横濱戦術四天王(仮)~マリノスの戦術を読み解く〜

横浜が誇る戦術四天王による、横浜F・マリノスについてのつぶやきをまとめます。 ちなみに、あと2人がみつかりません。

【 「監督交代して1年目のシーズン序盤で騒ぎ立ててもしゃーない」て、いい加減に学習しよう by 蒼井真理】 about エリク体制のここまで

aoi_mari.png蒼井真理



■2012年 樋口体制1年目
リーグ戦9節まで△●●△△△●○○
勝点10 2勝4分3敗

■2015年 エリク体制1年目
リーグ戦9節まで●△○○△●○●●
勝点11 3勝2分4敗

樋口体制1年目も、J1昇格1年目の鳥栖にアウェイで初勝利献上してるし。無得点試合が9節まで半分以上の5試合。今季はまだ、たった2試合だけやでw 「監督交代して1年目のシーズン序盤で騒ぎ立ててもしゃーない」て、いい加減に学習しよう

樋口体制1年目のこの位の時期、番記者とかは「そろそろ決断が必要かもしれない」とか「次の○○戦に勝利できなければ、いよいよ」とか言ってた言ってたw

それらメディアの反応に対する、当時の中澤の発言は

「監督の責任問題を問う記事が出ているみたいだけど、それはメディアの仕事だから。メディアは煽るもの。それを真に受けて、選手たちが勝手な方向に突き進んでしまうのが怖い」

「何かあった時、メディアが責任を取ってくれる訳ではないし、プレイするのは僕たち選手である事を改めて自覚しなければ」「非建設な言葉なら口にしないほうがいい。批判や愚痴で自分たちを傷つけても意味がない」とも

――どうした中澤さん、悪いもんでも食ったか! と思ったよ

いかんせん木村和司監督時代は、結構ひんぱんに試合後のコメントやらで「自分たちを傷つける」…というか「自分以外の」選手や監督を傷つけるようなダメ出しがボロボロこぼれていた中澤さんから、聖人のようなコメント。でも中澤さんも俊さんも、この頃から結構変化したように思うよ

新監督1年目は、もう少し気長に「前体制からの変化」を見定め楽しもう。そんな簡単に特徴を見極められるもんでもなければ、形になるもんでもないッスよ新しい監督のチーム作りは。まあ、確かに内容と結果がついてこないとイライラするし、不安にもなりますけど

メディアは仕方ない。中澤さんの言う通り「それはメディアの仕事。メディアは煽るもの」だから。彼らとしては毎回まいかい「とにかく今は見守る時期」って書き続けても、売れる記事にはならないし

コレ ↓ は1/2のキチガイじみた連投で書いたこと

『あとねえ、あんま「樋口マリノスのスタイル・ベースの引き継ぎ、有効活用」って新監督に求め過ぎるべきでないと思います。過去3年間の積み上げは、あくまで「樋口マリノスの積み上げ」であり「マリノスのスタイルの積み上げ」ではない』

変化を見極め確認し、それを楽しむ。「違う」から、樋口さんの時とは違う選手が輝く。それは時にある種の寂しさも伴ったり(お気に入りの選手がレギュラでなくなったり)するけど、それもコミで新しい監督、変化を楽しまないと長くひとつのクラブを見守り応援するのは(難しい)

ぶっちゃけ俺のなかでも、樋口さんの時も、今季のエリクも「就任決定時の印象、始動から開幕までの印象、シーズン始まってから試合毎に得られるイメージと評価」とかもう、ブレっブレ変化しまくりだしww 樋口さんの時だってアウェイ磐田で負けた時は「あーこれは勝負運なさすぎダメかもね」と

そういった得られる印象とか変化もコミコミで、それでも「もう無理、解任しかない!」じゃなくて、「いやもう少し見守るか」「今はまだ仕込み段階かもしれないし」と、生暖かく見てあげるのが宜しいかと思います。経験的に

いつか準備したピースがピタッとハマる瞬間がきたら、それは最初から順風満帆できた場合よりも、ずーっとスゲー気持ちいいから。まあ、そうならない事が多々あるのも監督業のやるせないところですけどね