横濱戦術四天王(仮)~マリノスの戦術を読み解く〜

横浜が誇る戦術四天王による、横浜F・マリノスについてのつぶやきをまとめます。 ちなみに、あと2人がみつかりません。

【とにかく今は「チームのコンディション」を揃えること。出来てない選手を使ってはダメ。だからなんで優平が... by 蒼井真理】 about [2014-ACL-予選1] 横浜 0 v 2 全北現代

蒼井真理



ACL初戦、全北戦。伊藤翔三門雄大がスタメン。三門は普通に右SH? 兵藤はリーグ開幕に備え温存なのか。翔さん、復帰して初のマリノス公式戦がACLアウェイ開幕か。樋口監督アグレッシブだね

前半終了、横浜0-0全北。シュート1:5(枠内0:1)決定機0:0。CK3:5、FK3:1。まだフィジカルコンディション厳しいか。ボール保持できず我慢の45分。昨季はコンディションで負け、ボール保持できない試合は50公式戦でもほとんど無かった。連戦の中で作っていかなければ…

全北の激しいプレスに20分までは割り切って自陣から蹴る。伊藤翔が前線で身体張るがキープはできず。学がほとんど攻めに絡めてない。20分以降は全北の圧力も低下し、イーブンに近いバタつく展開。しかしパスを回せない。割り切ってるはずが不用意なロストも

前半を見る限りは、0-0で御の字なアウェイ初戦。ただボール保持が低い割にはセットプレイを獲得できている。試合終盤にスコーンと一発決めて勝ち逃げが理想形か。そこまでゼロで凌げるか。下がりながらの守備は受け渡しも個々の対応も、やや今季も不安がある

全北も前線で違いを出せるエース格を欠く(温存?)ためか、クロスとチャンスの数の割には決定機無し。ここに関しては「マリノスがよく耐えてる」というよりは、全北がラスト1/3で変化や決め手を欠いている印象

試合終了、横浜0-3全北。後半のスタッツは3:7(枠内1:4)決定機1:5。試合通し最初の決定機はマリノスだったが…。スタッツも内容的にも妥当な結果か。ゼロックス杯に続き、フィジカルコンディションで後手。とにかく前線で起点が作れない。1トップだけの問題ではない

三門雄大を右SHでスタメン起用からも、前半0-0で後半勝負はプラン通りだったろう。最初の決定機は左SB下平匠のクロスから伊藤翔。しかし、2失点はあまりに淡白。特に2失点目は懸念の下がりながらの守備でのCBの受け渡し。何年コンビ組んでんだよ…と
ポジティブな要素を探せば、前半はボール保持できずチャンスを作られるも、ズルズル引かずそこそこ距離感やコンセプトは維持。最初の一歩や球際で後手に回り奪いきれず拾いきれなかったが…。とにかく今は「チームのコンディション」を揃えること。出来てない選手を使ってはダメ

だからなんで優平がベンチにも入ってないんだよ

ゼロックス杯から2試合続けて、学が突破の形はおろか、ほとんどボールにも絡めず起点にもなれてないのが気になる。コンディションはそんな悪くないはずなのに。今季は前線の起点としても(相手を引きつけつつもキープする)機能してもらわないとチームが回らないんだけどなあ

三門雄大の働きは中継映像ではほとんどチェックできず。伊藤翔は孤立し評価材料乏しいが、球際で勝てないながらも戦っていたし、唯一の決定機に絡んだ。コンディションや連携はこれからだろから、期待して見守りたい

下平匠、気になる対人守備では、淡白で危険な対応と、まずまず堅実な良対応の両面を見せた。まだ評価材料が乏しいが、ドゥトラと比べても可もなく不可もなくといったところか? チームがボール保持できず攻撃面での絡みは少なかったが、決定機に繋がったクロス精度は良