横濱戦術四天王(仮)~マリノスの戦術を読み解く〜

横浜が誇る戦術四天王による、横浜F・マリノスについてのつぶやきをまとめます。 ちなみに、あと2人がみつかりません。

【番外編:樋口監督「スタイルを進化させる」 by カモベイ】 about 2014新体制発表会の樋口さん囲み取材より

朝日新聞横浜総局(カモベイ)さんのツイートの転載になります。
 カモベイさん、今年もグッジョブ!

樋口監督1《補強への評価は?》各チームのレギュラークラスが加わった。力ある選手、特徴のある選手を補強できたことによって、間違いなくチーム力が上がる。チーム内の競争も激しくなり、チームも個々の選手もレベルアップができる良い補強だと思う。

樋口2《外国人の補強がなかった》外国人選手だけでなく、日本人を含め、タイミングがあれば、その枠を使うのかどうかという判断はある。《キャプテンは?》選手が集まってから発表する。

樋口3《今年もチームコンセプトは変わらない?》同じだが、さらにスタイルを進化させるために新しい選手が必要になる。その課題の一つが得点力で、攻撃のバリエーションがどれだけ増えるかというところだと思う。天皇杯を獲ったうれしさよりも、リーグを逃した悔しさが上回っている。優勝したい。
樋口4《スタイルの進化とは?》ビルドアップの精度。相手の守備によって上手くいくときといかないときがある。もう一つは、得点力を上げる意味でも、ラスト3分の1での崩し方の共有。そこがポイントになってくる。

樋口5《新加入選手によってどう変わる?》2トップ、中盤の形が変わることもある。ACLを戦う意味では協力FWを相手にするから3バックという選択もあるだろう。相手を分析して、使い分けていきたい。

樋口6《藤本について》小4年のときに教えていた。大学、清水、名古屋で経験を積み、成長した。攻撃面でのアイデアに期待している。パスだけでなく、ドリブルで相手を外すこともできる。左足のキックは俊輔に匹敵する良いものがある。ラスト3分の1のゾーンでどれだけプレーできるかがポイントだ。

樋口7《2人のFWについて》能力の高い、特徴をもった選手。頭から使うのか、途中から使うのかバリエーションが増えた。矢島は身体の強さ。相手を背負いながらボールを前に運べる。伊藤翔はスペースでのランニング。マークを外したところ、1.5列目から出て行く感覚は非常に良いものを持っている。

樋口8《4人でマルキの穴を埋められるか?》マルキにはマルキの良さがあって、チームとして機能させてきた。いないならいないで、藤田、仁、矢島、伊藤翔、それぞれの良さがチームの中で機能すればいい。「マルキの穴」があるとは思っていない。

樋口9《ACLなどはどうやって乗り切る?》過密日程は覚悟しているし、それを乗り切るための戦力の充実をした。選手を上手く回すことができるか。回すためにはコンセプトを早く新加入選手が理解しなければいけない。その中で自分の力を発揮しなければいけない。それがキャンプの課題。

樋口10=終《フィジカル面は?》選手はいつも良い準備をしてくれているんで安心している。4週間で公式戦はいつもより短いが、天皇杯終了で解散時に、良いコンディションで集まってくれと約束した。新加入の選手にも決まった段階で電話を入れて、良い状態でスタート切れるようにお願いした。