横濱戦術四天王(仮)~マリノスの戦術を読み解く〜

横浜が誇る戦術四天王による、横浜F・マリノスについてのつぶやきをまとめます。 ちなみに、あと2人がみつかりません。

【課題に対する前進積み上げは今日も皆無。選手たちを前向きなメンタルで試合に臨めさせられない事に対するマネジメントには疑問視せざる得ない。 by 蒼井真理】 about [2017-J1-12] 横浜 1 v 1 仙台

f:id:harukazepc:20170419105933p:plain蒼井真理

12節ホーム仙台戦。5勝1分5敗 11得点11失点、9位でリーグ約1/3を消化。抜群の中位力。だが上位も取りこぼし多く混戦模様。是が非でも3連勝! を目論む2戦目。仙台とは相性劇悪なホーム日産スタジアム、キックオフ1時間前着

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すっごく天気は良いけれど、発券16,161枚のバクスタはガラッガラなキックオフ1時間前。2万いかないかな

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アウェイ仙台ゴール裏。ようこそ日産スタジアムへゴール裏からピッチ遠くてごめんね

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ホーム仙台戦のスタメン

FW 伊藤翔
MF 学、前田直輝、マルティノス
MF 天野純、喜田
DF 金井、ミロシュ、中澤、松原健
GK 飯倉

SUB:杉本大地、勇蔵、山中亮輔、扇原、ダビ、仲川輝人、ウーゴ

トップ下はダビでなく前田直輝が4試合振り先発。他はベンチ含め甲府戦ママ

富樫敬真中町公祐は全体練習合流も今節はメンバ入りはせず。仙台戦で復帰見込みだった敬真も、木曜のトレーニングでは紅白戦でもタッチ際のフリーマン参加で慎重に進めてる模様。現状のチーム得点力を考えれば尚更か。遠藤渓太はUー20W杯が明日GL初戦

「中盤は様々なオプションを試し、より連動性と連続性を出せる組み合わせを探している。個の力でなく組織で違いを生み出さなければならない。1つしかないボールに対しどれだけ動き出せるか。交代出場する選手も含めて違いを出したい。大事なのは組織としてモビリティを出す事だ」エリク監督

「仙台が今季3バックに変えたのは驚きだった。昨季は前線にブラジル人を2人置いて推進力を出していたが、今季は広島のように低い位置にブロックを作り守備をしているように見える。ポゼッションしてゲームをコントロールするという点で、解決しなければならない問題は甲府戦と似ている」エリク監督

伊藤翔前田直輝のスタメン起用にはいろいろと失望やら批判の声もあると思いますが「交代出場する選手も含め違いを出したい」というエリクのコメント通り、ダビやウーゴについても先がいいか後がいいのかという事だろうと。2人とも90分プレイするゲーム体力ないし

ロースコア展開が予想され、マリノスはビルド&ポゼッションが拙く試合終盤のオープン展開には強みがある。ならば違いを出せる決定機に絡める選手は、75分までと最後の15分どちらで起用すべきか――と。ダビやウーゴが失格なのでなく、失礼ながら伊藤翔前田直輝には「露払い」的な意味もあるかと

無論それだけでなく伊藤翔前田直輝は、75分までの「均衡状態の中でゲームを作る」攻守における派手さはなくても地味な組織的貢献は、ウーゴやダビより秀でる可能性があると。相手の嫌がる事をして心身の疲弊を強いたり。伊藤翔あたりは特に、彼のインテンシティにソレをを期待されてるハズ

仙台スタメン。3ゴールで現在チーム得点王のFWクリスランはベンチスタート。仙台の渡邉晋監督も「終盤勝負」の思惑はあるのかもしれない

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「学はフィジカル的に少し落ちていた時期もあったが、良くなってきた。キャプテンになって今まで以上に周囲にも注意を配っている事がストレスにとながっているのかもしれないが、サッカー選手にはこういう時期もある。我慢強さが必要だ。ストレスフルな状態では普段通りの力を出せない」エリク監督

「学に必要なのは周囲のサポート。それを継続する中で、彼自身が自信を持つことが大事。学はチームにとって重要な選手であり、ゴール以外のところでもチームに貢献している。今の段階でベンチに置くような事は考えていない」エリク監督

学さんのイライラ、ストレスフルな現状は甲府戦後の表情でも2日前の練習風景でも伝わった。自分もチームも上手くいかない。何で出来ない、何で分からない。何でそんなつまんないミスを繰り返す。何で何で何で!

