今週のトレーニングで取り組んできた事を自信と勇気を持ち実践できるか。相手が3位で前線からの圧力も高い柏である事に大きな意味がある。また今節も試されている。前に進むための勇気はあるのか。言葉だけでなくリスクにチャレンジして、本気でリーグタイトルを狙う気概はあるのか。試されている

「攻撃の形を上手く作れないのは川崎戦に限った話ではない。それまで皆で耐えて勝つチャンスをモノにしてきた。次の柏もも強いチーム。でも、だからこそ勝ったときの価値は大きい。川崎戦の負けを意味あるものにするためにも、次の柏戦はとても重要なゲームになる」齋藤学

どれだけチーム内でリスクチャレンジに意思統一できるか。川崎戦は完敗でも、それまで積み重ねてきた勝ちパターンは確かに存在する。単純に匙加減、スコア展開で「今どうする」を同調させるのも難しい。ここは今まで通りか、それとも一歩前に踏み出すのか――誰が仕切るのか。個々が主体性を出せるのか

スタンドも、選手たちの前向きなリスクチャレンジの背中を押し支えて欲しい。トライすればミスは付き物。出来てないからやるんだ。やらなきゃ出来るようにならない。ウノゼロの美学はラスト7分まで考えない。必要なのは複数得点だ。先制されても狼狽えない。先制しても2点目を取りに行く

今季ここまでの全部を否定して変える必要はない。でも「全部そのまま」ではリーグタイトルには届かない、そうあの完敗で思い知った。もっと強くならなきゃ。もっと前に進むための勇気が必要。リスクを採れ。より貪欲にゴールを、勝点3を、勝利を。リーグタイトルはその先にある

1人キーマンを挙げるなら富樫敬真。今週のトレーニングではFWへのクサビ縦パスをかなり意識して取り組んだ。正直できてない。上手く収め捌けてない。でもやらなきゃいけない。そこの手応えと自身のゴールとチームの勝利。時にプロの世界は「一発回答」が必要になる。もしも今季まだ頂を望むならば

あとは川崎戦の敗戦を受けて、学と天野純のプレイにどんな変化が生まれるのか、そのままなのか――。そのままでいいハズはない、それは分かっている。分かりやすいリスクチャレンジが表現できるか、チームへのメッセージをプレイで示せるか

柏スタメン。個人的にはハモン・ロペスより中川寛斗とか武富孝介の方がイヤかな。ハモン・ロペスとキム・ボギョンで前線プレスの圧力と連動性はどんな仕上がりになってるのか

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注目は柏の右サイド伊東純也+小池龍太と、マリノスの左サイド齋藤学山中亮輔山中亮輔は伊東純也のスピードを抑え切れるか? 日立台で完全に抑え込まれた齋藤学は、小池龍太を今度こそ蹂躙できるのか?

「J(伊東純也)のスピードはリーグトップクラス。縦への突破や右足のクロスが武器で、左足のシュートも警戒しないといけない。去年は紅白戦で何度もマッチアップして、お互いの良さは分かっていると思う。僕としては彼の良さを消しつつ、自分が攻撃面で違いを出していきたい」山中亮輔

「ヤマ(山中亮輔)とは互いに知れた仲というか、去年は一番多く紅白戦でマッチアップしたし、あっちも特徴を分かっていると思うけど、分かっていても止められないようにしたい。ヤマも速いけど、自分が上手く抜ければ勝てる。そこは自信を持ってやりたい」伊東純也

フィールドプレイヤのアップ開始

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ゴール裏からは他の誰より早く、山中亮輔へのコール3連。アップでランニングしながらニヤニヤが止まらない山中亮輔。加入初日から基本「半笑い」キャラだから

はいはいトリコロール・ギャラクシー

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新潟が鹿島を相手に2点先制したとか、他会場の動きは気にしない! 目の前の一戦に集中! 気にしない! 首位鹿島が2点リードされてるとか全然気にしない!

