横濱戦術四天王(仮)~マリノスの戦術を読み解く〜

横浜が誇る戦術四天王による、横浜F・マリノスについてのつぶやきをまとめます。 ちなみに、あと2人がみつかりません。

【単純な「走力」勝負になる部分は否めない by いた】 about [J1-8] 横浜 1 v 1 甲府

2点目を取れなかったこと、時計を進めることが出来なかったこと、クリアを横に蹴ってしまったこと、そして残り1プレーを守りきれなかったこと、様々な要因が相まって、勝ち点2がこぼれ落ちた。

どれか一つでもうまく出来ていれば、きっと勝ち点3は手中に留まり、「勝ててよかった」になっていたと思う。ただ、それが出来なかったから手に残ったのは勝ち点1でもやもやとした気持ちが残ってしまった。

とはいえ、嘆き、誰かの責任にしたとしても、勝ち点は戻ってこない。糧として、繰り返さない。それだけでいいのかな、と。サッカーだから、ね。色んな事が起こるし、思い通りにならないこともある。ミスのスポーツであり、悪いミスを極力なくし、良いミスをした方が勝つ。小さなディティールの話として
ある程度横浜のやり方が分析されて、長いボールを使われてボールを奪いたいところを避けてくる傾向がここ2試合続いてる。チームのベクトルとして、前で奪うことを前提に皆が動いているだけに、蹴られるとベクトルを外されて、単純な「走力」勝負になる部分は否めないのかなとは感じたり。

連戦による蓄積疲労、上がる気温、意図とは違う動き、選手達の動きを鈍らせる要因がピッチの中で増えていっているのも事実。終盤はセカンドボールをうまく拾えず、押し込まれる展開になってしまった。そこでどうするか、というのはチームの今後の宿題。

意図通りのパフォーマンスを表現出来たときの横浜は強い。それはここまでの試合の中ではっきりとしてる。意図通りのパフォーマンスが出来ないとき、嵌らない時にいかにして勝つか。耐えるべきを耐え、流れを引き寄せるか。日進月歩のフットボールの世界、停滞は死。まだまだ進化していって欲しい

疲労が出て、出足が鈍り…となると交代とは思うのだけど、樋口さんからしてみたら代えないリスクより代えるリスクを怖がっているのは明らか。それはベンチメンバーの信頼度の問題。でも、交代は必要。単純な運動量として。となれば、今ベンチに座る選手達に、信頼を勝ち得て欲しいなーとは思います。

変な話だけど、あまのっちにしても、小椋さんにしても、あーりんにしても、こういう試合の時にはきっと役に立ってくれる。優平くんだって、藤田くんだってそう。だからこそ後はまりたうでしっかりとしたものを示して欲しいな。