横濱戦術四天王(仮)~マリノスの戦術を読み解く〜

横浜が誇る戦術四天王による、横浜F・マリノスについてのつぶやきをまとめます。 ちなみに、あと2人がみつかりません。

【鳥栖戦はできてなかったのは扇原だけじゃなく天野純や山中亮輔も「スタイルへの忠実さチャレンジング」の部分で低調だった。道は遠く険しいが、前を向こう挑戦者たちよ。 by 蒼井真理】 about [2018-J1-3] 横浜 1 v 2 鳥栖

f:id:harukazepc:20170419105933p:plain蒼井真理

リーグ戦もホーム開幕! ――ってもル杯から中2日で再び三ツ沢では新鮮味ないけど中3日後また三ツ沢だょ! とにかく晴れて良かった 3節ホーム鳥栖戦、キックオフ35分前に三ツ沢到着

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フィールドプレイヤもアップ中。ゴール裏は今日は真ん中から音が出るのね安心したわw

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ホーム鳥栖戦のスタメン

FW ユン、ウーゴ、渓太
MF 天野純、中町
MF 扇原
DF 山中、ミロシュ、中澤、松原
GK 飯倉

SUB:杉本、金井、下平、ダビ、海夏、イッペイ、伊藤翔

喜田は水曜ル杯に続き欠場、扇原が先発。サブには吉尾海夏が入り、勇蔵が長期離脱した穴はマルチロール金井貢史が埋める

3節ホーム鳥栖の注目ポイントは、過去2戦の相手と比べ「リトリート自陣ブロック」傾向の強い鳥栖に対し、新しい今季のスタイルが如何にハマるか、引いた相手を崩していけるか。C大阪や柏は、ある意味でアンジェ横浜にとって「狙いが表現しやすい」相手だった

相手が前からマリノスの自陣ビルドに対しプレスを仕掛けてくるから、それを去なすポジショナルなショートパス・コンビネーションが美しく機能した。早々に自陣撤退しブロックを敷かれた時に、今のアンジェ横浜にはそれを主体的かつ連動性を用いて崩して行くことができるのか? 1つの試金石となる

個人の注目はル杯に引き続きアンカー扇原。ブロックを遅攻で崩す、あるいは相手が引き切る前にスピード感持ち仕掛け後手を強いるにせよ、更に鳥栖のカウンタへの備えも含め攻守トランジションのキーとなるポジション。大事なのはテンポ、チャレンジ、リスク管理。喜田の不在は限られた大きなチャンス

新たなボスの下で、過去のマリノスにない新たなスタイルへの取り組みを進めるマリノス。チーム全体の意識共有と何より「阿吽の呼吸、距離感」が重要となり、特にチームのヘソとなるアンカーは周囲との連携が攻守で肝になる――おそらく早々に「替えの効かない絶対的なポジション」になる可能性が高い

まだ新監督の下で開幕して3週目。だが扇原貴宏にとってはコレがアンカーのレギュラを奪取する最後のチャンスにならないとも限らない。それ程までに開幕2試合の喜田のパフォーマンスとチャレンジングは素晴らしかったし、ボスの信頼や評価も高い。是非とも扇原にも最大級の挑戦、取り組みを期待したい

金髪じゃなくなったパンゾーさんを探すのは難しいw あでも少し髪の色抜いてんな… 不良だ。アウェイ鳥栖ゴール裏は1.5ブロック

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伊藤翔チャントはコールリードと太鼓が真ん中でも輪唱になるんだな…

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ここまでリーグ開幕2試合で1得点。今日は複数得点での初勝利を!

ホーム三ツ沢 鳥栖戦、間もなくキックオフ!

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キックオフ前、シゲさんとマリノス君の熱いハグに萌える


扇原、ファーストタッチで自陣ロスト。しっかり立て直せー

11分までに鳥栖に警告2枚。ゴリッゴリな鳥栖に対し、主審が辛くコンタクト取ってくれるのは有り難い

前半12分、自陣ミドルサード天野純からDFラインへのバックパスが相手に渡ってしまい入れ替わられGKとの1対1を決められ失点。鳥栖が先制

この種の失点は、このスタイル貫けば不可避。大事なのは勇気と反発心。揺れない心、あくまでクールに

小野裕二の報復的バックチャージにオラつく会長。2人共らしくて良い

扇原が一向に立て直せんなあ…

ユンユンもなかなか仕上がってこないな~

ウーゴにフィニッシュ前に一度パスが入ってるのは少し前進…かな

28分経過。少しずつ自陣からのビルドで良い三角形を作れるようになってきた

ユンユンと渓太がサイドを交換。良いと思います

とにかく扇原は気持ちを立て直せ。勇気と自信を持って

扇原……

飯倉がエリア外でキャッチしてハンド、鳥栖のFK。あるある

とにかく扇原は迷いながらビビりながらプレイすんの止めろ。もっとマリノスケらしく小学5年生のメンタルでサッカーを楽しめよ!