ホーム柏戦のビッグフラッグ

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常に試されている。試され続けるのが宿命。ならば超えて行こう。複数得点を狙うため、より多くの決定機を作るための勇気あるリスクチャレンジを

ホーム柏戦、間もなくキックオフ!

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学が左、マルティノス右でスタート

もうマルティノスが倒れてもチームメイトは誰も気遣い近寄りもしないよ

ラインが高い。2つめのオフサイド獲得

中町からハーフウェイ富樫敬真への縦パス、敬真ロスト。厳しい。しかしトライしていかねば

前半9分、左サイド山中亮輔のオーバラップからエリア外シュート。GKの弾いたボールがエリア内フリーの齋藤学の足元に。落ち着いて右足を振り抜く。GKの頭上を超えて、ファーサイドネットに突き刺さる。絶対エース齋藤学、今季リーグ戦初ゴールで先制!

実質的に山中亮輔のアシスト。古巣相手に強烈シュートで先制に大きく貢献!

大事なのは2点目を奪いに行く姿勢。このアグレッシブな姿勢を止めない、変えない

14分、左サイドでコンビネーション。天野純の惜しいニアへのクロス

前半15分まではマリノスがポゼッションで圧倒し、果敢に柏陣内に押し込む。その際の最終ラインも高く設定

最初の距離あるFKは山中亮輔のドッカンミドル。右に枠外

先制してもステイ、リトリートでなく前に奪いに行く姿勢を示す。マルティノスのアプローチに殺気。素晴らしい

扇原も実にわかりやすく戦えている。チャレンジできている。素晴らしい

柏のファーストシュートは前半23分、クリスティアーノ

ジョンスもいいなあ。凄くピリピリやれてる

最初から引くのでなく、奪われた後や奪いに行きスカされた後のリカバリが凄く速い。素晴らしい

2本目のFK。天野純には良い位置

敬真はプレスバックの意識が凄く高く常に狙ってる

30分まではかなり一方的にマリノスペース。でも決定機はまだ1:0。まだまだ物足りないぜ

カウンタを阻止して金井貢史黄紙。攻めに厚みを出せば不可避。ボランチ2人でなく良かった

予測と出足、それを実行する勇気と勢いで完全に柏を上回っている。前半34分まではほぼ何もさせてない

意思の力、勇気だ

マルティノスと敬真の守備意識がここまでべらぼうに高い

学はセカンドルーズボールへの予測反応がスゲー早い

上手くボールを回せている。でもシュート3本。シュートの2つ前のパスのクオリティ

柏がCK2本目でキッカを変えてきて少しマークが混乱したが、大過なし

後半(編集注:前半)45分、左サイド学の仕掛け、天野純のクロス。マルティノスに合わず。左サイドはとても良く機能している。天野純、最後の精度だ。違いを見せろ

前半AT、学に立て続け2つの決定機。決め切れず。複数得点は後半への課題


前半終了、横浜1ー0柏。シュート5:3(枠内3:0、エリア内4:1)決定機3:0。CK&FK3:2。チーム全員の勇気、強い意思で柏に何もさせず圧倒。3つの決定機フィニッシュは全てエース齋藤学。あの完敗から力強く反発した、実に誇らしい前半。最後までこの姿勢を。貪欲に追加点を

他は特に言うことないっス。技術や戦術以前の、完全に意思の力。前に進むチャレンジする変わろうとする勇気。誇らしい。胸が熱い。言葉やフリだけでなく、プレイで強い気持ちを示してくれている。素晴らしい

天野純も左サイドのハーフレーンで学や山中亮輔、扇原と連携して上手くチャンスメイクに絡めている。あとはクロスの質だが、45+1分のマイナスクロスは完全な決定機演出。アシスト未遂。学さん決めきらないと! 大事なのは何を言うかでなく、何を為し示すかだ。やれてる。戦えてる

鹿島が2点ビハインドから4点奪い返して新潟をフルボッコしてるけど、他会場は全然気にしない! 目の前の一戦に集中! こんだけマリノスが選手たちが誇らしい戦いを見せてくれているのだから

さあ後半。やる事は変わらない。変えない。奪いに行く守備を、貪欲に2点目を。FWへのクサビの縦パスを。もっとできる。もっともっと最後まで

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柏は後半頭から武富孝介。イヤな選手かわ入ってきたよ

今のターンは質が高かったなあ天野純

後半2分、クリスティアーノの変態トラップ&ターン&シュートから被決定機も、GK飯倉がストップ!

