横濱戦術四天王(仮)~マリノスの戦術を読み解く〜

横浜が誇る戦術四天王による、横浜F・マリノスについてのつぶやきをまとめます。 ちなみに、あと2人がみつかりません。

【激しいコンタクト、アプローチで力負けするようだと鋭いカウンターの餌食に by いた】 about プレビュー of [2014-ACL-予選1] 横浜 v 全北現代

いた



いよいよ始まるACL。続々と韓国入りしている方もいて、いやがおうにも気分は高まります。

初戦の相手はKリーグ3位で出場する全北現代現代自動車(HYUNDAIって聞くと馴染みがあるかな?)を親会社に持ち、ここ5シーズン常にタイトルを争う位置で戦えるチーム力を維持。2011年にはACL準優勝を果たしているなどKのビッグクラブ的存在か。

象徴的な存在は李東国(イ・ドングク)。長く韓国代表に名を連ね、ドイツ・イングランドでのプレー経験もあるクラシカルなストライカー。34歳になり、キャリアの終盤に差し掛かっているとはいえ、Kリーグ最多得点記録を持つレジェンドといっていい存在なだけに警戒すべき存在であるのは間違いない。

若手では、ロンドン五輪代表であるCBキム・ギヒ、ちょっと前に若手最優秀選手に選ばれた経験を持つMFイ・スンギが1月末の韓国A代表のアメリカ遠征(国内組で構成)に参加。彼らはコンディションが出来てるかも。

また、Jリーグでのプレー経験を持つ選手もちらほら。神戸でプレーした元韓国代表ボランチ金南一ヴェルディや磐田でプレーしたセンターバック李康珍セレッソ横浜FCでプレーしたFWカイオ、2012年にエスパルスにいたFWマルコス・アウレリオなどなど。

広州恒大のようにビッグネームを揃えているわけではないが、リーグの成績を見ても力のあるチームであることは間違いない。激しいコンタクト、アプローチは未だにJクラブが苦しむ一因となっており、そこで力負けするようだとスカウティングで明らかになっている鋭いカウンターの餌食になる。

広州恒大の力がずば抜けている状態での三つ巴、となれば、相手のアウェイでいかに勝ち点を持ち帰るかというのは非常に重要。そういう意味で初戦から落とせないゲーム。自分がいけないのは凄く残念だけど、しょっぱなから意義のあるゲーム、独特の雰囲気を十分楽しんで、その上で「結果」出してほしい。