上手くいかない時に自分の内側でなく周囲に原因を求めるのはドツボにハマったりダークサイドに転落する入口、学もそんな事は分かっているけどキャプテンだから周囲にも要求していかなければというジレンマ。ストレスフル。自分ができてればいる時は良いけど、自分も出来てないから余裕がない

もし今日もチームを勝利に導く結果を出せず、試合後も暗い表情で更に自分を追い込んでしまうようならば、中澤や飯倉あたりに一度キャプテンマークを預けてもいいかもしれない。チームにおける絶対エースと包容力あるキャプテンは両立しなければならない役柄でなく、むしろとても難しい

俺の知る限りの日本人選手で、チームにおける絶対エースと、どんな逆境にも周囲を鼓舞し力強く牽引するキャプテンを高いレベルで同時に成立させたのは澤穂希しか思いあたらぬ

甲府戦はやろうとしている事が出始めたタイミングで点が入り、後半は怖がったプレイ内容になった。イージミスが多いのは戦術以前の問題。年間通して開幕時期みたく上手くいかないのは分かっていたが、勝点を積み上げないと上に行けない。個人的には相手のCBを疲れさせる事を意識している」齋藤学

ホーム仙台戦の注目ポイント

・エース齋藤学の心身コンディション
・勝利に導く確かな結果を出せるか
・そろそろ一杯いっぱい感も
・この壁を乗り越えられるか
・仙台が3バックなのは1つの鍵
・チームとしても練習で取り組んだ
・連動性モビリティを出せるか
・上積み手応えが欲しい

おやバンデーラ、太鼓も含めコアゾーンがメイン寄りに移動してる。ゴール裏も気分転換ですかね? 元バクスタ民としては、バクスタ寄りに位置取ってくれた方が手拍子とかズレにくくていいなと思いますが

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2017リーグ賞金+強化配分金

1位 18.5億
2位 8.2億
3位 4.1億
4位 1.8億

5位以下はゼロ。2シーズン連続で3位以上に絡むクラブと、5位以下には圧倒的な格差が

ぶっちゃけ終わって5位も12位も変わんない。浦和と鹿島が結構マジでACL戦ってるし、ここで3連勝して中位の上位から、上位を窺えばACL圏内や4位以上もノーチャンスではない。上が取りこぼし続けてくれないと無理だけどな。でも、その可能性が消えない位置に居続けることが大事なんだ

フィールドプレイヤのアップ開始と同時に、ホームゴール裏からは大声量の「戦えヨコハマ!」からの伊藤翔チャント

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仙台サポは日産スタジアムのゴール裏でも横ハネするんだねww

伊藤翔の150試合出場セレモニに「何? 何?」なミロシュ、飯倉に説明受けて「あー!」なミロシュ、萌え~

ホーム仙台戦のビッグフラッグ&ジャイアントジャージ

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目指せ3連勝への第2幕。劇的な良化はない「勝って反省」を続けていかねば道は開けない。とにかく勝とう、でも取り組みチャレンジも忘れちゃダメだよ

ホーム仙台戦、間もなくキックオフ!

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前半2分に被クロスから飯倉ポロリ、立て続けに2つの枠内決定機。フィールドプレイヤが身体を張りブロック

仙台はブロック守備は 5ー2ー3に近い形になるので、DFラインでつないで前の3枚を誘導しつつ、空いた中盤に繋げていきたい

前半10分までにシュート0:5、決定機0:3。仙台のビルド、WBを使ったサイドへの展開を全く制限できず後手。簡単にクロスまでやられてる。かなりダメな立ち上がり

距離感が悪い。ボールを持つと悪くなる。パスルートが無い。仙台にはキチッとしたパスルートがある

あまりに一方的な前半23分まで。何もできない

久し振りに中澤さんが警告覚悟のプレイだったが、お咎めなし

前半32分、CKのセカンドボールから松原健の斜めフィードにエリア内で学が走り込みヘッド。初のシュートで枠内決定機

まあエリク横浜は後半25分からだからな

前半だけで5本目の被CK

これは今季ワーストな前半

これだからサッカーは怖いわー

前半46分、なんでもない中盤のこぼれ球からマルティノスの浮き球パスに前田直輝が抜け出しカットインからGKとの1対1を流し込み先制!

サッカーって怖いわ

前半終了、横浜1ー0仙台。シュート3:8(枠内3:2、エリア内2:4)決定機2:4。CK&FK2:6。圧倒的な劣勢、試合に臨むメンタル的な準備とクオリティの差が如実に現れた45分。しかしATの一刺しでマリノスが先制し折り返す。中身は何もない今季最悪の内容だが、先制してしまった

先制した試合は今季も5勝1分。よし勝とう! とにかく勝とう! 勝って反省しよう! 前半の内容について今は何も言うまい。学さんもボールが足につかずタッチミスばかりでアレだけど、先制できちゃったから後半はカウンタ抜け出しねらって行こう!

