横濱戦術四天王(仮)~マリノスの戦術を読み解く〜

横浜が誇る戦術四天王による、横浜F・マリノスについてのつぶやきをまとめます。 ちなみに、あと2人がみつかりません。

【樋口監督に「もっと早く動けよ!」とか言うのかね? by 蒼井真理】 about [J1-8] 横浜 1 v 1 甲府

前半終了、横浜1ー0甲府。シュート4:1、決定機2:0。セットプレイから早々に先制(GK河田のミスかと)する理想的な展開も、以降はほぼ完全に甲府のペース。新潟戦と同じ、攻守に相手が先手。やりたいサッカーが
できてない。首位・優勝への思い・連敗阻止、そして先制点がチームを保守的に

マリノスは先制から早々に「我慢して
耐える」展開に。自陣に入ってきた相手ボールホルダに対し誰も食いつかない。序盤こそ、富澤が相手ボランチに噛みつくシーンもあったが…。CK0:6という数字が、主導権の所在を物語る

誰が悪い(コンディションや技術的に)という事でなく、チーム全体としてのマインドの問題。確かに単純に甲府の出来が素晴らしいし、マリノスは最近少し低調な部分はある。その中で「悪いなりに」強かに勝ちきる事も大事だが、シーズン前半8節の10分過ぎからそんなに受け身になっていいものか

「攻守にイニシアティブを取る」のが、今のチームのスタイル・コンセプトのはず。ますまずスタンドも埋まったホームゲーム、腰の引けたゲームは見たくない。もっと勇気を持ったトライを! パンゾーは今日も攻守にポジション良く、いい絡み方できてるよ
試合終了、横浜1ー1甲府。しんどい試合だたった。後半は勇気をもって前半よりも奪いに行く姿勢を見せた。上手くハマって取り切るシーンは少なかったけど、そこは
評価したい。それにしても、手痛い恩返し弾だよ青ちゃん

ポストを叩いた富澤のミドル、ゴール目の前でまたも大きくふかしたマルキ、そして裏に抜け出しGKと1対1になった端戸のシュート。3つの決定機どれかが決まっていれば。後半の甲府は、最後のゴールがほぼ1チャンス。これは悪い流れ、と言うべきなのか

しかし君たちはまだ、1ー0で完全にペースを握っている訳でもなく、膠着した展開で、且つ極端にパフォーマンスが落ちた選手がいるわけでもない中、樋口監督に「もっと早く動けよ!」とか言うのかね? あれは樋口監督の芸風だと思っていい加減諦めなさい。動かないのも、1つの選択肢ですよ

まあいつも「マルキーニョス藤田祥史」はあと5分早くてもいいよなあ。くらいは私も思っていますけどね。でもマルキは「置いとけばポッカリ点取る」から、監督にしたらなかなか変えづらい選手だと思うよ