フィールドプレイヤ全員で壁を作り、CKに逃れる


前半終了、横浜0ー1鳥栖。シュート2:6(枠内1:1、エリア内1:3)決定機1:2。CK&FK2:2。開幕2戦と比して立ち上がりにゲーム掌握できず。静的プレス、鳥栖のゾーンに引っ掛かる。基本自分たちの技術的なミス。中盤そこそこ立て直すもフィニッシュに至らず、16分ウーゴの決定機が前半最後のシュート

扇原だけが悪い訳でなく皆に小さなミスの連鎖があるから自分たちの時間帯を作れないのだが、ヘソが不安定だとチーム全体が不安定になる。ファーストプレイでトチるとまるっと45分間立て直せないとかどんな熊谷アンドリューだよ! 技術的にはこのスタイルへの適応度高いんだから、あとは頭の中と心だけ

扇原、ミスは誰にでもあるしボスのスタイルはミスが起こるのは前提として盛り込み済みだから。このスタイルで皆が全部パーフェクトにやれるんなら、毎試合 86ー0で勝てるよ。そんな事はあり得ない。ビビったり迷ったら負けだよ。ブレイブ&チャレンジング! 勇気と挑戦を。前向きなミスは全然構わない

HT:中町⇒ダビド・バブンスキ

どこか傷めたのか、戦術的な交代か

さあ後半。複数得点が目標なんだから、1失点は何の問題にもならないよ!

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後半スタートもユンユンが右で、渓太が左WGに

後半8分、扇原貴宏にしか出せないセンタサークルからの縦フィードがエリア手前の遠藤渓太にピタリ! それだ扇原! できるできる。もっとできる

後半12分、イバルボにPKを沈められ0ー2。さあ反発できるかハートが試される

ホントこういう厳しい上手くいかない展開で何ができるか、信じて貫けるかだよ。調子良い時だけやれる頑張れるのを、決して挑戦とは言わない

後半18分:
ユン⇒イッペイくん
天野純伊藤翔さん

残り30分近くあるのにカードを全て使い切ったボスの思いに応えろ

後半は23分を経過してシュートを1本も打てていない

ダビは燃費が悪すぎる

松原健って絶対クロスよりスルーパスとかアングルキツい縦フィードの方がセンスあるよね

マツケン最高だな

松原健ニュータイプだからオールドタイプと感覚が合わない部分がある

松原健は天然だな! ニュータイプ。他の皆は強化人間でボスのサイコミュシステムに対応しようとしてるんだけど、マツケンナチュラルだ。この資質を見抜いて獲得したのなら、なかなかスゲーことだ

ようやく扇原が吹っ切れてきた!(後半36分

小野裕二は相変わらず1対1をGKに力一杯ぶつけんの上手いな! マリノス時代から成長がないww

後半42分、ウーゴの今季初ゴールて1ー2。ニュータイプ松原健マリノス加入2年目でリーグ戦初アシスト!

もちろん右サイドからでなく、ピッチ中央より左サイドよりからのクロスww

ATは4分


アイザック。俺、解任まであと何連敗できる?」とアンジェ監督

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試合終了、横浜1ー2鳥栖。トータル決定機3:4。リーグ3戦目にしてワースト内容。細かなミスの連鎖で終始ゲームを掌握できず。精度も判断も勇気もメンタルコントロールも、ボスの理想を体現するには足りないものだらけだ。道は遠く険しいが、前を向こう挑戦者たちよ

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鳥栖戦1ー2の私的MIPは右SB松原健。今この時期に精度は問わない。大事なのはこのスタイルへの適応度、適応しようとする姿勢、チャレンジ。マツケンは天然。ナチュラルに適応している。マツケンのイメージに周りがついていけてないが、ボスの理想としてはマツケンが正解なシーンが多いと俺は思ってる

うんまあ確かに毎試合ウンコみたいなポカはちょくちょくあるんだけどね松原健

パンゾーさん、マリノスには素晴らしい右SBがいます。今のマリノスが、新しいボスの求める右SBは松原健です。 “素晴らしき小林祐三” を忘れる事はなくとも、これからはピッチにその幻影を追うことはないでしょう。6シーズン本当にありがとうございました

OptaJiro@OptaJiro

1300 - 横浜FMはJ1でのクラブ史上通算1300得点目を記録した。J1で同記録した4つ目のクラブとなった(鹿島、G大阪、浦和に次ぎ)。トリコロール。

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小野裕二@yujiono14

今季初勝利!
鳥栖サポーターのみなさん遠いところまで応援ありがとうございました😊
水曜もしっかり戦い勝ちましょう!