…逆に学さんが鬱になりそうな内容と展開

GK杉本大地がウォーミングアップ中の負傷により、SUBのGKは鈴木彩貴に交代してますと。珍しい事案

山ちゃんを観に行った味スタの思い出

シチュエーション練習はいっぱいして試合に臨むんだけど、そのシチュエーションにどう持って行っていいか分からない。そのシチュエーションが自然発生しない限り、何をしていいか分からない――

木曜の練習見学から今日の前半を観ての雑感

さあこの棚からこぼれ落ちてきた1点をただ必死に守るのか、チャレンジするのか。さあ後半どっちだ

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ちょっと勢い元気を感じさせる入りができた

ボールが足につかないから、守備で頑張る学さん。その姿勢は大事。あとウラ抜けとかもね

やだまた天野純がオラついてるw

後半8分、後半も最初のシュートと決定機は仙台、石原直樹

自陣からのビルド&ポゼッションについては後半も何の前進もなし

このCK獲得も天野純のボールカットから

ビミョーな判定2つ目。それもサッカー

こっから先は帳尻あわせな局面をつくらない事

学さんは無理せず下がった方がよいのでは

ピッチに戻る学さん

こういうマルティノスの地味な守備貢献はなんで評価されないんだろうな

後半27分、前田直輝扇原貴宏

後半28分、齋藤学山中亮輔

キャプテンマークは中澤さんでなく、喜田拓也の左腕に

後半32分、8本目の被害CKでついに失点。1ー1同点に。直前の飯倉ビッグセーブも報われず

金井が被CKで大岩一貴を捕まえられてない

狙ってましたね金井さん

脆いなあ天野純。そこでファウルもらえてもダメなんだ

簡単にクロスを上げられ過ぎて泣けてくる

試合終了、横浜1ー1仙台。トータル決定機3:7。敗戦妥当な内容とスタッツ、拾った勝点1だが幸運な先制点を生かせず。課題に対する前進積み上げは今日も皆無。今はちょっと希望が見えない闇の中

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2017ホーム仙台戦は、喜田拓也が初めてトップ公式戦でキャプテンマークを腕に巻いた試合。その他の記憶はメシ食ってデリートしよう

試合後のスタンド挨拶もなかったしコメントも無しかなと思ったけど、少し遅れて学さんの前向きなコメントがオフィシャルに。学だけでなく皆が足下を見つめて現状ダメな部分からも目を逸らさず、それでも前に進もうとしてるなら、まあじっくり見守りますよ。水曜また鳥栖に飛びます

土曜日の14:00キックオフ快晴で 16,758人かあ。厳しいなあ。まあこんな体たらくヒドい試合をあんま多くのお客さん一見さんに見られなかったのは良かったと自嘲すべきなのか

トゥーロン国際のUー19代表に招集された吉尾海夏の合流は木曜からなんだけど、水曜のル杯鳥栖戦には出場するのかな? 今は海夏に癒されたい…。ああタイミング的に敬真の試運転あるかな?

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【今日の勝点3は、ミロシュと中澤の両CB、キャッチ率高いセービングのGK飯倉大樹、アラート意識高くフィルタとして機能し続けた喜田拓也の4名の貢献大。とてもマリノスらしい勝利。この勝ち方ができるのは強み。でも、変わっていかなきゃ by 蒼井真理】 about [2017-J1-11] 横浜 1 v 0 甲府

f:id:harukazepc:20170419105933p:plain蒼井真理

リーグ11節ホーム甲府戦。11位マリノス、12位甲府は共に勝点13。6位から15位まで勝点3差のブ厚い中位グループの中で浮かぶか、沈むか。三ツ沢にキックオフ1時間15分前着

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キックオフ1時間10分前のホーム自由席。バクスタのアウェイ寄りもかなりの埋まり具合。ホームらしい良い雰囲気を作れそう

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ホーム甲府戦のスタメン

FW 伊藤翔 MF 学、ダビ、マルティノス MF 天野純、喜田 DF 金井、ミロシュ、中澤、松原健 GK 飯倉

SUB:杉本大地、勇蔵、山中亮輔、扇原、前田直輝仲川輝人、ウーゴ

喜田が負傷から先発復帰。選択肢に乏しい前線には仲川テルがベンチ入り

遠藤渓太はUー20代表で今節から不在。負傷離脱は中町、全体練習合流の富樫敬真は次週のホーム仙台戦で復帰予定

10節終えて4勝1分5敗。先制した5試合は4勝1分、先制された5試合は全敗&無得点。実に分かりやすいエリク横浜。課題は明白。「先制されない事」? ノン。オープン展開でなくともチャンス構築し、先制する確率と自力を高める事だ。取り組む方向性は間違ってない。ブレずに続ける事が肝要

甲府12位、仙台13位、清水14位。シーズン前の私的順位予想は17・15・13位。マリノスはここからのリーグ3戦、夢を見続けるには3連勝が必要。勝点3以下なら、来季に向けた足場作りに軸足を置き腰を据えてチームの底上げに取り組むべきだろう。内容も結果も問われる、大事な3試合

