横濱戦術四天王(仮)~マリノスの戦術を読み解く〜

横浜が誇る戦術四天王による、横浜F・マリノスについてのつぶやきをまとめます。 ちなみに、あと2人がみつかりません。

【お前はもっと真剣にこれからの自分のキャリアと向き合え。そしてマリノス戦で、その才能を証明して見せろ。 by 蒼井真理】 about 金井の鳥栖移籍について

金井貢史鳥栖に完全移籍か。ユース2年からそのセンスに惚れ込んでずっと期待してた選手だけど、去年ローン移籍が決まった時にこうなる事はある程度覚悟してたからそんなにショックではない。あの時の「絶対に戻ってくる」という約束は果たされなかったけど、その気持ちが嘘だったとも思わない

――鳥栖にしたら「今、完全移籍で獲得すると下部組織出身の金井くんのTCを支払えないからローン移籍で! 来季(か次のシーズン)TCが発生しなくなったら完全で!」って思惑が丸見えじゃねえか ←2012年12月のTweetまんまになったのは癪だけどね

マリノスとの契約が切れて、マリノスは更新せず、鳥栖と新たに契約するゼロ移籍。まあ鳥栖にローンで出す時点で単年の契約しか結ばなかったし、金井に対するマリノスの期待値や評価がその程度だったという事だろう


金井には鳥栖でレギュラ掴んで、マリノス戦でも活躍して、ドヤ顔で新しい契約を結ばせて戻ってくるくらいして欲しかったがリーグ戦出場15試合、先発6試合で出場572分じゃあね…。2012年のマリノスでの出場実績を全て下回る数字。得点は2倍に増えたけど

鳥栖のチームスタイルが選手に要求するものを考えた時に、金井はレギュラ奪取できるのかな、という疑問はあった。でもだからこそ、そこで信頼を得られればマリノスに対しても「足りなかったもの」を得た証明になる、と期待したのだが

90分チームのため集中を切らさず走り戦うこと。感覚任せの舐めたプレイをしないこと。何より、監督や周囲が自分に何を求めているかを察知して、日々の練習から適切なアピールを粘り強く続けること。2013年、金井が胸を張って「やりきった」と言えるなら、それでいいと思う

きっと2013年の金井貢史は努力や忍耐が足りなかった。だからレギュラを掴めずマリノスにも戻れなかった。必要とされなかった。見てない自分にこんな事を言う資格はこれっぽっちもない。でも俺が惚れ込んだ金井貢史が、本気で全部出し切っても鳥栖でレギュラを取れないなんて有り得ない

マリノスに対する心残りなど今はこれっぽっちも必要ない。金井貢史、お前はもっと真剣にこれからの自分のキャリアと向き合え。厳しい現実や評価から目を逸らさずアピールしてレギュラポジションを掴め。そしてマリノス戦で、その才能を証明して見せろ。それが一番の恩返しだ