マリノス関係者のみなさん、今日はありがとうございました。
不思議な感じでしたが、楽しかったです。

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Yuzo Kobayashi@KobayashiYuzo13

Don’t call it comeback‼︎
応援ありがとうございました。
やっぱり三ツ沢の雰囲気は大好きです。

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ニッカンサッカー@nikkan_soccer

横浜MF天野2失点絡み猛省「自分がゲーム壊した」
https://www.nikkansports.com/soccer/news/201803100000567.html?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=nikkansports_ogp

#天野純
#横浜F・マリノス

 

フットボールチャンネル⚽️@foot_ch

サガン鳥栖戦で2失点に絡んだ横浜F・マリノス天野純失地回復を誓う

「今日は自分がゲームを壊したと思っているし、2失点とも自分のミス。今後どうにかチームに返していければ」

https://www.footballchannel.jp/2018/03/10/post260097/ #fmarinos #jleague

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フットボールチャンネル⚽️@foot_ch

横浜F・マリノスのポステコグルー監督、J開幕3戦未勝利も焦らず

「勝つことはもちろん大事だが、今日は自分たちのスタイルを貫けているかという部分で良くなかった。毎週良いパフォーマンスを見せるにはもう少し時間がかかる」

https://www.footballchannel.jp/2018/03/10/post260087/ #fmarinos #jleague

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『勝つことはもちろん大事だが、今日は自分たちのスタイルを貫けているかという部分で良くなかった。毎週良いパフォーマンスを見せるにはもう少し時間がかかる』≒

アイザック。俺、解任まであと何連敗できる?」って事だよな(ジャイキリ脳

もうすぐ椿がトップ起用されてUー代表で活躍してフル代表にも呼ばれて紆余曲折ありながらもマリノスはシーズン終盤に優勝争いしつつ46巻になっても新監督就任から1シーズンが終わらないし村越さん最近あんま出番ないけど中澤さんが背負ってるものもボスが半分背負ってくれるから最終的にマリノス優勝!

「今日は、とりあえず自分がゲームを壊したと思っているし、2失点とも自分のミスなので…これはどうしようもないので、マリノスに関わるみんなに申し訳ない」天野純

「ホーム開幕戦で、不甲斐ないミスをしてしまった。どうにかメンタルを建て直したい。恩返しというか…どうにかチームに返していけたら」天野純

――いやねえ天野純、今季再び気持ち新たに自身の課題とボスの新しいスタイルに取り組んでて「これが自分のやりたかったサッカーだ」と高揚感と手応えある中で結果がついてこず、責任感じたり落ち込んだりするのも分かるんだけど、でもまあそんなもんだよサッカー。常に右肩上がりとか無理だし

そりゃあ毎試合飛躍的に伸び続けて化ける選手も極稀にいるけど天野純はそんな若くもないしw そんな選手は1年も待たずクラブに何か残す前に海外に行っちゃうしなあ。天野純はこの2シーズンも、2歩下がり3歩進むの繰り返し地味にロングスパンで見れば着実に右肩上がり、そんな成長を続けてきたじゃない

ホントに今季の天野純喜田拓也には俺は心底メチャクチャ期待してて、それは決してユース出身だからとか「いなくなった誰かの代わり」でもなく、2人に強い自覚と責任感「自分がマリノスの中軸となり勝たせる存在に」という気持ちを感じるからで、とても頼もしく思って信頼してる

でも勝手に期待させてもらってるだけだし信じて頼ってるから何か上手くいかなくっても裏切られたとかそんな気持ちはないよ。だから「なんとかチームに恩返しを…」みたいな負債抱えたマイナスのメンタルから明日をスタートさせる必要はないし、して欲しくない。それは前向きなチャレンジの邪魔になる

ミスは誰にでもある。このスタイルに真摯に向き合い勇気持ってチャレンジすれば絶対にミスはある。ミスがない選手はメッシ以上の神に近い選手か、チャレンジしてないチキンな卑怯者だ。ミスはミスとして受け入れ、次への糧にすればいい。全部成長の材料で伸びシロだ。深く反省とか、全く必要ないね

ミスを引きずり落ち込んだり、それでトレーニングに臨む気持ちが前向きでなくなったりリスクを採るのが怖くなったり責任回避や無難なプレイが増えてチームと自分の伸びシロを奪う事こそが最も忌避すべきこと。ボスが毎試合言ってる「今は結果より内容、スタイルを信じて貫く姿勢」と言ってるのはソレ

だから天野純は敗戦の責任感じて落ち込んでるヒマあったら美味しいもの食べて寝て忘れて、明日からまた前向きにトレーニングして次の試合でもっともっとリスクチャレンジしてスタンドの俺らをビらせてください。いちいち反省してたらボスのスタイルは貫けない。たぶんファンも、そのうち慣れますw

プロに絶対必要なのは、適度な無責任さと根拠のない自信! 期待して信頼してるよ天野純。近々に海外移籍しない程度に、もっともっと成長してマリノスを勝たせる選手に!