「3試合連続で無得点の攻撃面が一番の問題。まずはチャンスを作り、チャンスには決めねばならない。チャンスを作るためにはなるべく良い状態で相手陣内に入る必要がある。よりスピーディに、シンプルに、コレクティブにプレイする必要がある」エリク監督

「負けが続くと選手たちには『自分が何かしなければ』という思いが強くなり、個人プレイに走る傾向がある」エリク監督

「(鳥栖戦の齋藤の中に入る動きは)私が要求した訳ではないが、WHが中に入った際はSBが幅を取ればいい。学はブロックの内側でドリブルやワンツーを仕掛けられる。チームにより効果的なプレイやオプションを増やせるし、学のプレイ効果性を上げることもできる」エリク監督

「ここ2、3年のマリノスはサイドの選手の調子次第だったが、それだけでは上に行けないので最近は中央でのコンビネーションにこだわっている。アタッキングサードに入るまでは全員の力が必要。特に自分は真ん中にいるので、チームを仕切っていきたい」天野純

「今週の練習でフォーカスしたのはシンプルにプレイする事。クロスの場面でもシンプルにやりたい。そのためにもゴール前の枚数を増やすことが大事。翔くん1人だと難しいが、2枚、3枚と入れば特別の可能性も高くなる」松原健

ホーム甲府戦の注目ポイント

・リーグ3連敗無得点からの反発力 ・勇気と主体性ある入りができるか ・ビルド&ポゼッションのチャレンジ ・1つひとつのパスに ・意図や意思を込められるか ・思考・試行とテンポ・リズム ・守備における狩場の設定 ・甲府の守備開始ライン

エリク横浜、目下最大課題のビルド&ポゼッション。両翼頼みにならない攻撃の幅と厚み。直近の3連敗では進捗ゼロ。今週の練習テーマは「シンプルに球離れ早く、テンポ良く」それが機械的や逃げのパスでは意味がない。思考・試行とテンポ・リズムを共存させるために必要なのは、事前の予測と判断速度

ボールを受けてから迷い考えるから寄せられる、パスコースを消される。大事なのは常にアラートオンにした状態で、周囲の情報を収集把握、判断し展開予測しパスを受けるためのポジションとボディアングル。受けたら次はどうするか、複数の選択肢を持つ。アタマを休ませない

「見て考え判断し選択し実行し」の繰り返しを、より速いスピードで。「迷い悩まずテンポ良く」と「思考試行し意図あるパスを」の並列化は二律背反でない。ゲームプランも一定のオートマティズムも大事だが、ピッチ局面で判断と選択を行うのは選手だ。速く走るより、考えろ。もっと速くもっと正確に

今の選手たちに求められるのは、より瞬間的な主体性ある思考判断とチャレンジする姿勢。トライすればつまらないミスやバタバタする展開もあるだろう。だがそれを恐れてはダメだ。思考試行の先に進歩がある。ピッチが近い三ツ沢だからこそ、勇気あるトライには溜め息でなく拍手と声援を

「もっと速くテンポ良く」「もっと前に内側に勇気あるトライを」三ツ沢のスタンドに後押しして欲しい。ミスは絶対にある。今は拙い。でもやらないとマリノスは前に進めない。迷いビビり逃げるプレイには罵声でも構わないだろう。でも前向きなトライのミスには、溜め息つかないで。背中を押し支えて

「選手1人が数メートル立ち位置を変えて変わる事もある。監督が言ってる事は基本的に大きく変わらない。でもプレイする選手が状況に応じて少し変化を加えれば、膠着した状況を打開できる」伊藤翔

――相変わらず伊藤翔さんはコメント神やで…。そうなんだよエリクはスゲー普通で真っ当な大枠を与えてるだけで、選手をチーム戦術やゲームプランでガチガチに縛ってる訳じゃない。1人ひとりが主体性を持ち考え判断する事が大事。それがサッカー的な思考

甲府スタメン。ウイルソンが負傷から復帰し先発。水曜のル杯神戸戦からはCB新里のみが連続スタメン。小椋祥平は中盤の右サイド寄りで開幕からリーグ戦11試合連続スタメン

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「学をもっと気持ちよくプレーさせる」チームの苦境を打破したい金井の想い。 http://www.jsgoal.jp/stadium/160/ #金井貢史 @prompt_fmarinos #fmarinos #齋藤学

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「学はメンタルだね、気負い過ぎる部分があるから。『自分がやらなきゃ』と思ったら(ドリブルなどプレイ中)下しか見えなくなってしまう。そこは試合中によく話している。例えば開幕の浦和戦の時は、アイツがシュートを外していたから『勝負を決めるのはお前だから』と言っていた」金井貢史