それをファウルと言われたら会長は何もできねえぜ

いいよ学、その仕掛ける姿勢が大事なんだ

後半の頭は柏の時間帯

誇らしい金井貢史の粘り強いギリギリの守備対応

一度ポゼッションして時間を作り相手を下げさせる狙い。でも柏は前からくる。良いゲームだ!

少しずつ柏の方が間延びして半ば意図的にオープン展開にしようとしている。学さん、あるよコレ全然あるよ

会長もこのチームの流れに上手く乗りたいなあ。ここまではハマってない

自陣に引いてサイドを変えて、学から山中亮輔にウラ取らせて曲げ落とすクロス。素晴らしい。マルティノスは合わし切れずも難しいボール

今日のマルティノスの守備意識の高さはハンパねえ

後半23分、金井⇒松原健

後半は攻めの姿勢は強く示すも30分までシュートがない。チャンスメイクはそれなりにできてはいるが

敬真はシュートを打ちたい

喜田が呼ばれました

後半37分、敬真⇒喜田拓也

明確にウノゼロで意思統一するメッセージ付き選手交代

天野純が1トップのポジション、喜田がトップ下の位置に

あと5分とAT

自陣エリア前、喜田パイセンがすっ飛んできて扇原が前向いてボール持ったけどファウルの判定

後半43分、クリスティアーノに叩き込まれ同点。1失点はある、だから2点目が必要なのだ

追い付かれてもベンチは動かずか

ATは5分

試合終了後にマリノスの選手に警告出たな。抗議したんだろうな。しょうもない


試合終了、横浜1ー1柏。トータル決定機4:3。川崎戦の完敗から反発しチーム全員がピッチに強い意思を示し実に誇らしい戦いを見せてくれたが、2点目が取れなかった。後半はシュートゼロ。チャンスは作ったが、取り切れず。無念だ

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リーグ戦8試合を残し首位鹿島との勝点差は10に。試合数を勝点差が上回り、マリノスC大阪は優勝争いから脱落。だが2位とはまだ勝点4差。だからまた次も試される。気持ちを萎えさせず、1つでも上の順位を目指し最後まで戦えるか。気持ちを作るのは実に厳しい。でも試され続ける。やるしかない

映像確認。2つ目の決定機、クロスは天野純でなく外を回ってきた山中亮輔。実質アシスト未遂が先制点につながったミドル含め3つ。古巣相手に高い攻撃性を見せた

クリスティアーノの同点FKにつながった喜田のファウル。ギリギリのプレスバックで身体をねじ込んだが、キム・ボギョンがシュートモーションに入っていたところを後ろから入ってコンタクトもあったので危険なプレイ、ファウルの判定は妥当。与えられたタスク的に試合後に抗議したくなる気持ちも解るが

喜田のギリギリのプレイは、コンタクトが無ければ素晴らしいプレスバック。ファウルなのは間違いないが責められない。あの時間に最高のコースに沈めたクリスティアーノのFKは相手を褒めるしかない。1失点はある。2点目を取りに行ったが決め切れなかった。それがマリノスの現在地

同点に追い付かれた後もウーゴや前田直輝らを投入しなかった事に対する采配批判もあるだろう。マルティノスは疲弊していた、と。しかし最後の決定機、学への絶妙スルーパスを通したのはそのマルティノスだ。結果論にもなってない

前後半4つの決定機、エース齋藤学は全てに自らフィニッシュ関与。縦とカットインの仕掛けの頻度も高く「自分が決める」強い意思を示したが、最後のビッグチャンスを決め切れず。それが齋藤学の現在地。だからやり続けて、次は決める。それしかない。出来なかった事を、次はできるように