「失点どうこうより自分たちがやるべき事を、たぶん一番できなかった試合だと思う。自分も含めて立ち上がりからパスが引っかかったりミスが続いた。試合の入りが悪かったから苦しい試合になったと思うので、相手がプレスに来ていたとしても、もっと勇気をもってやらなければいけなかった」扇原貴宏

扇原については試合中にもダメ出しな tweetもしたけれど、まあ当然本人が一番よく分かってる訳で…。こういうメンタル的な課題は、周りが指摘しても何の役にも立たないつーかむしろマイナスだし。「お前はメンタルが弱い」「メンタル強くしろ」それで選手伸びるなら誰も苦労しねえw むしろ凹むわ

あと扇原を擁護するとすれば、今日のピッチコンディションと鳥栖の「ほぼフルコートマンツーに近い形に寄せる静的プレス」で積極的に奪うより、まずマリノスの選択肢を制限してミスを誘う守備に対しては、仮に喜田パイセンが先発しててもC大阪戦や柏戦の前半みたいには上手くいかなかったと思う

ただ今日の扇原のプレイを観てて気になったのは「おっかなびっくり」なプレイ振りと、あと端々に「今まで培ってきたプレイ」ボールの受け方だったり、アングルの作り方だったり、タッチ数や切り返しだったり。周囲のレギュラメンバと比べても、まだボスの示すスタイルを心から信じて貫けてない感が

…ピッチコンディションや、相対的に試合の入りが良くなかった影響もあるかな? 鳥栖戦はできてなかったのは扇原だけじゃなく天野純山中亮輔も「スタイルへの忠実さチャレンジング」の部分で低調だった。やっぱ怖がってたのかな

「ピッチが良くなくて、自分たちのスタイルとの相性が良くなかったし、選手の距離感も良くなかった。その中で選手たちは監督が求めるサッカーを最大限やろうとした。ミスから失点した事実より、得点を取る時間が遅かった。相手の対策を上回る攻撃のバリエーションを増やさないといけない」中澤佑二

「相手に対策をされていると感じた。自分たちの形が消された時、次のパターンを用意しておかないといけない。佑二さんとも話したが、それはピッチでやっている自分たちが感じて、臨機応変にやる事があってもいいんじゃないかと。でもまずは監督の考えを理解し、しっかりできてからの事」松原健

『でもまずは監督の考えを理解し、しっかりできてからの事』

良いこと言ったね松原健! さすがボスのスタイルとシンクロ率100%の天然ニュータイプ。今はとにかく愚直にベースとなるスタイルを、リスクに怯えずトライして確かなチームの血肉とする事。中途半端に「応用問題」に手を出しちゃダメ絶対

ピッチが悪いからショートパスに拘らず長いボールも増やす。展開によってはハイラインを控えて下げる。凄く正論で正解っぽい。間違ってない

でも今それやると、たぶん「やらない言い訳」にしかなんねーから。結局マリノス変わんねーから。俊輔もういねーし、中澤さんも今季限り、やんなきゃダメだから

樋口さんもエリクも中庸と諦観の将で、なんとか俊輔や中澤の志向特徴なんかと折り合いつけてながら、スタイル構築や改革を進めようとしてきた。それは過程や土台形成として一定の効果と価値はあったが、どこかで針を振り切らないと本当の意味では変われない。ハンパはダメ。1つやり切らないと

選手1人ひとりの主体性、判断は凄く大事(エリク3シーズン総括の課題にも挙げた)だけど、それはまずボスの提示するスタイルを100%信じ理解し実践した、その先にあるもの。まずルールがあり、それを自己責任で破るのが主体性であり、最初から選手たちで例外作ってやりだしたら、それは幼児学級です

「でも俺には時間がない、“次” はない覚悟でやってる」中澤さんの気持ちは痛いほど分かるよ。分かるけど、もう俺らは1人の選手にだけ気持ちを乗っけて、その思いと心中したりはしない。できない。

「俺たちは中澤佑二と優勝したい」そんな幕は掲げない。マリノスの未来とは何者も引き換えにはできない