「特に負けている時は、(学が)1人でやろうとするとは思わないけど、球離れがワンテンポ遅れる場面がある。そういう時は『もっとシンプルでいいんじゃないか』と助言というか、ちょっと気を紛らわせるじゃないけど、ハッとさせるようにしたいなと思っている」金井貢史

「やっぱり10番として、キャプテンとして背負っているものは、俺らが分かるものじゃないから。その負担を少しでも軽減できるように、全員がキャプテンだと思って、チームを引っ張っていかなければいけない」金井貢史

――金井貢史、大人になったなあ。

ホーム三ツ沢 甲府戦のトリコロールタイムズ。表紙と選手コラムは大人になった金井貢史27歳

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「相手が学を警戒して外に開いていたらピッチの内側にポジションを取る。それで学をマークする選手が僕に対応しなければならない状況を作り、学のマークを軽減する。場合によってはドリブルで仕掛けようとする学の前を横切って走り、相手を少しでも惑わす。そういう動きにも注目して欲しい」金井貢史

マリノス君、お誕生日おめでとう!

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――今週のトレーニングでは右SBに金井貢史、左SB山中亮輔もテストされるも、スタメンは変わらず右には松原健。個人的には、ビルド&ポゼッションをゼロベースから構築しようとしてる現在、DFラインとボランチはあんま試合毎にイジらない方が賢明だと思います。ルート作りには時間が掛かる

松原健は未だにシュートに繋がるクロスがゼロなのは寂しいが、自陣からの縦パスやインナラップは面白い、他のDF陣に無い武器。まず1トップの選手を見て、空いてたら躊躇せず縦パスを付けられるのも松原の特徴。少しずつ攻守にフィットしてると思いますよ

マリノスの守備は、エリクの志向は完全にゾーン寄りだけど、DFラインをまとめる中澤さんはそれよりも経験に裏打ちされたマンツー寄り。「責任持って1人1殺」はマリノスDFの伝統でもある。だから新加入選手がフィットするのは、少し難しい。監督とDFリーダの方向性がビミョーに異なる部分もある

でもそれは中澤さんがゾーンに合わないとか監督の求める仕事をしてないとか、そういう話ではない。ゾーンがマンツーより優れてるとかいう事もない。方向性、スタイルの問題。中澤とマリノスDFには「こうやって守るのが最も失点を回避できる」という積み上げたメソッドがあり、エリクも尊重してる

フィールドプレイヤがピッチに入場し、アップ開始

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松原健の膝のテーピングはなくなりました。中澤さんは変わらず両膝テーピング。復帰の喜田拓也も右膝はテーピングで固めてます

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アウェイヴァンフォーレ甲府ゴール裏。3.5ブロックくらいだけど、凄く声出てます。ようこそ三ツ沢へ

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おお動く小椋祥平を見るのは久し振りだ! でも試合になったら、きっと小椋のことは相手選手の1人としてしか認識できないよ

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マリノスゴール裏。アップ時からテンション↑↑ 声量、音圧高め。これぞ三ツ沢

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選手たちもアップ時から、心なしか笑顔は少なめ厳しい表情。今日こそはスタートから緩い入りはナシで、且つビビらず前向きなチャレンジを! トライしてのミスは全然OK。ミスは次のプレイで取り返せばいい

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しかし学さんの表情は、いささか悲壮感が漂い過ぎな気も。背負ってるなあ…。早くチームを勝利に導くゴールが生まれて欲しい。それで随時ラクになると思うんだ

ホーム三ツ沢 甲府戦のビッグフラッグ

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アウェイヴァンフォーレ甲府ゴール裏のコレオ

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どうしても勝たなきゃいけない試合がシーズンには幾つかあるとすれば、今日がその試合。勇気を持ってトライして、今の自分たちを超えて、その先にある勝利を掴もう

ホーム三ツ沢 甲府戦、間もなくキックオフ!

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甲府は思ったより攻めに枚数を掛けてくるな。カウンタも狙えそう

ボールに寄せる早さと強さ、インテンシティはまずまず悪くない入りができた

少しメンタル的に掛かり過ぎかな…

ダビの守備負担が少し大き過ぎる。これは70分が限界かな

意図的な伊藤翔への縦ポン。これは良い

ミスった後の切り替えが早いのは良

うーん学は今日も剥がしきれないか…?

マリノスの初シュートは前半20分、エリア外からマルティノス

前半21分、CKのセカンドから右サイド、マルティノスのクロスに伊藤翔ヘッドはオフサイド

好位置でのFK。天野純

どっかんミロシュでした。壁に当たりCK

CB2人とGK飯倉の安定感で、助かってる感

遅攻で引いて受けてスイッチ入れるのはダビの仕事。…ダビだけでいいの?

学に余裕がない。ゴール欲しいな

安い駆け引きに乗らない乗らない

若いなあ

学はダメなりに、突っ掛ける守備でチャンスの芽を作ろうとしてる。そのトライは悪くない

前半終了、横浜1ー0甲府。シュート6:3(枠内3:3、エリア内2:1)決定機1:0。CK&FK6:1。悪くない入りも甲府のブロックは堅牢、流れの中からシュート2本、エリア内ゼロ。重苦しい展開となるが46分にダビのFKからミロシュ、こぼれ球を金井が押し込み先制して折り返す

甲府の 5ー3ー2ブロックはル杯Bチームのソレとは全く質が違う。ズル引きでなく限定が巧み。今のマリノスの拙いビルド&ポゼッションでは揺さぶる事もできず。様々なトライ、工夫は見えるが実効性はまだまだ。遅攻で、引いて受けるダビに依存し過ぎなのは不満。ダビだけにそれをやらせるか

前半ATにセットプレイから先制できたのは僥倖。後半はリスクマネジメントしつつ、前に出ざるを得ない甲府のウラを取っていきたい。この展開なら今日はとりあえず、勝点3が最優先

さあ後半。最後まで球際にも厳しく。サボらないこと

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なんでリードできてんのに呆気なくカウンタを浴びる

落ち着いてるけどちょっと危ないミロシュの対応。ドゥドゥのシミュレーションか

ミロシュが抜群過ぎる。金井は今のパスミスは絶対にダメ、許さない

なんだかマリノスらしい試合になってるなあ。GKとCB2人、その前のフィルタ喜田パイセン。堅守&セットプレイ

危うく恩返し弾ww 勘弁してくれ

緩い。緩くなってる。なんだかな

後半22分、ダビ⇒扇原貴宏

予定通りの交代。天野純がトップ下に

ミロシュがキツそうだけど頑張って

ダメか

後半26分、ミロシュ⇒栗原勇蔵

頼むぞ勇蔵さん!

そのまま勇蔵が左CBか。大丈夫かな

後半は28分を経過してシュート0:5。うーん

クロスだったと思うけど、後半初シュート

ラスト15分。ここからはリスクマネジメント最優先

今日はとにかく勝点3。何が何でも勝点3。リスクマネジメントしっかり

喜田パイセン、スゲーなルーズボールへの反応アラート!

マルティノスよく守備頑張った! そして喜田が寄せ奪う

あと5分。とにかく勝点3。リスクマネジメント。勝たなければ、ほぼ何の価値もない試合

前田直輝がスタンバイ

後半42分、マルティノス⇒前田直輝

後半43分、伊藤翔のタメキープからこぼれ球ダイレで金井がフリーの天野純へ。エリア内GKと1対1の決定機、右足シュートは左に外れる

何気に2アシスト損した金井貢史w

扇原が地味な大仕事

後半AT、甲府に最後のFK

ふいー勝ったああああ

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試合終了のホイッスルと同時に反省会を始める学さんと中澤さん

ヒーロインタビュは2得点目、2度目の決勝ゴール金井貢史さん

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ウーゴ「よっしゃワシ出てないけど勝ったから円陣やるで! 円陣や!」

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試合終了、横浜1ー0甲府トータル決定機3:2。流れの中から枠内シュートはマルのクロス紛い1本のみ。工夫は見えるがビルド&ポゼッションの進捗は今日もほぼゼロ。それでも前に進まなければ。そのため必要な勝点3。勝って反省するのが一番!

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スタンド挨拶でも全く表情の晴れない学さん。まあチームも学自身もこの内容では当然か。マンオブザマッチ2ついただいて朗らかな金井貢史さん

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私的マンオブザマッチはCBミロシュ・デゲネク。後半26分に負傷交代も、前半から安定した対人守備とクロス対応で、やや気持ち的に前掛かり過ぎバタバタするチームを飯倉や中澤と共に支えた。展開予測とポジショニング、落ち着きが素晴らしかった。FKからの決勝ゴールもミロシュのヘッドから

今日の勝点3は、ミロシュと中澤の両CB、キャッチ率高いセービングのGK飯倉大樹、アラート意識高くフィルタとして機能し続けた喜田拓也の4名の貢献大。セットプレイからの虎の子1点を守り通した。とてもマリノスらしい勝利。この勝ち方ができるのは強み。でも、変わっていかなきゃ

11節 2試合を残して、マリノスの9位が確定。リーグ戦の約1/3を消化して5勝1分5敗、11得点11失点。安定の中位力! 首位浦和と勝点差6、降格圏16位の広島とは勝点差10。降格圏より首位に近く、これで降格云々言う輩はネガ厨か誰かを貶めたいだけ。しかしこの貧相な得点力では……

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【横濱戦術四天王(仮)】リニューアルのお知らせ。

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blog.yokohama-tactics.com

横濱戦術四天王(仮)は、この度リニューアルをいたしました。

http://blog.yokohama-tactics.com/

横濱戦術四天王(仮)特徴といったら、なんといっても濃い内容・長い文章の掲載。

それを読む読者にとって、集中・没頭できるようになるべくシンプルかつ読みやすいデザインを目指しました。(ほんとにそうなったかはどうでしょうね苦笑)

また、ブログのシステムが変わったことで、投稿・編集作業が楽になりましたので、掲載ペースも上がるかと思われます。当社比で。

それでは今後とも、横濱戦術四天王(仮)をどうぞよろしくお願いいたします。

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【ただ繋ぐだけじゃない、運ぶだけじゃない。引っ張り出せ、動かせ、そのための努力とリスクテイク、勇気こそが必要。 by いた】 about 2017リーグ前半、相手プレッシングに対しての打開について

itaruru_gudetama2.pngいた


寝る前のちょっとだけアウトプット。
プレッシングに対しての攻撃構築の話。

柏戦でもろにハマって、ガンバ戦でも苦しんだ。今に始まったことではないけれど、ボールを持たされた状況でプレスを掛けられると途端にトーンダウンしてしまう。未だに解決の糸口を見いだせない。

ただ、ガンバ戦、相手がかなりアグレッシブに来ていたのは事実だけど、外せる「シチュエーション」はあったと思うの。
というのも、相手のアプローチのルールが「行ってこい」だから、「行き過ぎ」てしまうことも多々あった。

基本、センターバックに対して2トップ、サイドバックに対してサイドハーフ、といった形で対面の相手を捕まえるというのがセオリー。
ただ、横浜は喜田くんを落として中央3枚、ガンバの2トップが追いきれないことがあり、サイドハーフセンターバックに対してアプローチに来るシーンが結構あった。

これは相手のプレスが「ずれている」証拠。
もちろん、ボールホルダーにはアプローチが来るからフリーではないのだけど、その分外は空く、それがズレるシチュエーション。
そこで「行き過ぎ」のミスを付ければずれを生むことが出来たと思うの。

サイドハーフセンターバックにアプローチを掛ける。そこで外に展開出来れば、サイドバックがフリーで運べる。運んだサイドバックに対してプレッシャーを掛けるとすると、ボランチか、サイドバックになる。となると、そこでまたズレが出る。今度はより高い位置で。

実際、この試合ではサイドハーフがプレスに来たタイミングで空いた外に展開することは出来ず、戻してそのズレを活かすことが出来なかったのだけど、小さな綻びはあった、そしてその綻びは大きな穴を空ける可能性があったということ。

今回は相手が自分たちで穴を空けた形にはなるけれど、本来ビルドアップというのはこういうこと。引っ張り出し、相手が空けたスペースを使う、繰り返すことでチャンスに繋がっていく。
相手を動かし、生まれるスペースを使うという意図があるか。これが本当の目的、運ぶことは付帯要素に過ぎない。

敵陣にボールを運ぶことだけでは崩れない。運びながら、相手を動かし、ズレを生む、スペースを作る。それが本来の攻撃構築。
今は繋ぐだけで精一杯なのかもしれないけれど、それだけでは足りないし、それだけでは何も変わらない。

意図を持てるか、目的を持てるか。ただ繋ぐだけじゃない、運ぶだけじゃない。常々書いてるけれど、前が空いたら運ぶ、コースを作る、ターンする。一人一人が少しずつでも努力を重ねていく。
引っ張り出せ、動かせ、そのための努力とリスクテイク、勇気こそが必要。

ぶっちゃけできないならやらなくたっていい、他のやり方だってあるのだから。
ただ、やろうとしてるのなら、やらないと、ということ。足踏みしてると、置いていかれちゃう。一朝一夕にはいかないのは理解しているけど。


【今年もまた公式戦という栄養を得て大きく花開く可能性を示す若者が出てきそうな気配がある。 by いた】 about [2017-ルヴァン杯-第3節・第4節] での、賢星・海夏・渓太ら若い選手の台頭について

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リーグ戦、2試合連続の苦き零封負け。

対極的に、カップ戦では2連勝で3位に浮上。

就任当初からエリク・モンバエルツのカップ戦の考え方は変わらない。

リーグ戦で出場機会に恵まれない選手、若い選手に出場機会を与え、公式戦でのシビアな経験を経て成長を促す。

その成果は着実に。

喜田拓也天野純といったレギュラーの座を掴んだ選手も出てきている中で、今年もまた公式戦という栄養を得て大きく花開く可能性を示す若者が出てきそうな気配がある。

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涙のFマリノス初ゴール。

ついに中島賢星が横浜で結果を出した。

怪我やプロの厚い壁に苦しめられた2年間を経て、ようやく掴んだ結果。感極まる姿にこちらも目頭が熱くなった。

ただ、結果以上に素晴らしかったのはプレーの内容。

寄せ切る球際の意識、積極的に参加するプレスバック、前線のギャップに走りこむダイナミズムアクション、トップへのサポートやカウンターに参加するための長距離スプリント…、その全てが能動的。

90分間、常に頭と体を動かし、継続的に、そして能動的にプレーに関与することが出来るようになったこと。隔世の感とも言うべき変貌。

凄く当たり前のことのように思えるが、これまでは全く出来ていなかった。ボールを預けられないと仕事が出来ない、自分で仕事を見つけられない。

言葉にするなら、「王様シンドローム」。

致し方ない部分もある。

育成年代で突き抜けた能力を持つ選手には自然とボールが集まる、預けてもらえる。何もしなくともボールは集まり、仕事をする環境が与えられる。

中島賢星もまた典型的な「王様」だった。

ワンステップで強く、正確なキックが出来ること。点が取れるポイント、チャンスに絡めるポイントに入れる嗅覚を持っていること。鍛え上げた身体の強さもストロングポイント。優秀だからこそ「王様」として祭り上げられた。

ただ、ボールを預けてもらう、与えてもらうことが常になると、自分で仕事を探すことが学べない。ボールを引き出す、スペースを見つける、ボールを奪い返す、ボールがないところでの仕事を能動的に行う癖がない。

環境が変われば、「王様」としては扱われない。プロになり、仕事量の少ない彼がプレータイムを得れないのも必然だった。

しかし、彼は変わった。ゴールを奪った新潟戦に続き、甲府戦でも継続して能動的なプレーを見せてくれた。その変貌は一時のものじゃない。

「王様シンドローム」から脱却し、「はたらく王様」へ、中島賢星のキャリアはここから。

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吉尾海夏がいい。

良く動く、良くボールを引き出す、切り替えが早い、守備意識も高く、強くはなくともコンタクトも厭わない。沢山汗を掛ける。賞賛の言葉が踊り、評価はうなぎのぼりだ。

自分もまた彼の仕事に対して、賞賛したい。賞賛したいのは判断の質の部分。

パスの角度×相手のアプローチ=自分の身体の向き・位置

といった形でボールを受ける状況を把握し、自分がいかにボールを受けるのかを正確に判断できる。小さい体でも良いポジションに良い角度で相手よりも早く入れば優位にボールを扱える。一回りも二回りの大きな選手を吉尾海夏が手玉に取っていた理由はここにある。

ボールを引き出すスペースの察知に関しても同様、動き直しを常に行い、顔を出す頻度が非常に多い。さぼらない。これはチームにとってありがたいこと。

甲府戦、幻のゴールとなってはしまったが、それも吉尾海夏があのゴール前のポジションに入り込んだからこそ。彼の動きに対しての正当な報酬として、ゴールにしてあげたい気持ちでいっぱい。

サイズの不利はあるし、オン・ボールの質は今後も高めていく必要はあるにせよ、彼の動きと判断には価値がある。チームを助ける存在としてクローズアップされる時が来るかもしれない。

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ついに、ついに、こじ開けた。

遠藤渓太がトップチームで初ゴールを記録。

昨シーズンはリーグ・カップ戦合わせて30試合に出場。持ち得るスピードで飛び出したりとチームに勢いをもたらし、得点機にも絡んだが、少なくはなかったチャンスを生かし切れず。

チーム事情で右サイドバックでの出場となった新潟戦。前半には鈴木武蔵の突破を御しきれず失点に絡むなど、サイドバックとして反省点は残ったものの、右サイドでの作りの中でするするとポジションを上げ、伊藤翔のポストを受けて最終ラインを打開し、相手の股を抜くファーサイドへのフィニッシュ。

「小さい頃からマリノスでゴールを決めることが夢だった。ここまで長かった。(ゴールが決まった瞬間は)正直いうと『あっ、入ったな』という感じでした。これで満足せず、リーグ戦でもゴールを決めたい」

試合に出ながら結果が残せない葛藤、U-20ワールドカップのメンバー発表が控える中で本来のポジションで出場できない焦り、ライバルたちが結果を残す報に心穏やかではいられない精神状態、かなり難しい時期ではあったはず。

ここでようやく結果が出て、そして念願のU-20ワールドカップのメンバー選出。緊張から解放されたことで更にパフォーマンスが上がってくれれば。

ともあれ、改めてプロ初ゴール、渓太君おめでとう!

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他にも山田くんのトップデビューであったり(神戸戦)、扇原くんのパフォーマンスの向上といった要素もあったりと、着実に芽は出てきている。

機会を活かし、リーグ戦に絡み、更にはレギュラー争いに絡んでチームを活性化してくれれば。ましてや、リーグ戦では停滞しており起爆剤を求めている側面もある。良いパフォーマンスを続ければ、必ずチャンスは出てくるはず。

チーム一丸、こういうときこそ!